こんにちは、アカサカです。
昨日は旅行記事を書きましたが、実は今月分のTFも届きましたので。
という訳で、簡易レビューなんぞやりたいと思います。
まずはERトレイルブレイカーとスタジオシリーズのスキップジャック。
スキップジャックはPOPやシージやERのように、海外版パッケージに日本語のシールを貼っただけになっています。当然、説明書も海外版仕様でした。
さて、もう一つはERスコルポノック。
……ええ、買っちゃいましたよ(苦笑)。
という訳で、開封。
トレイルブレイカーはホイストのリデコですが、アニメ版のスタイルぽくも見えるのが流石です。
スキップジャックの方は、近々リカラー元であるランページとの比較や、デバステーターへの合体もやろうと思っています。
トレイルブレイカーのビークルモード。
G1同様、4WDです。
でもってスコルポノック。
比較用にガルバトロン様を並べてみました。
ちなみに日本版の『ザ☆ヘッドマスターズ』ではメガザラックという名前でしたが、ウチではデザイン含めて『ザ・リバース』仕様なのでスコルポノック(スコーピオン)として扱おうと思ってます。
ライバルであるフォートレスマキシマスと。
身長はフォートレスマキシマスの方が少し高いですが、ボリュームはスコルポノックが勝っています。
さらにダイナザウラー。
……ええ、後悔なんてしていませんよ。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
さて、今回のER版スコルポノックは、G1版と違って、頭部が中型ロボットになるのですが、そのデザインは日本版『ザ☆ヘッドマスターズ』に登場した“ヘッドマスターの方の”スコルポノックのデザインになっています(ややこしい……)。
分かり易いように書いておきますと、
日本版(ザ☆ヘッドマスターズ)
HM=スコルポノック→ロボットモード=メガザラック
海外版(玩具、ザ・リバース、マーベルコミック版)
HM=ロード・ザラク→ロボットモード=スコルポノック(スコーピオン)
となっています。
セレブロスと。
本当ならLG版のフォートレスを並べるのが正解なのですが、私は持っていないので。
で、スコルポノックの頭部はさらにタイタンマスターのロード・ザラク(ザラク卿)に変形します。
ネビュロス星を支配する特権階級ハイブのリーダーで、アニメでは隻眼のキャラとして描かれていました。
一方、マーベルコミック版では次第に自分の意識が(図らずも)スコルポノックの意識を乗っ取ってしまい、戦いを恐れるようになりますが、最後は勇気を振り絞ってユニクロンに立ち向かい、コンボイに看取られて最期を遂げます。
確かこの時のやり取りが
ザラク「私は……私は、勇敢だったか?」
コンボイ「もちろんだ、友よ……」
だったような。昔のネッ友さんのサイトで和訳を見たのが数年前なので、うろ覚えですが……。
ガルバトロン様と。
前述の『ザ☆ヘッドマスターズ』では、ガルバトロンに協力しつつ、最後は彼を謀殺してデストロンのトップに上り詰めるのですが、海外版である『ザ・リバース』では、あくまで対等な同盟者で、最後はお互いに軽口を叩きながら宇宙の果てに消えていく、という形でラストシーンとなります。
私はこの時の二人のやり取りが、悪の凸凹コンビっぽくて好きです。(^_^)
さて、この中型ロボットのスコルポノック、「足を前方に折りたたみ、カバーで隠れていた背中の顔を露出させる」という、G1版ヘッドマスターに近い変形をします。
スーパーロボットモードのヘッド。
デザイン自体も「頭部全体を構成する」という作りも『ザ・リバース』準拠です。
ちなみに今回のER版は頭部全体を構成しているので、サソリ戦艦モードの機首も同時に構成しています。
という訳で、サソリ戦艦モード。
変形はフォートレスに比べて滅茶苦茶複雑でした……。(^ ^;)
さすがにシティモードにまで変形させる時間と余力はなく……。
次に実家に帰った時に、本編再現と共に変形させようと思います。
G1版はこちら。
私は未所持なのでムック本から。
当時は頭部全体ではなく、(ボディのサイズなどの関係で)他のヘッドマスターとは例外的に顔面を構成していました。
左下がG1版のスコルポノック(ロード・ザラク)です。トイでは他のヘッドマスターと同サイズでしたが、アニメでは通常のTFサイズで描かれていました。つまり、今回のER版スコルポノック(の中型ロボット)は、劇中に準拠したサイズという事になります。
こんなわけで、G1版メガザラックは、ライバルのフォートレスと比べるとかなりサイズ的に見劣りしていました(苦笑)。しかもこの写真、メガザラックとオーバーロードは下に台が置いてさらに上げ底してあるっていうね(画像では見切れてしまってますが)。
最後は『ザ☆ヘッドマスターズ』のデストロン側メンバーで。
クレイジートロン(左の三人)は、スコルポノックと共にマスター星を追放された手下で、彼が唯一信頼するメンバーという設定でした。
右の二人はツーインワン。アニメではメガザラック親衛隊という設定で登場しました。
そして、後ろはシックスショット。
当初はガルバトロンに忠義を尽くしていましたが、グランドガルバトロン計画が自分を含む忠義の士を犠牲にする計画であると知ってメガザラックに鞍替えするものの、その直言をはばからない性格が疎んじられ、結局はメガザラックからも謀殺されそうになり、最後は唯一友と呼んだ地球人のダニエル少年にのみ別れを告げて両軍から去って行きました。
と言ったところで、今日はこの辺で。
どうも。ではでは。
アカサカ「おはよ、バジ、アキバさん」
バジりん「お早う御座います、マスター」
アキバ「おっはよ~♪」
アカサカ「てなわけで、さっそく朝食に行くか」
アカサカ「朝食はバイキングだが……」
アカサカ「種類はこれと、あと漬物がいくつかだ」
~場面転換~
アカサカ「さて、今日の一発目は峰町歴史民俗資料館だ」
アカサカ「入り口には、ツシマテンとベンガルヤマネコの剥製が展示されてるぞ」
バジりん「な、なんか、すごい迫力ですね……」
アカサカ「残念ながら、中は撮影禁止だ」
アキバ「残念……」
バジりん「説明しておきますと、中には土器や青銅器などの展示の他、竪穴式住居や近代の民家の再現などが展示してありました」
~場面転換~
アカサカ「次は、和多都美神社だ。山幸彦と豊玉姫が祀られてるぞ」
アキバ「海の中に鳥居があるんだ~……」
バジりん「池の中にも、三本柱の鳥居があるのですね」
アカサカ「全国的にも珍しい『三柱鳥居』って言うらしい」
アカサカ「よし、それじゃさっそく行くぞ」
アカサカ「本殿をお参りしてと……」
アカサカ「この松、根っこがすごいんだって。ここから……」
アカサカ「これも、全部だ」
アキバ「へぇ~、おっきいんだねぇ~……」
バジりん「マスター、ここは?」
アカサカ「ああ、ここで海亀の甲羅を火で焼いて、ひび割れで吉凶を占ってたらしい。いわゆる『亀卜』ってやつだな」
アカサカ「さて、この奥には豊玉姫の墓があるらしいんだが……」
アカサカ「何でも、今の宮司が『神聖な場所だから』って立ち入り禁止にしちまったらしい」
アキバ「え~、なんで?」
アカサカ「ガイドさんもボヤいてましたよ。『神聖な場所だからこそ、間近で触れ合わなきゃいけないのに』って」
バジりん「果たしてこれから、ここに入れるようにはなるのでしょうか?」
アカサカ「さあねぇ。入れるようになったところで、もうここに来るかどうか……」
~場面転換~
アカサカ「さて、お次は烏帽子岳展望所だ。ここは360°、風景が見渡せるぞ」
アカサカ「こう……」
アカサカ「ぐるっと回って……」
アカサカ「本当に天気がいい時は、釜山が見える事『も』あるらしい」
アカサカ「ちなみにさっきの和多都美神社はあの辺りだ」
バジりん「こうして見ると、本当に高い場所にあるんですねぇ……」
アキバ「こうして360°見渡せるって事は、この海の向こうにはTくんが……」
アカサカ「まあ、ある意味間違っちゃいませんが……」
~場面転換~
アカサカ「さて、最後は昨日も来た(※)対馬観光物産協会だ」
※万松院を見終わった後、バスが遅れて、ここでしばらく寒さよけをしていたのです。
アカサカ「ここでは、大人のぬりえ体験が出来るぞ」
アカサカ「……普段コピックばっかりだから、色鉛筆使うのなんてどれくらいぶりだろ……」
アキバ「で~きたっ♪」
バジりん「ボクも……出来ました」
アカサカ「ここにはアナゴの水槽もある。対馬はアナゴの水揚げ量が世界一なんだってさ」
アキバ「そうなんだ~」
アカサカ「ここでは、ジビエの鹿肉なんかもお土産で売ってるぞ」
バジりん「そう言えば、マスターは以前、鹿肉や猪肉を召し上がったこともあったんですよね」
アキバ「ねえバジり~ん、向かいの建物にも行ってみようよ~」
バジりん「そうですね」
アキバ「ここも、デカデカとハングルが……」
バジりん「先ほどの観光協会はあちらですね」
~場面転換~
アカサカ「さ、いよいよ帰りの船に乗るぞ」
アカサカ「二人とも、忘れ物は大丈夫?」
アキバ「は~い♪」
バジりん「はい、大丈夫です」
アキバ「昨日は一番後ろの席で窓が無かったけど、今日はバッチリ外が見えるね」
アカサカ「さらば、対馬。また来るまでよ……ってか」
アカサカ「さて、今日も船の中でお昼だ」
アキバ「昨日よりも豪華なお弁当だね」
アカサカ「という訳で、無事到着っと」
~場面転換~
ギリアム「お帰りなさいませ、旦那様」
アカサカ「留守番ありがと、ギリアム。これお土産ね」
ギリアム「『本格焼酎 つしまやまねこ ちび』……有難う御座います。後ほど、ゆっくりと頂戴致します」
という訳で、二日間にわたる対馬旅行、いかがだったでしょうか?
