| Home |
2018.07.31
気が付きゃ一年ぶりだったりする。
今晩はアカサカです人類の後先考えない無謀な環境破壊で地球の温暖化は確実に進んでいるんだなって身をもって実感する今日この頃、要するに暑い訳なんですが、午後にはよそ様のコメントで個人的に血涙流しそうになる事があったりそれはまあいいとして、お休み?ええまあそうなんですが、話せば長くて短いんですが、今月最後の休みという事で先立つものも無いし動くとカロリーを消費しちゃうしで、大人しく体力を温存しようかと思いつつも、せっかくのお休みなので久々にお出かけしちゃおうかという事で、今日は久々に門司港に行ってきました。(←あまり真面目に読んではいけません)
……とまぁ、某アニメの三石女史のキャラ風の長文を書いてみましたが、こんなん読むのも苦痛でしょうし、要約すると今日は門司港(と小倉)に行ってきました。
8時24分の列車に乗って門司港に向かいます。
これを逃すと、次に門司港まで行くのは16時49分まで無いので……。
このタイプの車両は座席が向かい合ってる状態で固定されているのが宜しくありません。
813系やソニックみたく、バスの座席みたいに出来るのが個人的に理想なんですけどねぇ。
車内で軽く朝食。
はい、という訳で、門司港に到着しました。
時間は9時51分です(時刻表が間違ってなけりゃ)。
門司港の駅舎。
補修もほとんど終わりに近づいてきました。帰ってきて過去記事を検索してみたんですが、前にここに来たのって、どうも去年の8月3日だったようです。
『海峡プラザ』の壁にはこんなものが。
てな訳で、この画像は右下クリックで元サイズのも置いておきますので、ブロ友の皆様、ご自由にお使いくださいませ(何に)。
今まで写真に撮ってませんでしたが、こういった像も置いてあります。
ぐるっと回って。
やっぱりここは、潮の満ち引きで水が入ったり引いたりするみたいですね(参考画像↓)
さて、お次は……
旧門司税関です。
今まで意識して見た事はありませんでしたが、天井はこんな感じになっています。
門司港レトロ駐車場の100型車両。
車両の窓に「本日の車内公開は終了しました」と書いてあります(右下クリックで元サイズで出ます)。
去年来た時も入れませんでしたが、中を覗いてみると半分物置状態になっていたので、どうもずっと内部の公開はしていないようですね。
さて、お昼時も近づいてきたし門司港と言えば焼きゴジ……もとい焼きカレーなので、ちょっと食べようかなとも思ったんですが、熟考の末……
小倉駅のホームにある立ち食いラーメン屋にしました(えー)。
ま、焼きカレーはまたの機会という事で。
食券を購入して注文するシステムです。
今日は『赤旨』というラーメンにしてみました。豚骨ラーメンの上に、赤味噌が乗っています。
カウンターには各種調味料。
右上のクリーム色のはおろしにんにくです。
辛子高菜には「ゲキカラ」の表記が……。
店員のおばちゃんの愛想はともかく、味はなかなかでした。
その後はあるあるCityやらチャチャタウンに行った後……。
これまた久々に井筒屋に行って、蜂楽饅頭を買いました。
いつも通り、白あんと黒あん。
7階の休憩スペースで頂きます(他の階にも同じ休憩スペースはありますが)。
夕食は『かつや』で、今月の限定メニュー、『ピリ辛ゆず胡椒のおろしチキンカツ丼』です。
チキンカツ丼の上から、柚子胡椒入りの大根おろしをかけて頂きます。
さて、それから本日の購入物なんですが、
あるあるCityに入居してる駿河屋で、figmaの井之頭五郎が中古であったので購入。
ボディを素体にします。
取り敢えずこんな感じ。井之頭ボディには、間に合わせで店長の頭をつけています。……首が長いからもうちょっと削るか。
あとは実写版の井之頭五郎を買うかなぁ。
もう一つはこちら。
最近焼きゴジラさん改め冷やしゴジラさんの所で見てて可愛かったので、ネロ・クラディウスです。
私は『Fate』には疎いので、当初、彼女はセイバー(アルトリア・ペンドラゴン)のバージョン違い的なキャラかと思ってました(オイ)。
ちなみに中の人は丹下桜さんとの事ですが、こないだ登場したウチのセルペンも、声のイメージは丹下さんだったりします。
ふと思ったのですが、似てる?(笑)
もっとも、ナツミのモチーフはエンドルフなんですけども。
と言ったところで、今日はこの辺で。
どうも。ではでは。
スポンサーサイト
2018.07.30
セルペンについて。/ブラックウイング買ってきました。
サイトを更新しました。
さて、昨日登場したセルペン・アナークですが、デザインはこんな感じです。
