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今日は『テレビ雑誌コーナー』です。
さて……
アカサカ「さてと……」
アカサカ「という訳でな、今回は一泊で、対馬旅行に行くぞ」
アキバ「わ~い、やったやった~♪」
バジりん「対馬……長崎県で御座いますね」
ギリアム「行ってらっしゃいませ、旦那様」
アカサカ「すまんねギリアム。留守番は頼むよ」
~場面転換~
アカサカ「さて、今日は博多埠頭から船に乗って出発だ」
アカサカ「ベイサイドプレイス博多には、巨大な水槽もあるぞ」
バジりん・アキバ「わ~!」
アキバ「すっごく大きい水槽だね~! どろんどろ~ん」
アカサカ「ここに来るのはもう何十年ぶり、てレベルだけどな」
バジりん「そうなのですか……」
アカサカ「小学生の頃は、時々来てたんだけどね」
アカサカ「出発まで時間があるし、ちょっとその辺をブラついてみるか」
バジりん「マスター、あれは……?」
アカサカ「マリンメッセ福岡だな。昔はコミケとかも開催されてたこともあるぞ。オレの大学の卒業式もあそこだったな……」
アキバ「これ、アシカ……?」
アカサカ「そういえばこれも、昔からあったような……」
アカサカ「さ、そろそろ出発時間だ」
バジりん・アキバ「は~い!」
アカサカ「今日乗るのはこれ、『ヴィーナス』だ」
アカサカ「船内はこんな感じだぞ」
アキバ「何か、物凄く3密が回避出来なさそうなんだけど……」
バジりん「おや、向こうからも同じ船がやって来ますね」
アカサカ「昼食は船内で弁当だ」
アキバ「どろ~ん。シンプルなお弁当だねぇ」
アカサカ「てなわけで、厳原港に到着だ。ここからはバスだぞ」
~場面転換~
アカサカ「まずは『対馬藩主宗家墓所』、別名『万松院』だ」
アキバ「さっきの門、裏側から閉じられてるんだね」
アキバ「これは……」
バジりん「『諫鼓(かんこ)』……だそうです」
アキバ「どろ~ん?」
バジりん「『領主に対し諫言しようとする人民に打ち鳴らさせるために設けた鼓。“諫鼓苔むす”と“諫鼓鳥”は、ともに領主が善政を施すのを言う』そうです」
アカサカ「さて、まずは本堂をお参りするぞ」
アカサカ「ここには珍しい物も色々あるらしくてな……」
アカサカ「まずはこれ。かつて朝鮮の国王から送られた、中国製のオブジェに……」
アカサカ「なんと、ここには徳川歴代将軍の位牌が安置されてるそうだ。しかも本物だぞ」
アキバ「うっそ~!」
バジりん「マスター、しかし何故……?」
アカサカ「何でも、対馬は大陸との玄関口になってたから、相手国に対しての“葵の御紋”の意味合いがあったんだとさ」
アキバ「ああ、『控えおろ~!』ってやつね」
アカサカ「さて、次は……」
アカサカ「本堂の脇から……」
アカサカ「134段あるっていう石段を上るぞ」
アキバ「わ~、おっきな杉~!」
バジりん「見事ですねぇ……」
アカサカ「樹齢約千年はあるらしいな」
アカサカ「石段を登りきると……」
アキバ「登りきると……?」
アカサカ「さらに二本の杉の木の横を通って……」
アキバ「『万松院の大スギ』かぁ~」
バジりん「横には解説が書いてありますね。最初の一本は、先ほどの樹ですか」
バジりん「先ほどの一本もでしたが、こちらの二本も圧倒されますね」
アキバ「こんなに大きな木が三本も立ってるなんてすごいよね~」
アカサカ「自然の神秘、だね」
アキバ「ところでアカサカさん、デュアルゼノンのスーツ持ってきてたんだ……」
バジりん「マスター、この数多くの石塔は?」
アカサカ「これが対馬藩歴代藩主の墓所だよ」
アカサカ「さて、墓所見学も終わったし、下に降りるぞ」
アカサカ「ここの地図はこんな感じ。図では下の部分が、さっきの墓所だ」
~場面転換~
アカサカ「さて次は……ってうおおっ!? オサダだと!?Σ(°Д°)」
バジりん「これって、マスターが御幼少の頃にはあちこちにあったという……」
アカサカ「そう。今じゃもう、ここと熊本の多良木店しか残ってないらしい。あー、この中じゃ、まだあの曲が流れてんのかなぁ~……。『なんだ、かんだ♪ なんだ、かんだ♪ なんだ、かんだ、オ・サ・ダ♪』……」