ではでは。
~おしまい~
サイトを更新しました。
今日は『テレビ雑誌コーナー』です。
さて……
アカサカ「さてと……」
アカサカ「という訳でな、今回は一泊で、対馬旅行に行くぞ」
アキバ「わ~い、やったやった~♪」
バジりん「対馬……長崎県で御座いますね」
ギリアム「行ってらっしゃいませ、旦那様」
アカサカ「すまんねギリアム。留守番は頼むよ」
~場面転換~
アカサカ「さて、今日は博多埠頭から船に乗って出発だ」
アカサカ「ベイサイドプレイス博多には、巨大な水槽もあるぞ」
バジりん・アキバ「わ~!」
アキバ「すっごく大きい水槽だね~! どろんどろ~ん」
アカサカ「ここに来るのはもう何十年ぶり、てレベルだけどな」
バジりん「そうなのですか……」
アカサカ「小学生の頃は、時々来てたんだけどね」
アカサカ「出発まで時間があるし、ちょっとその辺をブラついてみるか」
バジりん「マスター、あれは……?」
アカサカ「マリンメッセ福岡だな。昔はコミケとかも開催されてたこともあるぞ。オレの大学の卒業式もあそこだったな……」
アキバ「これ、アシカ……?」
アカサカ「そういえばこれも、昔からあったような……」
アカサカ「さ、そろそろ出発時間だ」
バジりん・アキバ「は~い!」
アカサカ「今日乗るのはこれ、『ヴィーナス』だ」
アカサカ「船内はこんな感じだぞ」
アキバ「何か、物凄く3密が回避出来なさそうなんだけど……」
バジりん「おや、向こうからも同じ船がやって来ますね」
アカサカ「昼食は船内で弁当だ」
アキバ「どろ~ん。シンプルなお弁当だねぇ」
アカサカ「てなわけで、厳原港に到着だ。ここからはバスだぞ」
~場面転換~
アカサカ「まずは『対馬藩主宗家墓所』、別名『万松院』だ」
アキバ「さっきの門、裏側から閉じられてるんだね」
アキバ「これは……」
バジりん「『諫鼓(かんこ)』……だそうです」
アキバ「どろ~ん?」
バジりん「『領主に対し諫言しようとする人民に打ち鳴らさせるために設けた鼓。“諫鼓苔むす”と“諫鼓鳥”は、ともに領主が善政を施すのを言う』そうです」
アカサカ「さて、まずは本堂をお参りするぞ」
アカサカ「ここには珍しい物も色々あるらしくてな……」
アカサカ「まずはこれ。かつて朝鮮の国王から送られた、中国製のオブジェに……」
アカサカ「なんと、ここには徳川歴代将軍の位牌が安置されてるそうだ。しかも本物だぞ」
アキバ「うっそ~!」
バジりん「マスター、しかし何故……?」
アカサカ「何でも、対馬は大陸との玄関口になってたから、相手国に対しての“葵の御紋”の意味合いがあったんだとさ」
アキバ「ああ、『控えおろ~!』ってやつね」
アカサカ「さて、次は……」
アカサカ「本堂の脇から……」
アカサカ「134段あるっていう石段を上るぞ」
アキバ「わ~、おっきな杉~!」
バジりん「見事ですねぇ……」
アカサカ「樹齢約千年はあるらしいな」
アカサカ「石段を登りきると……」
アキバ「登りきると……?」
アカサカ「さらに二本の杉の木の横を通って……」
アキバ「『万松院の大スギ』かぁ~」
バジりん「横には解説が書いてありますね。最初の一本は、先ほどの樹ですか」
バジりん「先ほどの一本もでしたが、こちらの二本も圧倒されますね」
アキバ「こんなに大きな木が三本も立ってるなんてすごいよね~」
アカサカ「自然の神秘、だね」
アキバ「ところでアカサカさん、デュアルゼノンのスーツ持ってきてたんだ……」
バジりん「マスター、この数多くの石塔は?」
アカサカ「これが対馬藩歴代藩主の墓所だよ」
アカサカ「さて、墓所見学も終わったし、下に降りるぞ」
アカサカ「ここの地図はこんな感じ。図では下の部分が、さっきの墓所だ」
~場面転換~
アカサカ「さて次は……ってうおおっ!? オサダだと!?Σ(°Д°)」
バジりん「これって、マスターが御幼少の頃にはあちこちにあったという……」
アカサカ「そう。今じゃもう、ここと熊本の多良木店しか残ってないらしい。あー、この中じゃ、まだあの曲が流れてんのかなぁ~……。『なんだ、かんだ♪ なんだ、かんだ♪ なんだ、かんだ、オ・サ・ダ♪』……」
バジりん「あの、マスター……」
アキバ「どろ~ん……。そっとしておいてあげよう……」
~場面転換~
アカサカ「気を取り直して、次はと……」
アキバ「『万関橋』……?」
アカサカ「ここは明治33年に、軍事上の理由から帝国海軍が開削して、その時にかけられた橋で、この橋は3代目なんだってさ」
~場面転換~
アキバ「そう言えば、ここって水が流れてない川が多いねぇ。あっちこっち土砂崩れの跡みたいなのもあるし……」
アカサカ「何でも、ここはジュラ紀の地層らしくて崩れやすいんだそうです。川の方も、そういった様々な要因で、数年前から枯れてしまったんだとか」
アキバ「へ~……」
~場面転換~
アカサカ「さて、次は『韓国展望所』だと」
アキバ「なんかアッチの国っぽい建物だね」
アカサカ「何でも、あっちの国と正式に国交回復する前に、向こうから取り寄せた材料で作られたそーですよ」
アカサカ「晴れた日には釜山が見えるそうです。画像じゃ分かりにくいですが、今日はうすぼんやりとは言え見えますねぇ」
アキバ「アカサカさん、あの二つの玉がついてるのは何?」
アカサカ「ああ、あれは海上自衛隊のレーダーサイトだそうですよ」
アキバ「韓国ね~。どんなとこなんだろうね」
バジりん「さあ」
アカサカ「…………オレ、行った事あるよ。25年位前に。妹の小学校入学祝いの家族旅行で」
アキバ・バジりん「えっ!?」
アカサカ「冷えて来たし、ホットのスープでも飲もうか」
アキバ「わ~い!」
~場面転換~
アカサカ「さて、三宇田浜を横目に……」
アカサカ「最後は殿崎公園だ」
アキバ「アカサカさん、この人達だ~れ?」
アカサカ「これは日本海海戦で惨敗した後、佐世保の海軍病院に収容されたロシアの少将ロジェストヴェンスキーを、東郷平八郎がお見舞いに来た時の場面ですね。この時、ロジェストヴェンスキーは礼を尽くした態度の東郷に対して『あなたに敗北した事が、私にとっては最大の慰めです』って言ったらしいですよ」
アカサカ「こっちにももう一つ」
バジりん「『おんかいぎきょう』……」
アカサカ「これは、例の日本海海戦で散ったロシア兵4,830名と日本兵117名を弔うための碑で、ロシア政府がお金を出してここに作ったんだそうだ」
~場面転換~
アカサカ「さて、今日はここのホテルに泊まるぞ」
アキバ「何かこぢんまりとしてるね……」
バジりん「何とも横に長いホテルなのですねぇ。窓からは先ほどバスを降りた場所が見下ろせますし」
アカサカ「今日、止まる部屋はここだ」
アキバ「フリーWi-Fiが使えて良かったね」
アカサカ「正直、ちょっと怖いですけどね……」
アカサカ「さてと。それじゃあ、今日の夕食だ」
アキバ「わ~お! すっごく豪華! どろんどろ~ん!」
バジりん「天ぷらにお刺身、南蛮漬けと……」
バジりん「小鉢にぶり大根ですか」
バジりん「マスター、この鍋は何と言う名前なのですか?」
アカサカ「対馬の郷土料理で『いり鍋』って言うんだって」
アカサカ「別会計でレモンサワーもあったから頼んだが……なんだこれ、炭酸抜けてるじゃねぇか……」
アキバ「あらら……」
~場面転換~
アカサカ「さてと、それじゃ、そろそろ休むとするか」
アキバ「は~い!」
バジりん「マスター、お休みなさいませ」
~2日目につづく~
ども、今晩は、アカサカです。
タイトル通り、明日から家族で一泊旅行に行くことになりました。
まぁ予約自体はひと月以上前にしていたものでして……。
取り敢えず、コロナにだけはかからないように細心の注意を払って行ってこようと思います。
てなわけで、もしかしたら明日は記事の更新が出来ないかも知れませんのであらかじめ告知という事で……。
と言ったところで、今日はこの辺で。
どうも。ではでは。
実は今やってる『BWメタルス』のトイレビュー用に写真を撮ってた際、オプティマスマイナーの写真も撮ってたんですが、調べて見たら、4年前にすでにやってました……。(- -;)
まあ、そんなこともあるよね(苦笑)。
取り敢えず、今日も『メタルス』のトイで行きます。
ではスタート!
サンクラ「サンダークラッカーだ。今日は『ビーストウォーズメタルス』から、メタルスソナーを紹介するぞ!」
サンクラ「ソナーはサイバトロンの空中偵察員だ。メガトロンのクローン実験で誕生したが、サイバトロン入りしてるぞ(詳細はテックスペックにも記述がねえ)。名前は『音波探知装置』の事だ」
サンクラ「上から。頭部と腰部にメッキが施されてる。トイが発売された時点では男だったらしいが、数年後のアメコミじゃ、女として描かれたらしいぞ」
サンクラ「それじゃ、ソナー、変身!」
サンクラ「ロボットモード。その鋭敏な感覚は、こいつを超一流の偵察員たらしめ、サイバネティック処理されたバイオパーツは、こいつに怪力と高い運動能力を与えてる」
サンクラ「胸部を開くと、サイバトロンのスパーククリスタルが隠れてるぞ」
サンクラ「背中側。コウモリの皮膜部分がロボットモードでも翼になってる」
サンクラ「左腕からはブレードが展開するぞ」
サンクラ「さらに胸部からビーストモードの足を展開すりゃ、四つ腕形態にもなれるぞ」
サンクラ「ソナーの紹介は以上だ。それじゃ、次回もお楽しみに!」
今晩は、アカサカです。
今日は約ひと月ぶりに、下曽根に行ってきました。
いつも通り、まずはサニーサイドモール小倉です。
ここでちょっと銀行によって……
ヤマダ電機やサンリブシティに向かうルートの途中にあるコンビニに立ち寄って、先日申し込んだ真骨頂版ディケイド・コンプリートフォームの支払いをしつつ、朝食抜きだったので肉まんを買いました。
普段は酢醤油はつけないのですが、今回は付けてもらいました。これが結構、美味しかったです。
関係ないですが、web通販と言えばタカトミモールでスタジオシリーズのロディマスとマイスターを予約しました。チャーも店頭に並んだら買いたいと思ってます。
しかし、マイスターは本当、リメイクされるたびに「海外名称準拠のシリーズ」ですよね……。これまでもヘケヘケやレジェンズなど、日本名のシリーズは度々あったっていうのに(苦笑)。
サイクロナスとスカージも出ますし、ガルバトロン様も……出るよね。パッケージアートに描かれてるみたいだし。LG版も悪くはないんですが、やっぱりあの頭部の処理がねぇ……横向けないし。
さて、話がずれましたが、ベスト電器から、
ヤマダ電機と来て……
ゆめマートでちょっと買い物をして……
サンリブシティに到着です。
今日は久々に、『オムライスレストラン RAKERU』。
今回はここにしようと決めていました。というのも……
前回貰った割引券の有効期限が近づいていたので。(^ ^;)
相変わらずお洒落な店内。
ちなみに前回は矢印の席に座りました。
今回は、前回ちょっと惹かれた57周年記念メニューの『100%ビーフハンバーグとオムライス』です。
オムライスの卵は完熟。
端の部分まではご飯は入っていませんが、これはこれで。
ポテトは一個分、ごろっと半切りにしたのが入っています。
100%ビーフのハンバーグ。
切ると肉汁がジュワ~っと……。
ライスはオーソドックスにチキンライスです。
サラダも付け合わせに入っています。
ドレッシングは和風っぽかったです。
ご馳走様でした
サンリブシティも、すっかりクリスマス装飾です。
広場はギフトコーナーになっていました。
右上のツリーは上の画像と同じものです。
その後はコジマを覗いて、葛原のBOOKOFFと安部山公園駅に向かいました。
BOOKOFFの手前にあるスパゲティ屋。
創業は昭和54年(私が生まれる6年も前です)だそうで、ここもいずれは行ってみたいなぁ、と思っています。お店の外観からして好みなんですよねぇ……。
てなわけでBOOKOFF。
今回もここでは収穫がありました。
駅に着くまで余裕があったので、また歩道橋の上から駅の写真を撮ろうかと思いましたが、工事中でした
夕食はかつやのソースカツ丼です。
さて、今回の戦利品はというと……。
まずゆめマートでは、投げ売りになってた装備の旧世代ヒューマギアを一つ。実は今まで持っていませんでした。
ギリアム「……新世代型に比べると、顔がノッペリしてますな」
アカサカ「まあ、旧型だしね。こんなんに襲われたら、確かにトラウマにならぁな」
BOOKOFFでは『ひぎゃくのノエルちゃん』を購入。本編のコミカライズはKADOKAWAでもメディアファクトリーのジーンコミックスから出ていますが、こちらはKadokawa Comics Aから出ています。
ネタ元としてはseason4までが題材になっています。
巻数が入っていないので、2巻以降は出るのやら……。
個人的に公式二次の4コマというとアンソロジーなイメージがあるのですが、こちらは一人の作者さんによって描かれています。
と言ったところで、今日はこの辺で。
どうも。ではでは。
今日は『ほら男爵』の続きでいきますが、今回はちょっと毛色が違います。
早速スタートです。
ミュンヒハウゼン男爵は、立ち上がると、さっさと寝室に行ってしまった。
「惜しいな。もっと聞きたかったのに」
「全くだ」
一座がガヤガヤし出すと、
「では、私が男爵の代わりに続きを話そう。ただし、この事件は男爵があまり話したがらない事だから、絶対に内緒だよ」
と念を押したのは、ミュンヒハウゼン男爵のお供をしてトルコ旅行について行った男だった。
「話は回り道になりますが、まず、『トット男爵の回想録』という本の中にこんな事が書いてありますから聞いて下さい。
――トルコ人は、都からほど遠からぬシモイス川の岸辺にばかでかい砲台を据え付けていた。それで、少なくとも五百キログラムの大理石の弾を発射するのだった。
私(トット男爵)は、それを発射してみたくてたまらなかった。しかし、それを聞くと、みんな身震いした。城も町も吹っ飛んでしまうと思ったからだ。だが、私は実行した。
発砲には百五十キログラムの火薬を使った。弾は、先ほど言ったように五百キログラムだ。砲手にはとびきり肝の太い男を選んだ。
私は砲台の後ろの砦から発砲の合図をしたが、地球が爆発したかと思われるような響きで、三百メートル離れたところで、破裂した弾は三つになって、向かい側の山に跳ね返った。
そして、海峡全体が物凄い嵐になった――
という訳ですが、この事件は、ミュンヒハウゼン男爵がこの地方を訪れる直前の事で、町はトット男爵の勇気と冒険の話でもちきりでした。
ミュンヒハウゼン男爵は負けず嫌いな方ですから、
『それぐらいの事で騒ぐとは、ちゃんちゃらおかしい』
と、よせばいいのに、その大砲を肩に担いで海中に飛び込み、向こう岸に泳ぎ着きました。もちろん、見物はやんやの喝采です。
ところが、すっかり調子に乗った男爵は、今度は大砲を元の場所に投げ返そうとしましたが、うっかり手を滑らしたからたまりません。
ドボーン!