名前の『セルペン』は、フランス語で蛇の事で、英語のサーペントに相当します。『アナーク』はアナコンダからとりました。
本編ではまだ書いてませんが、彼女、年齢は126歳(人族でいう12歳くらい)です。
が、設定画の注釈にもあるように、外見や中身はそれよりかなり幼い感じです。
実は彼女……
中学か高校の時に描いてた『ファイクエ』の漫画(途中で頓挫)で登場してまして、さらにその元は十魔王の一人、サタンドラゴン配下の闇騎士の一人で、当時は名前も『アナーク』でした。
んで、ほとんど面影は残ってませんが、彼女のモデルは『ターボレンジャー』に登場した、姫暴魔ジャーミンだったりします。
もっともジャーミンが『姫』という肩書の割にオバサr……ゲフンゲフン、大人だったのに対して、彼女は完全に少女としてデザインしています。
セルペンも蛇顔になるかは……まだ未定です。(^ ^;)
それでは、お話変わって。
今日は先日の予告通り、ブラックウイングを買ってきました。
幸い今回は、塗装もギミックにも不良個所はありませんでした。
主翼の付け根はボールジョイントという豪華なのかそうでないのか若干微妙な仕様になっています(笑)。
リデコ元であるUW版エアーライダーと。
パッと見はドレッドウインドほどリデコされてないように見えますが、戦闘機のガワ部分がまるっと変わっています。
ビークルモード。
G1番同様、可変翼戦闘機です。
ビークルモードでエアーライダーと。
実際並べてみると、結構違いがあるのが分かります。
個人的に感心したのがこれ。
G1同様、公式設定でドレッドウイング形態に合体できるようになっています。
何故かドレッドウインド側の説明書には合体に関するギミックの記述が無かったので、てっきりユーザーによる見立て合体かと思っていました。
GL版スーパージンライと。
……『ジンライ怒りのゴッドオン!!』の再現は無理そうです。
まぁ、そもそもLG版は最初からスーパーロボットモードではあるんですが。
最後に、ダークウイングのテックスペックを。
ダークウイング(パワーマスター空中強襲兵)
決して良い事を言ったりしないが、とにかく何か喋っている。人生とは一つの長い痛みと苦しみの試練であると信じており、他者の経験が自分の受ける以上の苦痛であることを保証しようと懸命になっている。せっかちな泥棒で、エンジンモードではオーバーヒートしがちなネビュロン人、スロットルとバイナリーボンドしている。二挺のレーザー誘導式エレクトロキネティックブラスターで武装している。ドレッドウィンドと合体して、ドレッドウィングとなる。
どうも。ではでは。
2018.07.29
ファイクエ第9話『ウソかホントか? ガダメは英雄?』-1
先日第8話が完結したばかりですが、今日はまた、小説版『ファイクエ』の続きで行きたいと思います。
では、さっそくスタート!
石川達は、オセアンの父親の船で、ブクソフカ大陸の南側まで送ってもらった。
陸地に到着した時には、すでに日は暮れかけており、その日は手近な岩場で野宿する事にした。
食料も飲料もスイゾク村でしこたま買い込んでいたので、ボガラニャタウンに到着するまでに飢える心配はない。
やがてすっかりと暗くなり、空には星が瞬いている。
いつものように、焚火で簡単に調理した食事を済ませた後、三人は火の番をしながら交代で寝ることになった。
岡野は携帯用の毛布を羽織ってガーゴーと寝息を立てている。
ふと、同じように毛布をかぶっていた石川がスッと立ち上がった。
「どったの、テッちゃん?」
火の番をしていた上田が訊いた。
「トイレ」
「ああ、ごめん。行ってらっしゃい」
陸地に到着した時には、すでに日は暮れかけており、その日は手近な岩場で野宿する事にした。
食料も飲料もスイゾク村でしこたま買い込んでいたので、ボガラニャタウンに到着するまでに飢える心配はない。
やがてすっかりと暗くなり、空には星が瞬いている。
いつものように、焚火で簡単に調理した食事を済ませた後、三人は火の番をしながら交代で寝ることになった。
岡野は携帯用の毛布を羽織ってガーゴーと寝息を立てている。
ふと、同じように毛布をかぶっていた石川がスッと立ち上がった。
「どったの、テッちゃん?」
火の番をしていた上田が訊いた。
「トイレ」
「ああ、ごめん。行ってらっしゃい」
野宿している岩場からちょっと離れた繁みで用事を済ませると、石川は仲間のいる岩場に戻ろうとした。
その時だ。
その時だ。
きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!
甲高い、絹を引き裂くような女の悲鳴が響き渡ったのだ。
「!」
その悲鳴に気づいた石川は、声のする方へ走っていった。
(なんだ!?)
