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 先月は意図した訳ではないのですが、一月全部、記事を投稿してしまいました(笑)

 さすがに今月は無理かと思いますが……ネタ切れしちゃうし(爆)。

 さておき、今回は『店舗日誌』です。
 例によって画像が多くなってしまったので、今回は前編となります。

 では、スタート!



くれは「…………」



ほむら「くれは」

くれは「?」



くれは「暁美さん……。いらしてたんですか」

ほむら「ごめんなさい。呼び鈴は鳴らしたのだけれど……」



くれは「すみません。少し、ボーっとしてたみたいです」

ほむら「そのグリーフシード……」

くれは「これは……私の友達です」

ほむら「…………」



くれは(私が彼女と知り合った時の事を、私は今でも鮮明に覚えています……)



?「はいっ!」

ポンッ!

くれは「!」



?「びっくりした?」

くれは「それはまあ……いきなり目の前でそんな事されたら。貴方……楓 藍(かえで・あい)さん、でしたよね」



藍「覚えててくれたんだ♪ えへへ、碧さんの表情が変わったの、初めて見ちゃった」

くれは「……私、そんなに無表情ですか?」

藍「うん。碧さんって、勉強もスポーツも出来るのに、何でいつもつまらなさそうな顔してるのかなって」



くれは「そう……ですね。確かに、言われてみるとそうかも知れません。何と言うか……大体の事は、一度やると出来てしまうので、やりがいを感じなくなってるのかも知れません」

藍「ふ~ん。何をやっても“つまんない”なんて……それじゃ、碧さんって、よっぽど“つまんない”人なんだね」

くれは「!」



藍「あ……ゴメン。私、思った事をそのまま言っちゃうってクセがあって、治さなきゃって思ってるんだけど、その……」

くれは「いえ、気にしないで下さい。逆にそこまではっきり言われると気持ちが良いです」



くれは(それから私は、彼女と友達になりました。私とは全く違ったタイプの方でしたし、何より『立派な手品師になりたい』という、『やりたい事』をしっかりと持っていた事に魅かれたのかも知れません……)



くれは(そんなある日……)

くれは「藍ちゃんは凄いなぁ。ちゃんと自分でやりたい事がはっきりしてて。それに比べて、私は……」



くれは「ん?」



くれは「なに、ここ……? 私、夢でも見てるの……?」



使い魔「ケッケッケッケ……」

使い魔「カッカッカッカ……」

くれは「!」



顔の魔女

魔女「グルルルル……」

くれは「なに、こいつ……!?」



魔女「ガァァァァッ……」

くれは(に、逃げないと……でも、脚が……)



魔女「ガァァァァァァァッ!」

くれは「!」

?「させないよ!」



パン! パン!

魔女「!」



?「大丈夫だった? 危ないから離れてて」

くれは「貴方……」



くれは「あ……藍ちゃん?」

藍「えへへ、いきなりバレちゃったね」



藍「学校では内緒にしててね♪」



藍「はっ!」

くれは「これって……」



キュゥべえ「彼女は魔法少女。魔女を狩る者たちさ」

くれは「貴方は……」

キュゥべえ「ボクはキュゥべえ。よろしく、くれは」



藍「はぁっ!」

ドン! ドォォン!



ドゴォォォォォォン!



ズズゥゥゥン……



藍「大丈夫だった? 怪我は無い?」



くれは「う、うん……」



くれは「!」

グオッ!

くれは「藍ちゃん、危ない!」

藍「きゃっ!」



ズシィィィン……



藍「ビックリした~……。最後の悪あがきだったみたいだね。有難う、くれはちゃん」

くれは「……藍ちゃんは、いつもこんな危ない事をしてるの?」

藍「うん。だってこれが、魔法少女の使命だから」

くれは「……今度からは、私も一緒に連れて行ってくれない?」

藍「また危ない目に遭うんだよ? どうして?」

くれは「藍ちゃんが友達だから。心配だからだよ」



ほむら「……それが貴方の、魔法少女との出会いだったのね」

くれは「ゲーテいわく、『あの人が私を愛してから、自分が自分にとって、どれほど価値のあるものになった事だろう』。私にとっては、まさに彼女がそれでした」



~つづく~

 ……という訳で、今回はくれはの過去を描いた話になります。

 何故くれはが魔法少女になったのか。過去に彼女に何があったのか。
 後編もお付き合い頂ければ幸いです。

 ちなみに今回、米倉千尋さんの『FRIENDS』をエンドレスで聞きながら書きました(笑)。

 といった所で、今日はこの辺で。
 ではでは。

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