大砲は海底深く沈んで、もう、どうする事も出来ません。今頃は魚どもの住処になっている事でしょう。
男爵がトルコ王と仲が悪くなった本当のわけは、これだったのです。大切な大砲をなくされた王はかんかんになって男爵を打ち首にしようとしました。
しかし、男爵は情け深い女王に匿われ、ある夜、ベネチア行きの船に逃げ込んでやっと助かりました。
これで、この事件をミュンヒハウゼン男爵があまり話したがらないわけがお分かりになったでしょう。試みは失敗したし、おまけにすんでの事で一命まで失う所だったからです。
それを、まことしやかに成功した、などと吹聴しない所が男爵の偉いところです。
ミュンヒハウゼン男爵の辞書には“うそ”という字はありません。それほど正直な方です」
~つづく~
サンクラ「サンダークラッカーだ。今日はミラクルチェンジ ゲキリュウガー(復刻版)を紹介するぞ!」
サンクラ「ゲキリュウガーは、エルドランが託した卵から生まれた、ガンバーチームの三号ロボだ。ヤミノリウスから卵を守り抜いたブルーガンバーがパイロットを務めるぞ」
サンクラ「頭部アップ。ガンバーチームのロボットの中では、唯一実在しない幻獣をモチーフにしてる」
サンクラ「横から。前作のバクリュウオーは四足歩行のドラゴンだったが、ゲキリュウガーは二足歩行と差別化されてる」
サンクラ「背中側。尻尾は二連装のキャノン砲、バックショットだ」
サンクラ「それじゃあ、ミラクルチェンジ!」
サンクラ「ファイターモード。頭部の角からの光線、胸部からの火炎など、武装は豊富だ」
サンクラ「バストアップ。ファイターモードの頭部は、実はアニマルモードじゃ余剰になっちまうぞ」
サンクラ「背中側。強風を発生させるドラゴンハリケーンを使用できるぞ」
サンクラ「手持ち武器はドラゴンショットだ。アニマルモードの首が変形したものだぞ」
サンクラ「さらに背中には、ゲキリュウカノンを装備可能だ」
サンクラ「左右の砲身が生成した火球を、胸部の竜頭が撃ち出すドラゴンサンダーフラッシュが必殺技だ。初陣では、ラストファイヤーとの同時発射で大魔王ゴクアークにとどめを刺したぞ」
サンクラ「ゲキリュウガーの紹介は以上だ。それじゃ、次回もお楽しみに!」
今晩は、アカサカです。
サイトを更新しました。今日は『テレビ雑誌コーナー』です。
さて、今日は午前中は、ついにリニューアルオープンした原のイオンに行ってきました。
入り口を抜けると……。
早速食品売り場。
以前の建物では、同じ位置にフードコートやギフトのコーナーがありました。
レジの向きだけは前の建物と同じ(笑)。
横にはミスドがあります。
イートインコーナーを抜けると、メガネのヨネザワやドラッグコーナーなどがあります。
イートインコーナーの脇から二階へ。
因みにフードコートやレストラン街はありません(和風カフェはありましたが)。
二階はファッションや生活品のコーナー。
キャン★ドゥや3Qカットなどもあります。
ゲームコーナーでは、佐賀の高校の体操部のOBの人たちがパフォーマンスをやっていました。
道路を渡って南棟は、まるまるエディオンになっています。
ゲームソフトや玩具などはこちらで。
そう言えばフードコートの他に、本屋やブックコーナーもありませんでした。
正直、建物自体3階建てから2階建てへとスケールダウンしたのもありますが、全体的になんとなく味気なくなったなぁと感じました。(- -;)
その後は、お袋とお昼の待ち合わせがあったので、ヤマダ電機などに寄ってすき家に向かいました。
ところで、個人的に、この「下水の上に板状のコンクリートブロックで蓋をして歩道にしてる」風景って、ノスタルジックで好きなのですが、分かってくれる方いらっしゃいます?(笑)
ちゅー訳で、お昼はすき家。
私は食べラーメンマ牛丼の豚汁サラダセット、お袋は麻辣火鍋にしました。
その後はお袋と別れて天神に向かいました。
博多や天神のBOOKOFFでは、『被虐のノエル』を探しつつ、『たとえ灰になっても』や『将太の寿司』をちょっと立ち読みしたり……。
らしんばんでは、figmaの環いろはがあったので即購入。
ひとまずは無事に入手出来て良かったです。取り敢えず改造材料用に、あと一つは欲しい所ですが……。
割と小柄に見えましたが、マミさんと同じくらいはあります。
なぎさ共々、変身前も出るといいんだけどなぁ……。
その後は一度帰宅した後、再度まんだらけに出直しました。
というのも……。
このfigma聖徳太子購入のためです。
と言っても作品の方は全く知らず、間接パーツが目当てでして……。(^ ^;) ユージオとどっちにしようか迷ったのですが、ユージオは肩関節が引き出し式で、流用が利かなさそうだったので。
もう一つは、『TFカーロボット』のギルドー。開封品です。
元々、本放送当時にも買ってはいたのですが……
買い直した理由がコレ。左が当時版です。
当時、銀メッキパーツがアニメ劇中やパッケージの写真の金と違ったのが気に入らず、ガンダムマーカー(しかも黄色)で塗ってしまいまして……。ろくに分解もせずに塗ったもんだから、はみ出したりも。
そう、あのころの私はそんな真似をするような間抜けだったのです
ゲルシャーク軍団。
デストロンガー側は、ギガトロン二種とオリジナル版ゲルシャークでコンプではあるのですが……。
因みに、当時クロスロボ(ビルドロンではなくてダイアクロン建設車ロボのパチトイ)をデストロンガー・ビルドロン、復刻版シックスウイングをデストロンガー・ジェットロンなどと設定したりして。
他にUSAエディションのサイドウェイズVSアクサーも、アクサーの方は『デストロンガー時空忍者クロノシャドー』、サイドウェイズはサイバトロンのエンブレムをデストロンのシールで貼り換えた挙句、その裏にワイルダーの頭部を突っ込んでゴッドマスターに見立て、デストロンガーに協力する地球人の少年『デストロンガー時空参謀クロノタイマー』ってオリキャラに仕立ててみたり……。
他に、同時期に手に入れたジャンクのキャブも、「大西ユウキがフィヤーコンボイからマスターフォースをもらってヘッドマスターJr.になった姿」なんて妄想して遊んでました(笑)。
もう一つ、だらけでは『被虐のノエル』の4巻も買ってきました(BOOKOFFにはあっても3巻までしか無かった)。
表紙の通り、全体的にカロンとバロウズの過去がエピソードのメインを占めています。
しかしシビラは思ったほか退場が早かったなぁ……。特撮物で言う「最高幹部の早期退場」ってとこでしょうか。
それから、昨日やり忘れていたのですが、66アクションのVAVA、この間のスーパーミニプラ・ライドアーマーに乗せてみました。
元々連動前提の設計とは言え、やはり相性抜群です。しかし、ライドアーマーの操縦席、椅子が無いのに空気椅子状態の体勢でVAVAを突っ込むのには笑いました。
と言ったところで、今日はこの辺で。
どうも。ではでは。
今晩は、アカサカです。
明日がお休みなので、今日はまた実家に帰って来ました。
夕食はソニックで。
いつもより一本遅い奴で、少し時間に余裕があったので、今回の『かつや』の限定メニュー『どっさりベーコンとチキンカツの合い盛り丼』にしてみました。
かなりボリューミーです。
チキンカツは二枚入っていました。
さすがに最後はちょっと胸やけ……。(^ ^;)
さて、実家にはアーツのエボル・フェーズ4が届いていたので、さっそく開封。
今回も改造材料用に二つ購入しました。
という訳で、改造用の方をちょっとバラしてみました。
上半身と腹部のジョイントは、あっけないほど簡単にスポッっと……。
エボルトリガーも外せますが、接着されているので真似される方は自己責任で……。
小改造すればハザードフォームのハザードトリガーも装着出来そうです。
ローブは二重構造になってるのは知りませんでした。
それから腰についてたのも意外(ベルト側についてるものかと)。
お次はハーフシェルの比較。
こうして見るとオリジナル版はかなり黄ばんでるなぁ……(まあ、新品を手に入れた事は無いので一概には言えませんが)。
二足歩行状態。
どちらも元々立たせる設計ではありませんが(とは言いつつタートラーもハーフシェルもよく二本足で立ってた)、GS版はベースがハングルーなだけに、なお一層無理が……。(^ ^;)
お次はロボットモード。
こうして見ると、GS版はオリジナル版に比べてかなり細くなってますね。
と言ったところで、今日はこの辺で。
どうも。ではでは。
今日はアメブロの方も書きました。
向こうのタイトルにも書いてますが、二十数年ぶりにガンダムマーカーを買いまして、この間買ったハーフシェルの塗装をちょっと補填したので。
こちらの記事は、同じく『ビーストウォーズ』のシリーズでいきます。
ではスタート!
サンクラ「サンダークラッカーだ。今日は『ビーストウォーズメタルス』から、メタルスダイノボットを紹介するぞ!」
サンクラ「メタルスダイノボットは、メガトロンがブランク(スパークが欠如したプロトフォーム)に、戦死したダイノボットのDNAとランページのスパークの片割れを組み込み、さらにメタルス化させて誕生したデストロンのクローン兵士だ」
サンクラ「尻尾は軟質パーツになってて、付け根の青いパーツを捻ると尻尾を振るギミックが搭載されてるぞ」
サンクラ「それじゃ、メタルスダイノボット変身!」
サンクラ「ロボットモード。ダイノボットのDNAは持ってるが、原語版じゃ性格もまるっきり代わってて、『同じDNAを持つだけの別人』扱いだったぞ(日本版はそうでもねえが)」
サンクラ「胸部を開くとスパーククリスタルが現れる。当然ながらデストロン仕様だ。アニメの没エピソードじゃ、ラットルに旧ダイノボットの記憶を移植され、それがきっかけでランページが死亡した後、旧ダイノボットの人格が最終決戦で甦るって流れになってたぞ」
サンクラ「背中側。メタルスチータス2と同じく、尻尾はそのままだ。話が逸れるが、米初期版だとビーストモードの目が黄色いが、後期版や日本版は、アニメと同じく赤い目をしてるぞ」
サンクラ「メタルス化前と違って手持ち武器はねえが、腕のデスクロー(原語名:レイザーシャープ・タロン)は何でもズタズタに切り裂いちまう。アニメじゃ、旧ダイノボットと同じく目から光線も撃ってたぞ」
サンクラ「ちなみにトイオリジナルギミックとして、尻尾は手に持たせることが可能だ。米初期版じゃ外れやすいが、後期版以降は改修されてるぞ」
サンクラ「メタルスダイノボットの紹介は以上だ。それじゃ、次回もお楽しみに!」
今回は二日連続で『ほら男爵』で行きます。
一応、昨日の話とは前後編的な感じ……かな?
ではスタート!