駆けつけた石川の目に、ボーッと発光した木々の間で三人ほどの男に襲われている少女の姿が飛び込んできた。
いや、よく見ると、男たちは人間ではなかった。
甲冑を着込んでいるが、いずれも首が無いのだ。
死体兵士というモンスターだった。
もともとは戦場の露と消えた騎士だが、死者の魂と引き換えに、悪の魔力で命を与えられたアンデッドモンスターである。
死者の霊に呪われた地や、古戦場を訳もなくさまよい、人間を見ると見境なく襲撃する。
相手がモンスターだと分かると、石川は躊躇うことなく行動に移った。
「おりゃーっ!」
石川は剣を抜いていきなり切りかかると、一体を真っ二つに切断した。
完全に虚を突かれた形となった残りの死体兵士たちはいっせいに剣をかざして石川に襲い掛かるが、石川の動きの方が早い。
「遅い!」
「!」
その悲鳴に気づいた石川は、声のする方へ走っていった。
(なんだ!?)
駆けつけた石川の目に、ボーッと発光した木々の間で三人ほどの男に襲われている少女の姿が飛び込んできた。
いや、よく見ると、男たちは人間ではなかった。
甲冑を着込んでいるが、いずれも首が無いのだ。
死体兵士というモンスターだった。
もともとは戦場の露と消えた騎士だが、死者の魂と引き換えに、悪の魔力で命を与えられたアンデッドモンスターである。
死者の霊に呪われた地や、古戦場を訳もなくさまよい、人間を見ると見境なく襲撃する。
相手がモンスターだと分かると、石川は躊躇うことなく行動に移った。
「おりゃーっ!」
石川は剣を抜いていきなり切りかかると、一体を真っ二つに切断した。
完全に虚を突かれた形となった残りの死体兵士たちはいっせいに剣をかざして石川に襲い掛かるが、石川の動きの方が早い。
「遅い!」
ゼー・レイ・ヒーラ・ヴィッセル!
(閃光よ、閃け!)
(閃光よ、閃け!)
「閃光呪文・バーネイ!」
石川の掌から帯状の炎が噴き出し、残った二体の死体兵士は火に包まれる。
のたうち回る時間もわずかに、少女を襲っていた三体の魔物は、再びこの世から姿を消していた。
「君、大丈夫?」
手を差し伸べる石川を見て、少女の顔は真っ赤になっていた。
決して死体兵士を燃やす炎の照り返しを受けたわけではない事は述べておこう。
「あ、あの……有難う御座いました!」
少女が笑顔のまま、ペコリとお辞儀をする。
石川の掌から帯状の炎が噴き出し、残った二体の死体兵士は火に包まれる。
のたうち回る時間もわずかに、少女を襲っていた三体の魔物は、再びこの世から姿を消していた。
「君、大丈夫?」
手を差し伸べる石川を見て、少女の顔は真っ赤になっていた。
決して死体兵士を燃やす炎の照り返しを受けたわけではない事は述べておこう。
「あ、あの……有難う御座いました!」
少女が笑顔のまま、ペコリとお辞儀をする。
「私、セルペンって言います。セルペン・アナーク!」
その可愛らしい女の子は改めて石川に微笑みかけて名乗った。
笑うとエクボが出来て、本当にかわいい。
見たもの全てがドキッとする可愛らしさだ。
ロングの鮮やかな黒髪に、水色と黒を基調とした服を着ている。
頭にはこれまた水色の、可愛らしくディフォルメされた蛇の頭を象った髪飾りをつけていた。
何より特徴的だったのは、その耳だ。
細長く尖った形をしている。
そう、セルペンは、魔族の少女だったのだ。
「私、この近くのボガラニャタウンに住んでるんですけれど、月光花を取りに来た時モンスターに襲われて……本当に助かっちゃいました!」
先ほど、セルペンの周りにあったボーッとした光は、月光花の光だったのだ。
「ボガラニャタウン? おれ達も、そのボガラニャタウンに向かってるんだけど」
「そうなんですか?」
その時だ。
「おーい、テッちゃん!」
上田と岡野がやって来た。
岡野はまだ目をこすっている。
騒ぎを聞きつけて駆けつけてきたのだ。
「なんかあったの?……誰、これ?」
「ああ、まあ、色々あってね」
苦笑しつつ、石川はセルペンの方を見た。
その可愛らしい女の子は改めて石川に微笑みかけて名乗った。
笑うとエクボが出来て、本当にかわいい。
見たもの全てがドキッとする可愛らしさだ。
ロングの鮮やかな黒髪に、水色と黒を基調とした服を着ている。
頭にはこれまた水色の、可愛らしくディフォルメされた蛇の頭を象った髪飾りをつけていた。
何より特徴的だったのは、その耳だ。