バジりん「あの、マスター……」
アキバ「どろ~ん……。そっとしておいてあげよう……」
~場面転換~
アカサカ「気を取り直して、次はと……」
アキバ「『万関橋』……?」
アカサカ「ここは明治33年に、軍事上の理由から帝国海軍が開削して、その時にかけられた橋で、この橋は3代目なんだってさ」
~場面転換~
アキバ「そう言えば、ここって水が流れてない川が多いねぇ。あっちこっち土砂崩れの跡みたいなのもあるし……」
アカサカ「何でも、ここはジュラ紀の地層らしくて崩れやすいんだそうです。川の方も、そういった様々な要因で、数年前から枯れてしまったんだとか」
アキバ「へ~……」
~場面転換~
アカサカ「さて、次は『韓国展望所』だと」
アキバ「なんかアッチの国っぽい建物だね」
アカサカ「何でも、あっちの国と正式に国交回復する前に、向こうから取り寄せた材料で作られたそーですよ」
アカサカ「晴れた日には釜山が見えるそうです。画像じゃ分かりにくいですが、今日はうすぼんやりとは言え見えますねぇ」
アキバ「アカサカさん、あの二つの玉がついてるのは何?」
アカサカ「ああ、あれは海上自衛隊のレーダーサイトだそうですよ」
アキバ「韓国ね~。どんなとこなんだろうね」
バジりん「さあ」
アカサカ「…………オレ、行った事あるよ。25年位前に。妹の小学校入学祝いの家族旅行で」
アキバ・バジりん「えっ!?」
アカサカ「冷えて来たし、ホットのスープでも飲もうか」
アキバ「わ~い!」
~場面転換~
アカサカ「さて、三宇田浜を横目に……」
アカサカ「最後は殿崎公園だ」
アキバ「アカサカさん、この人達だ~れ?」
アカサカ「これは日本海海戦で惨敗した後、佐世保の海軍病院に収容されたロシアの少将ロジェストヴェンスキーを、東郷平八郎がお見舞いに来た時の場面ですね。この時、ロジェストヴェンスキーは礼を尽くした態度の東郷に対して『あなたに敗北した事が、私にとっては最大の慰めです』って言ったらしいですよ」
アカサカ「こっちにももう一つ」
バジりん「『おんかいぎきょう』……」
アカサカ「これは、例の日本海海戦で散ったロシア兵4,830名と日本兵117名を弔うための碑で、ロシア政府がお金を出してここに作ったんだそうだ」
~場面転換~
アカサカ「さて、今日はここのホテルに泊まるぞ」
アキバ「何かこぢんまりとしてるね……」
バジりん「何とも横に長いホテルなのですねぇ。窓からは先ほどバスを降りた場所が見下ろせますし」
アカサカ「今日、止まる部屋はここだ」
アキバ「フリーWi-Fiが使えて良かったね」
アカサカ「正直、ちょっと怖いですけどね……」
アカサカ「さてと。それじゃあ、今日の夕食だ」
アキバ「わ~お! すっごく豪華! どろんどろ~ん!」
バジりん「天ぷらにお刺身、南蛮漬けと……」
バジりん「小鉢にぶり大根ですか」
バジりん「マスター、この鍋は何と言う名前なのですか?」
アカサカ「対馬の郷土料理で『いり鍋』って言うんだって」
アカサカ「別会計でレモンサワーもあったから頼んだが……なんだこれ、炭酸抜けてるじゃねぇか……」
アキバ「あらら……」
~場面転換~
アカサカ「さてと、それじゃ、そろそろ休むとするか」
アキバ「は~い!」
バジりん「マスター、お休みなさいませ」
~2日目につづく~
一泊旅行おかえりなさいでしたb
大きな水槽ってワクワクしそうですね♪
写真のアカサカさん達からすると、
本当に一面海の壁って感じに見えるんでしょうねぇ(憧れ)
『万松院』、少し人はいますが中々落ち着きそうな場所ですね。
写真からも森が透き通っているようで、確かに自然の神秘を感じちゃいましたb
オサダとは初めて耳にした……って結構少ない感じのお店のようで^^;
橋に展望台に石碑にと、本当に色々な所を回ったって感じでしたね……!
結構移動していて驚きです!
夕食もとっても豪華で、
丁度私の方も鍋的なものを今日は食べましたが、やはり魅力的に見える感じでした(空腹)