吾輩が、滞りなく重大な使者の任務を果たしてきたので、トルコ王の信頼は一段と厚くなった。
片時も吾輩を側から離さず、吾輩がいなくては生きてはいられないという有様だった。
ある時トルコ王は、こっそり別室に吾輩を呼ぶと、戸棚から一本のぶどう酒を取り出して言った。
「ミュンヒハウゼン、君たちキリスト教徒は、いつも美味いぶどう酒を飲んでいるそうだが、こんなに美味い物にありついた事は無いはずだ。まあ、飲んでみたまえ」
そして、コップについでくれたぶどう酒は、飲んでみるとなかなか美味かったが、吾輩は王の自慢たらたらが気にくわなかったので、
「大変結構な味ですが、いつか私がウィーンで、カール六世陛下にお呼ばれして飲んだぶどう酒に比べると……」
言い終わらない内に、王は見る見る顔色を変えた。
「ば、馬鹿な。これより美味いぶどう酒が他にあってたまるか。これはハンガリーの貴族が家宝にしていた物を特に私にくれたものだぞ」
「陛下は騙されたんですよ。あのけちんぼなハンガリーの貴族が、そんな上等なものをくれるわけがないでしょう。陛下にはぶどう酒の善し悪しが分からないのです。何なら、一時間の内にウィーン皇帝の穴倉から、一瓶取り寄せて飲んでみて頂きましょうか」
「ふざけるな。この大ぼら吹きめ。そんな事が出来るものか」
王はかんかんになったが、正直を誇りとしている吾輩を、大ぼら吹きと罵られてはこっちもかんかんだ。
「出来るか出来ないか、やってみましょう。出来なかったらこの首をちょん切って下さっても結構です」
「面白い。その言葉を忘れるな。では、もしもお前が約束を果たしたら、お前は私の宝物蔵から担ぎ出せるだけの宝物を取って宜しい」
「本当ですね」
「くどい。わしはお前のようなほら吹きではないわい」
売り言葉に買い言葉、吾輩は、大変な賭けをしてしまった。
吾輩はさっそく、マリア・テレサ女王宛に、次のような手紙を書いた。
陛下には、ご相続者として、先帝の穴倉もお受け継ぎあそばされた事と存じます。つきましては、私が父君のお側でしばしば頂きましたあのぶどう酒を一瓶、使いの者を通してお恵み頂ければ幸いと存じます。あれが無いと、私の命にかかわるので御座います。ご慈悲の程、伏してお願い申し上げます。
そして、いつか雇った足の速い男に使いを命じた。
「では、ひと走り」
と男は、例の足の重りを外して、風のように駆けだしたが、どうした事か、ニ十分経っても三十分経っても帰って来ない。その間にも、時計の針はどんどん回って、約束の時間まであと五分。ああ、王の命令で首切り役人はぎらぎらする刀を磨き始めたではないか。
吾輩はいてもたってもいられず、早耳男に使いの男がどの辺を走っているのか調べさせた。
「おやすい御用です」
と、早耳男は地面に耳を当てていたが、やがて、
「いくら待っても来ないはずです。はるか遠くで奴のいびきが聞こえますよ」
と、呆れた顔だ。
「そんなバカな」
吾輩は驚いて、目のいい射手を木に登らせて偵察させると、
「います、います。奴は、今ベルグラードのはずれの樫の木の下で眠っていますよ」
という訳だ。しかし、そこは射撃の名手のこと。
「よし、くすぐって目を覚まさせてやろう」
と、ご自慢のクーヘンロイター銃で、木の梢目がけて引き金を引いたので、顔にパラパラ降りかかるドングリや小枝に、さすがの寝坊助男も目を覚まして、一散に駆けて来た。そして、
「おまちどおさまでした」
と、吾輩の目の前にマリア・テレサ女王からもらってきたぶどう酒の瓶を差し出したのは、なんと、三時五十九分五十九秒、あと一秒遅れたら、吾輩の首と胴はお別れを告げるという訳だ。
王は大変な喜びようで、
「こいつは美味い。だが、お前は以前、ウィーンでたらふく飲んだのだから、もう飲むことはなかろう」
と、そのぶどう酒を独り占めにしてがぶがぶ飲み始めた。しかし、吾輩は文句を言わなかった。
「ではお約束通り、宝物蔵から担げるだけの宝物を頂戴します」
王にしてみれば、たかが宝物の一担ぎと思ったろうが、そうはいかない。吾輩は例の森ごとロープで縛って引き倒した怪力男を使って、蔵の宝物を縄で縛って洗いざらい引っ担がせた。彼は、
「軽すぎて物足りないから蔵も一緒に」
と言ったが、それは騎士道に背くからやめさせた。
これを見てたまげた門番は、さっそく王に知らせたが、その時は、もう、とっくに吾輩は宝物を船に積み込ませて、部下と共に海上を涼しい顔だった。
ところが、我々の船がまだ三キロも進まない内に、けちな王は海軍司令長官に命じて、全艦隊を率いて宝物を奪い返しに追いかけさせていた。みるみる距離は縮まる。
「これはまずいことになったぞ」
と思った時だ。例の風男が、
「閣下、私に任せて下さい」
と進み出たかと思うと、右の鼻の穴をトルコ艦隊の方に、左の鼻を我々の船の帆にと、それぞれ向けて、
「ふーっ!」
たっぷり鼻風を吹き起こすと、驚くべし、艦隊はあっと言う間に港へ逆戻りし、反対に我々の船は鉄砲玉のようなスピードで前進した。もう、トルコ艦隊は追ってくる元気もない。我々の船は数時間と経たぬうちに、無事にイタリアに着くことが出来た。
おや、吾輩の寝る時間が来たようだ。諸君もゆっくり休みたまえ。
~つづく~
今日は『ほら男爵』の続きで行きます。
では、さっそくスタート!
吾輩は、ロシア大使とフランス大使にトルコ王を紹介されたが、王はひと目で吾輩がお気に召したらしい。
そして、非常に重大で、また永久に秘密にしておかなければならない任務を果たすために、吾輩をカイロに派遣した。
吾輩は、大勢の家来を連れて出発した。
コンスタンティノープルから数キロばかりやって来た時だ。向こうから、ちっぽけなやせ男がすごいスピードで走って来るのに出会った。ところがなんと、その両足には五十キロもあろうかと思われる鉛の重りを付けているではないか。
吾輩は不思議に思って、
「きみ、そんなに走ってどこへ行くのかね。わざわざ、重りを付けて走りにくくすることはなかろうに」
と聞くと、男は答えた。
「私はある身分の高い人に仕えていたんですが、今日、暇をもらって、十五分前に、ここから千キロほど先のウィーンを出て来た所でさあ。これからコンスタンティノープルへ行って、飛脚でもやろうと思っていますが、急ぐ必要もないし、少し速さを緩めようと思いましてね」
吾輩は、この男がすっかり気に入った。
「どうだ。これから私に仕えないか」
「へえ、お世話になります」
この男を加えた我々は、さらにいくつかの町や村を過ぎて前進した。すると今度は草原に寝そべって、耳をピッタリ地面につけ、何か聞いている男に出会った。
「きみ、そこで何を聞いているのかね」
「暇つぶしに、草の伸びる音を聞いているんでさあ」
「君はそんなに耳がいいのか」
「自慢じゃないが、百キロ先で針の落ちる音だって聞こえるね」
「よし、私が雇ってやる」
また、一人供が出来た。
それからいくらも行かない内に、ある丘の上で、一人の猟師が何も見えない青空にズドンと発砲しているのに出会った。吾輩が思わず吹き出すと、
「何がおかしいかね」
と、猟師は憤然とした。
「お前さんにはわからんだろうが、私はここから千五百キロ先のストラスブールの大寺院の屋根の雀を一羽撃ち落して、新しい銃の具合を試したところだ」
「うーん、気に入ったぞ」
名人は名人を知る。この吾輩がこんな鉄砲撃ちの名手をほっとくわけがない。
「高給で召し抱えてやろう」
これで供は三人になった。
さて、リバノン山のふもとを通りかかると、杉の大森林の前で、一人の逞しい男が森全体にロープを巻き付けて引っ張っていた。
「きみ、そこで何を引いているのかね」
と、吾輩が声をかけると、
「主人に材木を切り出すように言いつかってきたんだが、斧を忘れて来たので、まあ、うまくいくかどうか」
そう言いながら、その男は吾輩の目の前で、二平方キロの森をそっくり、よいしょ、よいしょと引き倒した。
もちろん、吾輩はこの怪力男をも家来の一員にした。
我々は、さらに進んでエジプトのある土地までやって来ると、にわかに恐ろしい風が吹きまくって吹き飛ばされそうになった。
道の左手にある七台の風車の羽も、うなりを生じて回っていたが、その少し離れたところに一人のがっちりした体格の大男が人差し指で右の鼻の穴を押さえながら、この嵐にも平気な顔でいる。
しかし、我々がよろよろしているのを見ると、申し訳なさそうに振り向き、ぺこりと頭を下げた。
するとどうだ。さしもの物凄い嵐が、ぴたりと止まってしまったではないか。
吾輩は驚いて、その気味悪い男に声をかけた。
「これは一体どういう訳かね。君の身体には悪魔でも住んでいるのかい」
すると男は答えた。
「とんでもない。ちょっと鼻息が強いだけですよ。主人の粉屋のために、ちょっぴり風を作っているんですが、風車がひっくり返っては大変と、片方の鼻だけ使っていたんですよ」
「な、なあるほど」
吾輩は、この男にもほれ込んだ。またも雇ったのは言うまでもない。
そうこうしている内に、我々はエジプトのカイロについた。そこで吾輩は無事に使者の役目を果たすと、余計な供の者たちに暇を出して、新たに雇い入れた五人のつわもの達を従えて、さっそうとコンスタンティノープルに帰ったのである。
~つづく~
今晩は、アカサカです。
今日は休みだったので、行橋まで行ってきました。
駅のファミマでアイスを買ったのですが……
カップアイスと知らず、そのままかじるハメに……
気を取り直して行橋に着きました。
BOOKOFFに行った後、ゆめタウンでお昼にする事に。
『けんた亭』のカルボナーラ豚骨はまだ「近日発売」でした。いつ発売になるんねん……
まさに今日オープンで『黒のDON!』というとんかつ屋が出来ていたので、こちらにする事に。
色々と興味深いメニューはあったのですが、今日は『黒ソースかつ定食』にしてみました。
いわゆるソース漬け状態のカツでしょうか。キャベツはドレッシングが和風しそか胡麻であったので、和風を使いました。
味噌汁も黒いです(笑)。
分厚いカツ。
ソースに浸されてる感じではありましたが、衣もサクサクでした
ご馳走様でした
その後はペリカンや、ホビーゾーン、本屋などを回りました。
ゆめタウンもクリスマス装飾です。
ゆめタウンの後は、コスタ行橋にも行ってきました。
夕食はこちらのゆめタウンで買ったローストチキンのパエリアと、金平サラダです。
パエリアは興味があったのですが、具が魚介類メインってことが多いので今まで食べる事が無く。
ペリカンではぷちサンプルの『富士丸酒店』を二個買いました。
一つは以前、酒の箱がアソートミスになってた日本酒のもの、もう一つはまだ持っていなかったビールの飲み比べで、これでこのシリーズも、めでたくコンプしました
ホビーゾーンでは、ついにスーパーミニプラのライドアーマー(VAVA専用)を購入しました。
66アクションのVAVAは実家にあるので、また今度帰った時に乗せてみたいと思います。次はキメラだな。
コスタ行橋のTSUTAYAでは、『被虐のノエル』の3巻を購入。1、2巻についてはアメブロの方にて……。
因縁の相手であるバロウズ秘書のシビラ・ベッカー(左上の眼鏡の女性)を追い詰めた際、復讐心にとらわれたノエルが、それまでとは別人のように銃で彼女を甚振り、カロンに「殺したらもう戻れなくなる」「もっと自分を大事にしろ」と諫められるという、ちょっとダークながらもノエルとカロンの絆が深まるシーンもあります。
さて、話は変わって、この間小倉で買ってきたハーフシェルなんですが……。
もう破損がチラホラと。
まずは右腰に……
左足のかかとと、ビーストモード後ろ脚を固定する凸部分がへし折れました
これは経年劣化なのか、はたまた前の持ち主の保管状況が悪かったのか……
まあ、より一層、躊躇なく手を加える事が出来るようにはなりましたが。
「やあ! 亀人だよ!」
と言ったところで、今日はこの辺で。
どうも。ではでは。
今日も機能に続いてアメブロの方も更新しました。
昨日に引き続き、『被虐のノエル』の簡易レビューです。
アカサカ「という訳でな、今日から新企画をやってみようと思う」
ギリアム「はあ……とおっしゃっても、趣旨が全く分からないのですが」
アカサカ「いやなに、ウチのサイトの『店舗日誌』には、オレのオリキャラや、設定はウチのオリジナルってキャラが結構いるだろ? 最近『店舗日誌』が停滞気味だし、各キャラを呼んで、まだ明かされてない裏設定や紹介なんかをやってこうってわけ。まあ、要するに『徹〇の部屋』みたいなもんだ」
ギリアム「なるほど、そういう事で御座いますか。かしこまりました旦那様。すぐに用意致します」
―――間―――
アカサカ「という訳で始まりました、『管理人の部屋』。今回のゲストはこの方です!」
ファイター「……どうも。ブラッチャール・ファイターだ」
アカサカ「では簡単に、自己紹介からお願いできますか?」
ファイター「ああ。私、ファイターはシルバー様の配下のブラッチャーだ。階級はブラックやユーロと同格、地球ではF-15戦闘機をボディにしてる。元々は地球外での任務に就いていたが、現在はシルバー様の命で、ブラックたちの監査役を行っている」
アカサカ「シルバーエクスプレスとは、長い付き合いなんですよね?」
ファイター「そうだな。あの方とは、彼がまだ暗黒期族特急に昇格するよりも以前からの付き合いだ。だから余人の入らない場所では今でも『兄貴』と呼ばせてもらう事もある」
アカサカ「では、裏設定などを……」
ファイター「私が言うのかそれ!? まあいい。まず、本星には、私と同型色違いの仲間が多数いる。言ってみればデストロンのジェットロンみたいなものだ。そもそも、私自体がジェットロンのパロディだからな。それから、性格は管理人がかつてヒカリアンで考えていた、ブラッチャー側に所属するって設定の地球人の少年『赤坂ミツケ』の性格をそのまま持ってきている」
アカサカ「因みに、私のハンドルネームはそのキャラクターが由来だったりします。ネットで書き込みを始めたのが、ヒカリアンの掲示板だったので……」
ファイター「当初、ヒカリアン時代に作られた時は性格的には『マイ伝』スタスクに近い形で、CVのイメージは鈴置洋孝さん(ブライト・ノアやデフコン系)だったが、現在のイメージは上記のこともあって梁田清之さん(『ライジンオー』のベルゼブ系)らしいな。……こんな感じでいいのか?」
アカサカ「オーケー、ばっちりです!」
アカサカ「という訳で、いかがだったでしょうか、『管理人の部屋』? 次回もお楽しみに!」
ファイター「お楽しみに」
※もし、「このキャラの事を紹介して欲しい」などありましたら、リクエストして頂ければ幸いです。m(_ _)m
今日はアメブロの方も更新しました。
『被虐のノエル』というコミックを買ったので、そちらの簡易レビューを……。
こちらの記事は『ホビー雑誌コーナー』で行きます。
ではスタート!
