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 本日ヤフオクで、『ターボファイルツイン』を落札しました。

 これは外付けのデータ保存用デバイスで、もし、今使ってるSFC互換機でもちゃんと使えたら、『SUPER DANTE』や『ツクール2』で別のRPGも作れるばかりか、二つあるうちの一つにゲームデーターをコピーして、ブロ友さんにプレイしてもらう……なんて事も可能になります(まぁ、「ブロ友さんがSFCが遊技できる」って前提条件はありますけども)。


 一応見た感じ、コントローラーは互換性がありそうなので、いけそうではありますが……。


 さて、『ブロクエ アナザー』、いよいよメインメンバーがそろった後の本格的なスタート地点まで進めました。


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 最初の島から、三人そろうと出現する塔に登って、その最上階から別の大陸の塔にワープする、という流れです。

 右にあるのは……。


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『旅のお宿』。

 スタートしてすぐ、敵と戦いつつ、傷を癒して安心レベルアップという親切設計です(自分で言うな)。


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 街中でのセーブは、カエルに話しかけてから、となります。


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 そして、戦闘画面。

 サンプルゲームのデータを参考に、少しずつ作っていってます。


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 こんな感じで。

 どうでしょう?


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 因みにサースィさんの初期装備はこんな感じです。

 今思いつきましたが、兜は『ウサミミバンド』なんかもいいかも知れませんね(笑)。


 なにかご希望が御座いましたら、遠慮なくおっしゃって下さいませ。m(_ _)m


 さてさて、本文ですが、(今までの前置きかい!)久々に小説版『ファイクエII』の続きといきたいと思います。

 いよいよ本格的に、最終決戦スタートになります。


 なお、前回はコチラ

 それでは、さっそくスタート!


 魔衝騎士達をあっさり退けた石川達は、校舎の中へと入っていく。
 本来であれば、そこはすぐ職員室と校長室なのだが、トゥエクラニフ化したことで、部屋はしっかりとダンジョンへと化していた。
 廊下なども、本来の倍以上はありそうな広さへと変質している。
 天井も高く、大型車両ですら走らせることが出来そうだ。
「やっぱり、こんなすぐにたどり着ける場所にはいないか……」
 校長室のドアを閉めながら、石川がため息をつく。
「となると……」
 上田がその先にある階段を見つめながら言った。
「一番遠い場所……屋上か!」
「よし!」
 一同は、意を決したように頷いた。
 と、その時だ。
「あ、ちょい待ち」
 クレイが一同に声をかける。
「なに、どうしたの?」
「こっから先は敵の本拠地や。嬢ちゃん達を守りながらは戦えんやろ。そこでや……」
 クレイは不敵な笑みを浮かべると、両手を広げて叫ぶ。
「クレイ、大変身!」
 叫ぶが早いか、クレイの身体が変形を始めたのだ。
 胴体は箱型になり、脚部は大小の四つの車輪へと変わっていく。
 背中には二本の大砲らしきものまで生えた。
 あっという間に、そこには粘土でできた戦車(チャリオット)が出現していたのだ。
 車体の前部には、クレイの目が残っている。
「さ、嬢ちゃん達、ワイに乗り!」
 サクラ達は感心しながら、クレイが変形した戦車へと乗り込んだ。
 粘土で出来ているにもかかわらず、その車体は少々の衝撃ではびくともしないほど頑強になっていた。
 一同は改めて、階段へ向かって走っていく。


 マージュII世は地下の魔法陣のある巨大ホールの一角のモニターを見ていた。
 そこには廊下を走る石川達の姿が映し出されている。
 五人と一台の戦車を見て、マージュII世は笑みを浮かべる。
「フフフ……廊下を走ってはいかんぞ、小僧ども。まぁ良い、早く来るがいい! 兄上を葬ったお前たちの力、せいぜい楽しませてもらおうか」
 モニターを見ていたマージュII世が、さりげなくパネルのボタンを押す。