サンクラ「サンダークラッカーだ。今日は『ビーストウォーズメタルス』から、メタルスチータス2を紹介するぞ!」
サンクラ「メタルスチータス2は、メガトロンのオーガニック・トランスメタル・ユニットの実験に巻き込まれたチータスが、トランスメタルス2に進化した姿だ。当初は自身の変化に戸惑い、野生の本能に支配されたこともあったぞ」
サンクラ「左半身。濃いワインレッド系のメッキパーツが集中してる。背中のロケット(原語名:ブートジェット)はマッハ2の地上走行スピードと飛行能力を与えるぞ」
サンクラ「右半身。生物の表皮の隙間から機械がのぞくデザインになってる。チーターの斑点模様も思わせるな」
サンクラ「それじゃ、チータス、変身!」
サンクラ「ロボットモード。有機体と無機物が、より密接に融合した姿だ。原語版じゃ、精神もそれまでの少年から青年へと、若干の成長を遂げたぞ」
サンクラ「バストアップ。顔つきも、人とネコ科の動物が混じったようなデザインになってる」
サンクラ「背中側。背部にはジェットパックを背負ってる。それからこれまでと違って、尻尾もそのまま“尻尾”として残ってるぞ」
サンクラ「右腕のメッキパーツは展開してシールドになる。これはトイオリジナルのギミックだ。余談だが、アニメやデザイン画、海外版のパッケージイラストじゃ、肩のパーツは実際のトイとは左右で逆になってる。これはメッキパーツを目立たせるために片腕に集中するよう、急遽変更されたって説があるぞ」
サンクラ「背中のジェットパックは、ファイナルショット(原語名:ロケットランチャー)って重火器になる。ミサイルはスプリングで発射可能だぞ」
サンクラ「左腿を開くと、そこにはスパーククリスタルが収納されてる。アニメじゃ、ここにパワードコンボイが自分のスパークと共鳴させて、チータスの自我を取り戻したぞ」
サンクラ「メタルスチータス2の紹介は以上だ。それじゃ、次回もお楽しみに!」
今晩は、アカサカです。
今日は休みだったので、小倉まで行ってきました。
11時15分の列車に乗ったので、取り敢えずお菓子だけ……。
出発の直前に、地元の病院に電話してインフルエンザ予防接種の予約をしたかったのですが、薬液が品切れという事で…… こっちの病院もそうらしいし、どうしよう……(ウチの社員は毎年会社から受けるように通達が来る)。
気を取り直して、小倉に到着。
前回来たのは10月5日だったので、約ひと月ぶりです。
中央広場では古本市をやっていました。
かなり古いのもありましたが、さすがに「分かってる」お値段だったので何も購入せず……。
その後はBOOKOFFに行った後、井筒屋のレストランで昼食にしたいなぁと思ったのですが、やっぱりお高くて尻込み……(うなぎ屋に至っては定食で五千円台とか)。
お昼は後にして、久々に『水と環境館』に来てみました。
しばらく来ない内に、だいぶ様変わりしたなぁ……。
この部屋は、前を流れる紫川を、直接ガラス越しに見ることが出来ます。
濁っててよく見えないのが玉に瑕……。
ちなみにかつては、公害で魚も住めないような川だったそうです。
『塩水くさび』といって、海水と真水の境界線が見られるそうですが、よく分かりません……。(^ ^;)
この通路も、前はカエルなどが展示されていました。
ミシシッピアカミミガメ。
要するにミドリガメです。この個体は巨大に成長してて、全長30cmはありました(そもそもそのくらいのサイズに成長する生き物)。
鮎。天然物はスイカのような香りがするらしい(『将太の寿司』より)ですが、私は嗅いだ事はありません。
『川と海を往来しますが、外洋を回遊せず沿岸域で幼魚期を過ごします。アユの放流は善意として報道されてしまいますが、放流すると交雑が起こり、その河川由来のアユはやがて姿を消してしまいます』
『放流イベントはゴミ拾いと併せて行われ「生態系を保全する環境教育」として扱われてしまうが、「放流=環境教育」という図式は成り立たないほど生態系への負荷が大きい』
だそーですよ、マスゴミの皆さん。
ムツゴロウ……ではなくてトビハゼです。
パネルも。
注:この先、爬虫類(具体的には蛇)の画像がありますので、苦手な方はご注意を。
はい、という訳でシマヘビ。
『【保護者の方へ】ヘビに対して「気持ち悪い生き物」という印象をお持ちの方は多くいらっしゃいますが、ヘビは逞しく、凛々しさが溢れている生き物です。お子様(特に未就学の幼児期)は、保護者の方が「気持ち悪い」と言うと、その価値観をずっと植え付けられてしまうことがあります。お子様はヘビを見て「カッコいい」や「カワイイ」と思っているかも知れません。人それぞれの好みはありますが、生き物が持つ力強さを感じたうえで、お子様自身から出てくる感情を大切にしてあげてください』
そう言えば私が持ってる『モンスター・コレクション』のスネーク(蛇)のページでも「おとぎ話の中に悪役として登場させ、子供たちに恐怖を植え付けるのだ。蛇たちはそうした人間の身勝手さの犠牲者なのかもしれない。その証拠に、生まれたばかりの赤ん坊は蛇を怖がらないのだ」って書かれてましたっけ。
アオダイショウ。
爬虫類、可愛いとは思うんですが、人間に「慣れ」ても「懐か」ないのが個人的に残念……。
そう言えば『ケロケロけろっぴ』に出てきたチョロちゃん(CV:こおろぎさとみさん)は可愛かったなぁ……。
下をペロペロ出してるのが可愛いと思います。(^ ^)
そう言えば、ウチも何気にヘビのキャラってそれなりにいるんですよねぇ。バジだったりセルペンだったり。山さんの所に応募したオリジナル改装機にも、ミカナグラ、アオカガチっていう蛇型の改装機姉弟もいましたし。
個人的に、見た目が生のバジリスク(コブラ)であっても、中身がバジだったら、私は愛する自信があります!(爆)
その次は、リバーウォーク北九州にやって来ました。
普段は映画を見る時くらいにしか来ないのですが……。
広間には、もうクリスマスツリーが飾られていました。
ここに来た目的の一つはキャン★ドゥ。
まだ来た事が無かったので……。
店舗一覧で大型店に分類されてた通り、結構な規模でした。
んで、せっかくなので……。
お昼もここで取る事にしました。
ここで食事した事は無かったですし、もう午後2時を回ってましたし。
という訳で、今日は中華のお店にしてみました。
『陽林館(ヨウリンカン)』ってお店で、スタッフは皆さん、向こうの人のようでした。
テーブルの上には餃子のタレやラー油など。
ラー油は底に具材が沈んでる、中国式のものでした(頼んだ料理の都合上、使いませんでしたが)。
何となく麻婆豆腐が食べたい気分だったので、『四川麻婆豆腐定食』。税込みで770円です。
麻婆豆腐。粉山椒がかかっています。
やっぱり市販の奴と違って、結構辛かったですが、個人的には全然OKでした。
サラダは千切りのキャベツに人参、春雨っぽいコリコリしたの(名前知らない)が乗っています。
ドレッシングは中華風の酸味があるやつでした。
小鉢はもやしの和えたの(?)と、真ん中のはザーサイかな。ご飯に乗せると美味でした。スープは卵スープ、デザートは杏仁豆腐です。
ご馳走様でした
このボリュームで770円なら悪くないなあ。
その後は、あるあるCityに向かったわけですが……。
なんと、小倉駅のエキナカひまわりプラザが改装のため、先月いっぱいで一時閉店していました。
たまに利用していたレストラン街も一時閉店です。
あー良かった、リバーウォークで昼食にしておいて……
Gストア。
こちらにも出来たのは知っていましたが、この間天神に行くまで、天神店が移転してきた店舗だったのは知りませんでした。
新宮のまんだらけといい、よく小倉に移転してくるなぁ……。
とは言っても、新宮にまんだらけがあったのはもう15年くらい昔の話ですが(私はそこで海外復刻版のG1ダージを買った)。
こちらに戻って来てから、前々から興味があった『空の大怪獣ラドン』をTSUTAYAで借りてきました。
丁度先月、Tカードのレンタル機能を更新して、無料はがきを持っていたので。
当時の福岡も登場しますし(福岡に出現したラドンを迎撃する自衛隊の戦車が、カルピスの看板を踏みつぶしたシーンは「酷ェ……」と思ったり)。
夕食は『かつや』のカツ丼弁当(梅)と、自作のハイボールです。
来月はベーコンとチキンカツみたいですね。
ベーコンは好きなので楽しみです。(^_^)
さて、まんだらけでは、『まんだらけナカノ』のコーナー(店員さんと客が交渉して品物の値段を決めるコーナー)でジャンクのハーフシェルを買ってきました。
実は「500円くらいなら買っていいかなぁ~」なんて思ってたら、店員さんが「500円でどうです?」と言ってきたので、「私もその値段でお願いしようと思ってました(笑)」っつって、速攻で購入を決めました(笑)。海神剣も無いですが、まぁ、本体そのものは目立った破損も無かったですし。
汚れやら塗装ハゲが目立ちますが(特に後部甲羅)、逆にこれならバラして清掃や再塗装も気兼ねなく行えます(基本的に完成品トイに手を加えるのはあまり好きではないタイプ)。
ロボットモード。
こちらも胸部ダクト部分のブロンズ部分がちょっと剥げています。
GSゴッドネプチューンは実家に置いてるので、比較はまた今度……。
と言ったところで、今日はこの辺で。
どうも。ではでは。
今日、あぶら超人さんのTwitterを拝見していて知ったのですが、今のレオナの声って『はめふら』でマリア・キャンベルやってた早見沙織さんだったんですね……。驚きました(胡蝶しのぶとマリアが同じ人っていうのは知ってた)。
ついでに『まほプリ』のキュアフェリーチェことはーちゃんも彼女だったとは……。全く気が付きませんでした(爆)。
で、私が驚いたのはそれだけではなくて。
というのも、レオナの初代声優は、『はめふら』でマリアの母親を演じてる久川綾さんだったんですよね。(作中での)親子そろって中の人がレオナの声優という点に、奇妙な縁を感じました。(^ ^;)
さて、今日は久々に、『ファイクエ』の小説版未登場キャラのリメイクイラスト記事です。
最近日記以外では『ホビー雑誌コーナー』と『文庫本コーナー』(というか『ほら男爵』)に偏ってるので、近々新企画もスタートさせたいと思っています。
ファラオナイト(Pharaoh Knight)
HP:1000
MP:250
経験値:520
ゴールド:1100
備考:キラー四天王の三番手。気品を感じさせる丁寧な口調と物腰とは裏腹に、バーン系の呪文とステータス異常を引き起こす呪いを使用するなど、特殊能力に長けている。正体はアンデッド系(ミイラ男)の魔界騎士で、仮面の下には干からびた素顔が隠されている。
なお、原典でのデザインはコチラ。
四天王の中では、唯一岡ちゃんではなくて私が最初からデザインしました。
前回の記事でも似たようなことを書きましたが、「中3」というのは「中ボスその3」の略でして。(^ ^;)
と言ったところで、今日はこの辺で。
どうも。ではでは。
サイトを更新しました。
今日は『ホビー雑誌コーナー』です。
記事の方は、『ほら男爵』でいきます。今回は微妙にあり得そうな……。
では、さっそくスタート!
吾輩が、まだトルコにいた頃よくマルマラ海で遊覧船を浮かべて楽しんだものだ。そこからは、トルコ王の宮殿のあるコンスタンティノープルの町全体がひと目で見渡せた。
ある朝、吾輩は大空の美しさに見とれている内に、妙なものを発見した。空中高く、玉つきの玉ほどの丸い物が浮かび、それに何かぶら下がっているのだ。
「鳥にしてはおかしいが……」
不思議に思った吾輩は、さっそく一番上等の鳥撃ち銃を取り出して、弾を込めて発射したが駄目だった。二発、三発と撃ったが、てんで手ごたえがない。イライラした吾輩は、次に五発まとめて発射すると、やっと当たったか、丸い物はふわふわと落ちて来た。
だんだん近づくにつれて、吾輩は目をみはった。何と、玉つきの玉のように見えたのは、教会の丸屋根ほどもある大風船で、その下に金色の馬車が吊るされているのだ。それが岸についたのを見極めると、吾輩はさっそく船から降りて飛んで行った。すると、馬車からフランス人らしい男が、大きな羊の焼肉を抱えて降りて来た。
胸のポケットには贅沢な時計の鎖が二、三本ぶら下がり、どのボタン穴にも金のメダルが輝き、指と言う指にはダイヤモンドの指輪がはまり、おまけに上着の左右のポケットは、お金がいっぱい詰まった財布がはみだしているという豪勢ぶりだ。
それはともかく、空から落ちてきたこの男は、気分が悪くなったか、口もきけないのでぶどう酒を飲まして落ち着かせると、やっと元気になって話し始めた。
「私はありとあらゆる遊びをし尽くした男ですが、空だけは飛んだことがありません。そこでこんな物を作って一週間ほど前にイギリスのコーンワルの岬から飛び立ったという訳です。そして、大口開けて見上げる何千と言う人間に、大空の上から芸当をやってみせようと、羊まで乗せていったのですが、思うようにはいかないものです。風船が登り始めた途端に風向きが変わって、私が着陸するつもりだったエクセター市とは反対の海の方へ押し流されたのです。海の上で芸当をやって魚に見せても仕方が無いので引き返そうとすると、運の悪い事に、風船の空気を抜く弁のひもが切れてしまったのです。それで、ずっと空中をさまよい続けていたという訳です。月よりもずっと高い所に登り、さらに十六時間も登った時には、腹がペコペコになって、可愛そうでしたが連れて行った羊を太陽の光で焼き肉にして食べました。これはその時の残りです」
そう言って、その男は持っていた焼肉を海へ放った。
「あなた様は私の恩人です。もし、鉄砲で風船を打ち落として下さらなかったら、私はいつまでも、いつまでも、空中をふんわかふんわか飛び続けることになったでしょう。これは、私のお礼の印です」
と言って、気前よく吾輩に馬車をくれて立ち去った。
~つづく~
ちなみに私の原本の挿絵では、馬車と言っても気球につるされた、ちょっと大きめの椅子みたいな感じで描かれてました。
と言ったところで、今日はこの辺で。
どうも。ではでは。
サンクラ「サンダークラッカーだ。今日はミラクル武装リボルガー(復刻版)を紹介するぞ!」
サンクラ「リボルガーは、霧隠の先祖が書き残していた巻物に記されていた、ガンバーチームの二号ロボだ。パイロットはレッドガンバーが務めるぞ」
サンクラ「頭部アップ。アニマルモードは、角と翼を生やしたライオンだ。コクピットはキングエレファンとほぼ同型になってて、力哉も簡単に乗り換えを行えたぞ」
サンクラ「横から。目覚めて以降は、JR青空駅付近の踏切から、線路をカタパルトとして発進するようになったぞ」
サンクラ「上から。背中部分はガンバーチームのエンブレム型だ。ちなみに、このデザインに決定するまではかなり難航したらしいぜ」
サンクラ「それじゃあ、ミラクルチェンジ!」
サンクラ「ファイターモード。初登場時には、ガンバルガーを半壊させたサイ魔界獣ヨロイデルに圧勝したが、その直後、ゴクアークの左手に取り憑かれちまった」
サンクラ「バストアップ。頭部には、ヘッドボンバーって射撃武器が搭載されてる。名前の通り、リボルバー式だぞ」
サンクラ「背中側。アニマルモードと同じく、翼のユニットをそのまま背負ってるぞ」
サンクラ「主要武器はショットブラスターだ。ガンバルガーの攻撃が一切通じなかったヨロイデルを、必殺技でもないただの一撃で撃ち抜いて撃破したぞ」
サンクラ「そして、ガンバルガーと力を合わせた時、リボルガーの本領が発揮されるぞ」
サンクラ「それがこの二連キャノン形態、リボルバスターだ。必殺のラストファイヤーは超魔界獣ですら一撃で粉砕するぞ。ちなみにトイは、この状態でもきちんと自立可能だ」
サンクラ「ちなみにリボルバスターを組むと、これだけのパーツが余剰になるぞ」
サンクラ「リボルガーの紹介は以上だ。それじゃ、次回もお楽しみに!」
今晩は、アカサカです。
今日はタイトル通り、市内を自転車で色々回ってみました。
まずは伊都のイオンモール。
前回帰ってきた時は来なかったので、今回は来ようと思っていました。
フードコートも近くを通りかかりましたが、今日はここでお昼ではありません。
店内装飾も、あちこちクリスマスを意識したものになっています。
あちこちブラブラした後……。
マリノアシティにやって来ました。
わざとお昼の時間をずらした(この時点で午後2時半ごろ)のでガラガラです(笑)。
前にグリーンカレーを食べたお店は、先月いっぱいで閉店してました。残念……。
んで、今日は今年の2月にも来た100時間カレーです。
『三元豚のカツカレー』が、偶然今日限定で550円だったのでそれにしました(笑)。
ルーをかけて完成。
結構肉厚で、衣もサクサクでした。
因みに今回は辛口です。
スパイシーでしたが、やっぱり前に行った『Bimi Nan』や下曽根の『Namaste TajMahal』のような本格インドカレーとは、なんとなく辛さのベクトルが違うように感じました。
ご馳走様でした。
この後はちょびっとトイザらスを覗きました。
今年はザらス限定のライダーアイテムなんてあるのね……。
『キリンの恩返し』とな……。
さて、その後はマリナタウンのショッパーズモールの前を通って……。
マークイズももちです。
今回もキャン★ドゥやザらス、TSUTAYAなど、見て回るところは変わりません。
まだ入ったことは無いですが、3階レストラン街にある『博多天ぷら たかお』。
いつかお袋を連れてきてあげたいと思ってるんですが……。
で、その向かいにある明太子パスタ専門店『めんたい BASE』。
前回来た時は前のパスタ屋が潰れて壁が隠れていました。異様に早い新店オープンだな、と思ったのですが、なんてことは無い、前の店の装飾をそのまま使っているのでした(爆)。
さて、その後は自転車でえっちらおっちら……。
地下鉄西新駅がある交差点。
ここも昔は立派な岩田屋の百貨店ビルがあったのですが、プラリバを経て、いまやこのようなこじんまりとした建物(しかも敷地の半分は高層マンション化)に……。
ちなみにこの交差点、昔、西鉄福岡市内線(いわゆる路面電車)が走っていた頃は、この交差点よりやや西の地点に無電区間があり、信号などの関係で年に数回、通電できずにその場で立ち往生してしまう電車が出ていたそうで……。
それからさらに、旧筑肥線の廃線跡を横切り……。
ユニードな原ダイエーだった元原SATYのイオン原店へ。
新しい店舗は、今月19日にオープンだそうです。
私も次に帰って来たら、行ってみるか……。
外から見た感じだと3Qカットやらキャン★ドゥなどが入居してるようですが。
んで、この後は久しぶりに飯倉のBOOKOFFにやって来ました。
1階に、それまで2階の売り場にあった小説やらが置いていたり、SFCソフトが妙に投げ売りされてて「あれ?」と思ったのですが、2階はエコモールにリニューアルされていました。
トラボルトとダークローが、武器欠品で割とお手頃価格であったり。
『あおき』のシールが懐かしいなァ……。
ここでしばらく立ち読みした後はヤマダ電機にも寄ったのですが、もう5時過ぎてて暗くなっていたので画像は無しです。
で、今日のルートをまとめるとこんな感じ。
画像はクリックで元サイズで出ます。
1:伊都のイオンモール
2:マリノアシティ
3:マリナタウンのショッパーズモール
4:マークイズももち
5:西新駅の、脇山口交差点
6:旧筑肥線廃線跡
7:イオン原店
8:飯倉のBOOKOFF
9:ヤマダ電機
てな感じで。
これ以上ルートを詳しく書くと実家がバレそうなんでやめときますが……。
さて、飯倉のBOOKOFFでは『ホッピングカンガルー』のプログライズキーを見つけたので購入しました。
付録でしか商品化されていませんが、ダイナマイティングライオン同様、SGプログライズキー仕様です。
と言ったところで、今日はこの辺で。
どうも。ではでは。
今晩は、アカサカです。
二連休初日の今日は、天神コースでした。
お昼はこの間『あま太郎』とどっちにするかで迷った『博多やりうどん』。ソラリアステージの2階、西鉄福岡(天神)駅のコンコース内にあります。
メニューも色々と。
ああ、やりうどんの『やり』ってそういう……。ごぼう天を黒田節の盃、ゴボウを槍に見立ててある訳ね。
テーブルには柚子胡椒と一味が。
液体の柚子胡椒は初めて見ました。
てなわけで、『白カレーうどん』です。
実は去年、とある無料情報誌で存在自体は知っていましたが、『期間限定』と書いてあったので、この時期だけの商品っぽいですね。
カレーうどんの上に、ホイップクリームとマッシュポテトが混ざったものが乗っています。
麺はすっげぇ柔麺でした。
卓上に揚げ玉(天かす)を見つけたので投入。
サクサクの天かすがカレーを吸っていい感じでした。
ご馳走様でした。
美味しかった事には美味しかったですが、硬麺好きの私としては、そう何度も食べなくていいかなぁ……。
店内はこんな感じ。
黒田武士(黒田節ではなく)人形が飾られています。
その後は貝塚まで行ってきました。
マンガ倉庫なんですが、壁にかかってる案内板、ちょうどボロボロになってる所がそれです(苦笑)。
一応、超小型のショッピングセンターらしいですね、ここ。
で、買ってきたのはこれ。
ファイバードのサントラの1巻です。前に2巻は持ってたのですが、私が録画してたのはドライアスのロボット態が出る直前くらいなので、ようやく序盤からの劇判が手に入りました。
ただ、『必殺!フレイムソード』のトラック、実際は予告で使ってるやつが収録されてたのが残念でした。OPをアレンジしたあのBGM、好きだったんですけどねぇ……。
帰りがけには、行きがけに気になっていた『豚骨出汁入りたこ焼き』を買って帰りました。8個入りで250円(税込)です。
味は良かったんですが、タコがどこに入ってたのか……(爆)。
と言ったところで、今日はこの辺で。
どうも。ではでは。
今晩は、アカサカです。
明日からまた二連休なので、今日も仕事が終わった後、いつも通りソニックで実家に帰って来たわけですが、なんと駅のコンビニで、小倉の実家まで帰るっていう部下とバッタリ出くわしたので、小倉まで一緒に座って、車内で弁当を食べました。
……と、それだけなのも何なので……。
以前届いていた、魂ウェブ商店限定のスーパーミニプラのライナーボーイを組み立てました。
羽を開けばマックスシャトルに。
『ミニ』プラとは言いますが、サイズはヴォイジャークラスのTFくらいあります(丁度アストロトレインくらい)。
んで、ライナーボーイ。
組み立ては超複雑でしたが、変形は超簡単です(苦笑)。
最終回でグランディーヌに破壊されてしまいますが、AIは無事でした。でもタイムvsゴーゴー登場時はセリフ無しって言うね……。
でまあ、せっかく買ったライナーボーイなんですが、問題は……
スーパーミニプラのビクトリーロボを持ってない事だネ!