 その頃、順調に進んでいた石川達だが――
「あれっ?」
 石川は、突然自分たちが走る速さが鈍くなったことに気が付いた。
 それどころか、後ずさりをしているわけでもないのに、周囲の光景が逆進している。
「くそう、どうなってるんだ!?」
 さらに走るスピードを上げるが、駄目であった。
 一同はジリジリと後退していく。
 床がベルトコンベアのように逆に移動していたのだ。
「くそ、くそっ!」
「きゃあっ、後ろ!」
 クレイの車体後部から後ろを覗いたオータムが叫んだ。
 彼女の目には、背後で高速回転している巨大な丸鋸が映っていた。
「どわっ! あんなのに巻き込まれたらお陀仏だ!」
 急いで上田とアーセンがファストの呪文を唱えてパーティのスピードを上げる。
「くぬやろっ!」
 一同は強化されたスピードで、全速力で走るが、やはり前には進まない。
 彼らは徐々に丸鋸に近づいていった。
 その時である。
「みなはん、ワイにつかまり!」
 クレイが叫び声をあげる。
 石川達もガダメ達も、訳も分からず、クレイにしがみついた。
「嬢ちゃんら、目の前にあるボタンを押すんや!」
「ええっと、これですか?」
 サクラが運転席(?)の真ん中にあるボタンを押した。
 と、クレイの背中についている大砲が火を噴いた。
 大砲から発射されたのは拳だ。そのうしろには粘土のワイヤーがついていて、クレイ本体とつながっていた。
 拳はそのまま通路の奥まで飛んで行って、壁の出っ張りをガッチリとつかんだ。
 ワイヤーのウインチで、ようやくクレイ・タンクは前に進み始めた。
「ふぃ~……」
 ピンチを何とか切り抜けて、石川達はホッと一息つく。


「ホッホッホッ、あんな程度で苦労しているようじゃ、先が思いやられるな」
 モニターを見て、マージュII世は余裕の笑みを浮かべていた。
「では、次はどうかな? ヤツめに行かせるとしよう」
 マージュII世の背後には、トゲトゲした甲冑に身を包んだ、一人の男が立っていた。



 一同は、迷路と化した石九小の通路を急いでいた。
 と、その時である。
「んっ?」
 突然、石川、上田、岡野の眼前に、黒い点が現れたのだ。
 点は見る間に巨大化すると、三人を飲み込む。
「うわっ!」
「イシカワ! ウエダ! オカノ!」
 突然の出来事に、三魔爪達もサクラ達も、呆然となるしかなかった。


「んっ……?」
 気が付くと、三人は不気味な森の中に立っていた。
 うっそうとした草が生い茂り、頭上も曲がりくねった木によって隠され、空が見えない。
「おどろおどろしい所だなぁ……」
 草をかき分けながら石川が呟く。
「な、なんか出そう……」
 岡野も青い顔をして言った。
「ふ、二人とも、変な事言わないでよ……。んぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
 突然、上田が悲鳴を上げる。
「な、何だよ? どうしたんだよ上ちゃん?」
 なんと、振り向いた石川の背後に、いつの間にか骸骨が出現していたのである。
「テッちゃん、後ろ! 後ろ!」
 骸骨に気が付いた岡野も慌てて石川の後ろの方を指さす。
「ん?」
 石川は背後を向くが、骸骨は一瞬のうちにさらに石川の背後に回っていた。
「なんだよ、何もいないじゃんか」
「テッちゃん後ろ!」
「え?」
「逆!」
「左! 上! 反対!」
「石川さん! こっち! あっち!」
 仲間達の声に上下左右を向く石川だったが、骸骨は巧みに姿を消して、石川の視界の外へと移動していく。
 その内に、とうとう石川はめまいを起こして倒れてしまった。
「あーもう! いい加減にしろよみんな! 嘘つきは泥棒の始まりなんだぞ! ねえ?」
 と、何気なく横にいた人物に同意を求める。
 が、カタカタと音を出しながら笑顔で頷いているのは、まさにその骸骨であった。
 ようやくその姿を認めて、石川の顔からサーッと血の気が引く。
 これまでさんざん骸骨型のモンスターを倒してるじゃないか、と思われるかもしれないが、そこはそれ、あらかじめ心の準備が出来ているのと出来ていないのでは、驚き方にも天地の差が生じでしまうのである。
「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
 三人(と一本)は割れんばかりの悲鳴を上げると、その場から全速力で逃げ出すのだった。




~つづく~

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