売ってるとこすら見た事ねえよ!(爆)
と言ったところで、今日はこの辺で。
どうも。ではでは。
という訳で、本日も短めの『ほら男爵の冒険』といきたいと思います。
ではスタート!
ある時、吾輩は地中海でもう少しで命を落とすところだった。
ある夏の午後の事だった。吾輩がマルセイユの近くで、いい気持ちで泳いでいると、一匹の名も知れぬ大きな魚が全速力で襲ってきた。
こっちは裸で武器は無し、逃げようにも泳ぎは肴の方が上手いに決まっている。進退窮まった吾輩は、両ひざを曲げ、両腕を腹につけ、出来るだけ体を小さくすると、こっちから魚の口の中に飛び込んだ。
そして、噛まれぬうちに、喉から胃袋へ滑り込んだ。胃袋の中は真っ暗闇だが暖かく、居心地はなかなかよろしい。
しかし吾輩は、退屈になって来たので、飛んだり跳ねたり、スコットランド風の踊りを踊り始めたが、驚いたのは魚だ。腹の中で暴れられる痛さに、変な叫び声をあげ、白い腹を半分も水の上に出してばたばたした。
そのために、折から通りかかったイタリア商船に発見され、たちまち銛を撃ち込まれてお陀仏になった。ところが、それからが大変だった。
乗組員たちはその魚を甲板に引き上げると、さっそく料理を始めるではないか。まさか魚の腹の中に生きた人間が入っているとは知らないから、ところ構わず包丁でぶすり、ぶすり。
そのたびに吾輩は肝を冷やしながら、右に左にと身体をかわした。それでもくたくたになった頃、身体のほんの一部からほんのりと外の光をさしてきたので、
「助けて下さって有難う」
吾輩は夢中で外に飛び出した。乗組員たちがたまげたのなんの……。
「きゃーっ!」
「ば、化け物だ!」
みんな揃って腰を抜かした。
吾輩は手短にわけを話すと、着物を置いてある海岸へ泳ぎ帰った。
後で調べて見ると、吾輩はあの怪魚の腹の中に二時間も閉じ込められていたのだった。
~つづく~
サイトを更新しました。
今日は『文庫本コーナー』に、『にせ王子』を掲載しています。
記事の方も『ほら男爵』の続きで行きます。今回と次回はちょっと短めです。
ではスタート!
一七六六年、ポーツマスで、吾輩は北アメリカへ行く、大砲百門と乗組員千四百人を乗せたイギリスの第一級軍艦に乗り込んだ。
セントローレンス川の沖合、約五百キロの所まで来た時だった。
船は突然岩らしいものにぶつかって、危なくひっくり返るところだった。舵は無くなり、船首のマストは真っ二つになり、帆は上から下までずたずたに切られる、という騒ぎ。いや、そのマストに登っていた水夫はもっと災難だ。約五キロもすっ飛んで海に落ちた。その水夫だけではない。他の甲板にいた水夫は、天にはね上げられた弾みに月の角に頭をぶっつけて、しばらくは気が変になった。それはさておき、ぶつかった岩を調べるために重りを降ろしてみたが、何の手ごたえも無い。そのはずだ。海は五百メートルよりもっと深かった。
だが、その内に、やっと原因が分かった。
岩だと思ったのは鯨が水面で日向ぼっこをして眠っていたのだった。
ところがこの怪物め、船に昼寝の邪魔をされたのを恨みに思ったか、甲板の一部と周りの廊下を尻尾でたたき潰したばかりか、船の大錨を歯の間に銜えて、ぐんぐん船を引っ張って泳ぎ出した。時間にして十時間、一時間十キロの速さとして、約百キロも我々は引きずり回されたことになる。
幸い、錨の綱が切れたので、我々は助かったものの、そうでなかったら地球の外へ出されたかもしれない。
ところが、それから六か月後、我々がヨーロッパへ帰る道すがら、あの場所からほど遠くない所に、あの鯨が死んで浮かんでいるのが見つかった。なんと、それは全長八百メートルの大鯨だった。
銜えて行ったままの錨を取り戻そうと水夫が十人がかりで鯨の口をこじ開けてみたら、なんと左側の虫歯の穴に引っかかっていた。
これがその時の航海の、たった一つの変わった話である。
いや、おっと待った。面白い話を一つ忘れるところだった。
話は元に戻るが、鯨の乱暴で、船底に穴があけられて、そこからどんどん水が入り込んだので、水夫たちはありったけのポンプを使って汲み出したが、とても駄目だ。このままでは船は沈没してしまうと、みんな青くなったが、とっさに吾輩は世にも巧い思い付きで、この美しい船と乗組員の命を救ってやった。
吾輩は、船底にお尻を当て、しっかり塞いだ。これでもう、水は入って来なくなった。こうして吾輩は、やがて大工が来て穴を繕うまで、お尻の冷たいのを我慢していた。
~つづく~
今日はアメブロの方も更新しました。
ぷちサンプルと新しいmicroSDを買ったので、その報告をば。
こちらの記事は『ホビー雑誌コーナー』です。
ではスタート!
サンクラ「サンダークラッカーだ。今日は『ビーストウォーズメタルス』から、メタルスデプスチャージを紹介するぞ!」
サンクラ「デプスチャージは、サイバトロンの海軍司令官だ。元サイバトロンの植民星コロニーO(原語名:オミクロン)の保安主任で、同コロニーやスターベース・ラグビーの住民を皆殺しにしたランページ(プロトフォームX)に対して復讐に燃える一匹狼だぞ。名前は『爆雷』って意味だ」
サンクラ「上から。地球の海に不時着した際、耐水用の緊急措置として海洋生物をスキャンした結果、イトマキエイのビーストモードを得たぞ。メタルス化してるから、空中を飛行する事も可能だ」
サンクラ「背びれを押すと、口からマルチ・グレネードランチャー(原語名:エナジーディスク)を発射可能だ。基本的にビーストモードは生身の動物と同じ状態だから武器が使えねえが、メタルス化したTFはそれが可能になるぞ」
サンクラ「さらにコバン・シャーク(原語名:シャーク・ランチャー)って偵察メカもついてる。アニメじゃ『こばんざめたろー』って呼ばれてたぞ」
サンクラ「コバン・シャークは、デプスチャージの腹部に合体可能だ」
サンクラ「ビークルモードは『SW』のタイ・インターセプター風スペースクルーザーだ。上に書いた通りビーストモードでも飛行可能だが、アニメじゃ主にこの形態で現場に駆け付けてたぞ」
サンクラ「それじゃ、デプスチャージ、変身!」
サンクラ「ロボットモード。ランページを追って航空禁止宙域に侵入した際、時空変動場に飲み込まれて、BWの舞台である過去の地球に転送された上、残留クォンタム・サージを浴びてメタルス化したぞ」
サンクラ「バストアップ。ランページを抹殺ではなく追放という処分を下したサイバトロン上層部やコンボイに対しては不信感を隠そうともしなかったが、自分のせいでサイバトロンの防御プログラムがデストロンに奪われてからは、少しずつ協力するようになったぜ」
サンクラ「背中側。エイヒレの可動部がよく分かるよな。アニメじゃマントのような防具(原語名:ウイングシールド)としても使用されたぞ」
サンクラ「横から。重心が後ろに寄ってるから、実は尻尾を立てておかないと自立出来ねえ」
サンクラ「武器はコバン・シャーク(この状態ではコバン・ランチャーと呼称)とテールサーベル(原語名:テイルスピア)だ。コバン・ランチャーからはミサイルを発射可能だぞ」
サンクラ「デプスチャージの紹介は以上だ。それじゃ、次回もお楽しみに!」
今晩は、アカサカです。
昨日まで使ってたmicroSDですが、やっぱり再度使えるようにするには初期化しかないようで……。
昨日、親父に2GBの奴をもらったんですが、もう一杯になりかけてる(今まで使ってたのは32GB)ので、後日、新しいのを買おうと思います。
下手に初期化して、コピーし損ねたデータがあったりしたら嫌ですし……。
さて、今日はマークイズももちなどに行ってきました。
キャン★ドゥで小物を買った後……
フードコートでお昼。
今回は『ドライブイン鳥』というお店にしてみました。
「地産地消」がモットーらしく、鶏肉も『ありた鳥』をしようしているそうです。
ところで丼って、中国語だと『蓋飯』って書くんですね……。ある意味分かり易いっちゃあ分かり易いですが。
という訳で、チキンかつ丼にしました。
なんと、鶏肉入りの卵スープが付いています。
チキンかつ丼は、『美味しんぼ』でも金上社長との決着編で登場しましたね。
私も昔、出来合いのチキンカツを使って作ったことがあります。
卵スープは、鶏肉がデンと入っていました。
ご馳走様でした。
本日の福岡は快晴です。
その後はいつものルートでヤマダ電機や木の葉モールなどに行ってきました。
ユニードな原ダイエーだった元原SATYのイオン原店跡地は、新しい建物がほぼ完成していました。
画像はクリックで元サイズで出ます。
裏側。
かつては駐車場だった場所にも、別棟が建っていました。
旧ダイエー時代の店舗では、(3階建てでしたが)図のように、屋上駐車場に向かってスロープが伸びていました。
当時の画像があったので、参考までに。
マークイズももちのキャン★ドゥで買ったのはこれ。
ミニチュア背景やウッドクラフト用のおにぎりです。
という訳で、今日、闘覇の鎧の方も組んだ烈光に持たせてみました。
思った通り、よく似合います。
と言ったところで、今日はこの辺で。
どうも。ではでは。
今晩は、アカサカです。
実は今日の記事用の画像をmicroSDからパソコンに写した後、スマホに戻そうとすると「microSDが破損しています」との表示が……。
戻すには再フォーマットしか無いようなのですが、それをすると今度はデータが全部消えるという事で……。
取り敢えず、一度PCの方にコピーして避難させようとしてますが、うまくいけばいいんですが……。
さて、今日はある意味「初めて」の場所に行ってきました。
地下鉄貝塚線の千代県庁口駅から歩くこと数分……。
やって来たのは……。
パピヨンプラザ改め、ブランチ博多パピヨンガーデン。
ここ十数年、パピヨンプラザが閉鎖されるまで来ていませんでした。
ここでお袋と合流し、お昼へ。
色々見た挙句、初めて見た『カレー&ラーメン』にしたのですが、(ある意味)思わぬトラップが……。
ここは食券形式で、辛みそ、らっきょう、福神漬け、辛子高菜などがせるふさセルフサービスでした。
取り敢えず、辛みそと辛子高菜を取って来ました。
で、私は『ラータンメン』にしたのですが、これ、よくよく考えたら、前に行ったことがあるチェーン店でした。
要するに、カレーとラーメンで別々のブランドを一つのお店で提供していたわけです。(^ ^;)
お袋は納豆カレーにしましたが、私がトンカツを食べたかったので、トッピングで注文しました(笑)。
辛みそと辛子高菜を投入。
カレー付きトンカツも、ラータンメンに投入。
胡麻スープが染みて美味でした。
まぁ、前にも金龍でとんかつラーメンってのを食べましたし、それの亜流と思えば……。(^ ^;)
カレーのメニューはこんな感じ。
オーソドックスなのから、『コーンカレー』というココイチでも聞かないようなメニューもあります。
その後はお袋と別れて、ぶらっと一回りしてみました。
かつてこの位置には、トイザらス→ダイエー吉塚店→マックスバリューとして使われた建物が存在していました。
その後は、地下鉄で赤坂駅まで行こうかと思いましたが、お袋から「博多にいるからコーヒーでも飲まない?」と誘われ、急遽博多の方に行きました。
てなわけでドトール。
喫茶店やカフェに行くのは数年ぶりです(笑)。
私はアイスコーヒーとミルクレープ、お袋はホットコーヒーと安納芋ミルクレープを頼みました。
現在、お袋は妹に送ってもらったDSの脳トレでの、ドクターマリオ(風ゲーム)にはまっているようで。
もっともあちらと違ってカプセルの破片などもタッチペンでスムーズに動かせるので、自由度は高いですね(たまに暴発しますが)。
その後はお袋と別れてBOOKOFFやヨドバシ、それから天神にも行ってきました。
と言ったところで、今日はこの辺で。
どうも。ではでは。
今晩は、アカサカです。
明日から二連休なので、前回から短いスパンですがまた帰って来ました。
今日の夕食は、ファミマのこだわりカレーにしました。
さてさて、実家についた後は、先月分のTFを開封しました。
まずはジェネレーションセレクトのゴッドネプチューン。
内箱も当然ながら、プレダコン(BWデストロン)仕様です。
山さんもTwitterで書かれてましたが、この『合体セット』感がいいですね。
キングポセイドンは小出しでしたし……。
という訳で開封。
オリジンは和製TFの一つである『ビーストウォーズII』です。
G1シーコンズはデストロンの一部隊でしたが、こちらはエネルギー強奪を生業とする宇宙海賊です。
因みにオリジナル版も今回もオミットされていますが、アニメでは各メンバーはビーストモードでは黒目が描かれていました。
頭目のハーフシェル。
ジェネレーションセレクトのwebコミックでは、同型であるタートラーが満身創痍だったところを、ロボットモードへの変形機能をダウンロードしたうえで仲間に引き込みました。
のちにウルトラメガトロンオメガによって、「同型(ブラザー)」と呼んでいたタートラーを利用していたことが暴露されてしまい、失望した(厳密に言うと「見下されていた」ことにショックを受けた)タートラーに見捨てられてしまいますが……。
シーラゴン。
ガルフのリペイントで、シーコンズの知恵袋です。
ただし8万歳という高齢のため、ほとんど劇中ではボケ老人状態でした。
……ところでその年齢って事は、コイツ、メタルスジャガーや(トイ世界の)レーザービーク(コンドル)なんかと同じく、元ディセプティコン(G1デストロン)ってことですよね。
因みに中の人は、後に実写版映画でスタスクを演じられてます。
お次はスキュウレ。シーコンズの紅一点。
本セットでは唯一のリカラーではないアイテムです。
……そう、こんな顔してますが、女性TFだったりします(笑)。
リデコ元のテンタキルと。
テンタキルの時点で細身なシルエットでしたが、肩や腿をリデコ元のムーンレーサーのものに戻したうえ、頭部や胸部も新造されてるので、いっそう女性らしいシルエットになりました。
因みにビーストモードでブスと言うのは公式設定ですが(酷でぇ……)、ロボットモードは御覧の通り、なかなか美人です。
劇中では同じイカに変身する知的なスクーバに惚れていたスキュウレでしたが、彼女自身はビッグホーンに惚れられ、「イカ娘ちゃん」と追い回されていました(誰だそこで「侵略するでゲソ」とか言ってるやつ)。
因みにコミカライズ版ではビッグホーンを振ったものの、まんざらでもない様子を見せていました。
テラマンダー(左)とシーファントム(右)。
それぞれクラーケン、オーバーバイトのリカラーです。
オリジナル版のトイでは、ロブクロウ(エビ)の他、剣以外の武装がオミットされていたため、ハーフシェル以外のメンバーはステゴロでしたが、今回はキングポセイドンでセットされていた武器がこちらでも同梱されているため、(説明書にはありませんが)ターゲットマスターモードにすることも可能です。
……もっとも武器にしたところで、上記の通りメンバーが一人減っているので、ゴッドネプチューンが持つことは出来ないわけですが。
てなわけで、「ゴォォッドネプチュ――ン!」。
アニメ版では第三勢力でしたが、コミカライズ版ではゲストだったうえ、ビッグホーンとスキュウレ、スクーバのラブコメに話の主軸が置かれていたため、終始デストロンでありながらサイバトロンには友好的に接していました(ガルバトロン率いるデストロン機甲部隊相手に共闘したほど)。
リカラー元であるキングポセイドンと。オリジナル版からですが、イカ型TFのみ、両者で同じ部位に合体しています(元々スクランブル合体システムの合体兵士のため、手足メンバーはどの部位にも合体できる)。
ゴッドネプチューンの方は、パール調の成型が悪かったのか、もう金型にガタがきているのか、ところどころパーツの合いが悪くて、個人的にはキングポセイドンの方がカッチリしていて遊びやすいと感じました。
高額なアイテムなんだから、こういう所の品質管理はしっかりして欲しいんですけどねェ……。
続いては『アースライズ』のエアウェーブ。国内ではタカトミモール限定のEXシリーズです。
アイアンワークスと同様、元ネタはマイクロマスターの基地ですが、今回は海外設定に倣ってデストロンとしての販売です。
名前の方も、同じくG1版で基地を管理していたTFから引用されています。
変形モードは空港。
キャタピラのついた陸上空母のような形態や……
長い滑走路を持った基地に変形できます。
さらに、
G1版同様、攻撃基地にも変形可能です。
他にパーツをばらして、他のTFの強化パーツにもなります。
同じく「国内で再販売された際にデストロンになった」つながりで、復刻版ウイングチームと。
元々マイクロマスターの基地TFだけに相性は抜群です。
フューザー(左)&ブラストマスター(右)。
ダイレクトヒット&パワーパンチと同じく、二体で一体のビークルに合体するマイクロマスターです。当時は『アストロスクワッド』というチームのメンバーでした。
ブラストマスターの方は、重心が後ろに寄ってるので、普通に立たせるのはちょっと無理でした。
フューザーの方は、「拳が武器になっている」ではなく「武器を保持した手首」として造形されているという、海外主導のTFとしては珍しいデザインになっています。
合体後はシャトル。後部には「NASA」の文字が見えます。
一応、分離形態もビークルらしい(ブラストマスター側にもコクピットらしきものがついてる)ですが……。
なんだこの謎物体(爆)。
と言ったところで、今日はこの辺で。
どうも。ではでは。
今日から『ほら男爵』の冒険も、第二部に入ります。
それでは、さっそくスタート!
第二部 海の冒険
☆
吾輩が海の旅に出たのは、これまで話したロシア旅行よりずっと前の事だ。たまたま、母方の親戚の者がセイロン島へ旅行すると聞いて、矢も楯もたまらず、両親の反対を押し切って同行させてもらったのである。
吾輩たちは、オランダ国王並びに政府の重い任務をもって、アムステルダムを出港した。航海は平穏無事だったが、一度だけすさまじい暴風雨にぶつかった。
その時、我々は、薪や水を積むためにある島に泊っていたのだが、その嵐の物凄さと言ったら、何しろ重さ数万キロもある無数の大木が根こそぎにされて、地上八キロの空中に吹き飛ばされたのだ。
ところが嵐が収まると、木はそれぞれ元の地面に落ちてきて、根を生やしたのには驚いた。ただ一番大きい奴は例外だった。この木が嵐に引き抜かれた時には、貧しい農夫とその妻が枝に登って、キュウリをもいでいる最中だった。この地方では、キュウリは木になるのだ。
二人は大木にしがみついたまま空中旅行をしたわけだが、その重みで、やがて木は水平になって地上に落ちてきて、島の住民たちの怨みの的の暴悪酋長の頭にぶつかったからたまらない。酋長はあっさり死んでしまった。
「これで、島に平和が来る」
「みんな、お前たち夫婦のおかげだ」
住民たちは大喜びで、偶然ではあるが、島のために大変な手柄を立てたキュウリ取り夫婦を酋長の後釜に据えた。
この夫婦は大木もろとも空中に吹き飛ばされた時、あまり太陽の近くまで行ったので目が悪くなったが、非常によく島を治めて、住民たちから慕われ、後で聞いたところによると、住民たちは、
「神よ、酋長を守りたまえ」
と祈ってからでないと、誰もキュウリを食べなかったそうだ。
この嵐で傷んだ船を直したわれわれは、再び航路につき、六週間の後に無事にセイロン島へ着いた。
ある日、総督の息子に狩りに誘われたので、吾輩は大喜びでついて行ったが、ひどく暑い所へ持ってきて、相手が大男で足が速いと来ているから、吾輩はたちまち取り残された。
仕方なしに川の岸に腰を下ろして一休みしていると、おう、なんと、向こうの方から一頭のライオンが吾輩目がけて走って来るではないか。
(しまった)
吾輩の銃に中にはウサギを撃つ散弾しか入っていないのだ。しかし、ぐずぐずしていればライオンの餌食にされる。
(えい、どうともなれ)
吾輩は運を天に任せて引き金を引いたが、恐ろしさに手が震えているので一発も当たらない。そればかりか、これがライオンの怒りに油を注ぐ結果になって、
ウオーッ!
猛り狂って飛びかかって来た。もう、逃げるよりほかに道はない。吾輩は咄嗟に身をひるがえして駆けだそうとすると、
「ひゃーっ」
なんと、目の前二、三歩の所にものすごいワニが大口開けて待ち構えているではないか。しかも、後ろにはライオンが……。
「もう、駄目だ」
吾輩は恐ろしさと絶望に頭がくらくらして、そこにぶっ倒れた。気を失ってしまったのだ。
やがてふと気が付くと、吾輩は、そこに凄まじい光景を見た。ワニの口の中にライオンが入り込み、お互いに離れようと死に物狂いでもがき続けているのだ。
なんという幸運だったろう。ライオンが飛びかかろうとした瞬間に吾輩が倒れたので、頭の上を素通りしたライオンは、勢い余ってワニの口の中に飛び込んだのだ。
吾輩はすかさず跳ね起きて、銃の台尻で滅茶苦茶に殴って、ついに二匹の怪物をやっつけた。
そして総督の屋敷に運ぶと、毛皮屋を呼んで、ライオンの皮で煙草入れを作らせて、世話になっている人たちに配った。
ワニははく製にして、今ではアムステルダム博物館に飾られて、最大の名物になっている。最後に決まって、二つ三つおまけを付け加えることは、吾輩にとって迷惑この上もない。
例えばこんなことを言う。
「ライオンはワニの口から体の中を突き抜け、お尻から首を出したところを、男爵はワニの尾一メートルと共に切り落とした。すると怒ったワニは向き直って男爵を飲み込んだが、途端に男爵の刀が心臓に突き刺さってワニは死んだのである」
こんな見え透いた嘘を聞かされては、吾輩を知らない人は、吾輩のした本当の行いまで信じなくなるに違いない。こんなことは、名誉ある騎士を傷つけ、侮辱するものだ。
~つづく~