細長く尖った形をしている。
そう、セルペンは、魔族の少女だったのだ。
「私、この近くのボガラニャタウンに住んでるんですけれど、月光花を取りに来た時モンスターに襲われて……本当に助かっちゃいました!」
先ほど、セルペンの周りにあったボーッとした光は、月光花の光だったのだ。
「ボガラニャタウン? おれ達も、そのボガラニャタウンに向かってるんだけど」
「そうなんですか?」
その時だ。
「おーい、テッちゃん!」
上田と岡野がやって来た。
岡野はまだ目をこすっている。
騒ぎを聞きつけて駆けつけてきたのだ。
「なんかあったの?……誰、これ?」
「ああ、まあ、色々あってね」
苦笑しつつ、石川はセルペンの方を見た。
☆
翌日、石川達はセルペンと共に、ボガラニャタウンに到着した。
今はちょうどお昼ごろだ。
旅の疲れこそそんなに出てはいないものの、石川達もぼちぼちお腹がすいてくる頃合いだった。
という訳で、三人はまず腹ごしらえをしようと、セルペンに案内されて、町の一角にある食堂にやって生きていた。
扉には「準備中」の札がかかっていたが、セルペンは構わずドアをノックする。
「メーさ~ん、メーさ~ん。起きてますかぁ?」
そこから少し間をおいて、扉が開くと、中から長身の男性が現れる。
ちなみに彼は人族だ。
「セルペンちゃんかい?」
どうやら寝起きらしく、シャツの胸元がだらしなくはだけ、髪も乱れていた。
しかし、その瞳は穏やかで、彼を見たもの全てに好印象を与える。
「そっちの子たちは?」
「私の命の恩人なんです。何かご馳走してもらえませんか?」
男は「ふむ」と頷くと、扉を開けて四人を店内に招き入れるのだった。
「いいよ。残り物で良かったら、まだあるし」
今はちょうどお昼ごろだ。
旅の疲れこそそんなに出てはいないものの、石川達もぼちぼちお腹がすいてくる頃合いだった。
という訳で、三人はまず腹ごしらえをしようと、セルペンに案内されて、町の一角にある食堂にやって生きていた。
扉には「準備中」の札がかかっていたが、セルペンは構わずドアをノックする。
「メーさ~ん、メーさ~ん。起きてますかぁ?」
そこから少し間をおいて、扉が開くと、中から長身の男性が現れる。
ちなみに彼は人族だ。
「セルペンちゃんかい?」
どうやら寝起きらしく、シャツの胸元がだらしなくはだけ、髪も乱れていた。
しかし、その瞳は穏やかで、彼を見たもの全てに好印象を与える。
「そっちの子たちは?」
「私の命の恩人なんです。何かご馳走してもらえませんか?」
男は「ふむ」と頷くと、扉を開けて四人を店内に招き入れるのだった。
「いいよ。残り物で良かったら、まだあるし」
寝起きのだらしなさそうだった印象とは対照的に、男の仕事ぶりは早くて丁寧、かてて加えて、ほれぼれするような腕前を持っていた。
溶き卵に半端な野菜とパンくず、ミンチ肉を混ぜ合わせて団子を作り、一晩寝かせたシチューに浮かべる。
サラダにはベーコンの切れ端を乗せ、くず肉で作ったパティは、キツネ色に焼いた上からチーズを乗っけ、熱々のトマトソースをかける。
チーズの欠片には、余ったパンを削って作ったパン粉をまぶし、カリカリに揚げる。
食べ盛りの三人は、余り物が姿を変えたとは思えない、味も見た目もばっちりなホカホカの料理を、あっという間に平らげて見せた。
「そんなにいい食べっぷりだと、こっちとしても嬉しくなるね」
三人の食いっぷりを見て、男がにっこりとほほ笑む。
「そう言えば自己紹介がまだだったね。私はメシアガ。メシアガ・リマッカだよ」
その名前を聞いて、三人は顔を見合わせた。
「リマッカ……って事は、モーカさんやミオクさんの……?」
今度はメシアガが目をぱちくりとさせた。
「実はおれ達……」
モーカの親族だという事で、石川が切り出し、これまでの経緯を説明する。
突然、雷にうたれて、この世界にやってきた事。
元の世界に帰るために、旅を続けている事。
おにぎり山でカイトを助け、モーカやミオクの計らいでブクソフカ大陸までやってきた事。
メシアガと一緒に話を聞いていたセルペンは、悲しそうな顔をして言った。
「やっぱり、あちこちの魔族がおかしくなってるんですね……。セルペン、悲しいです……」
セルペンにも、魔族の暴走の理由は分からない。
しかし、このままでは人族と魔族の関係が悪くなるのは目に見えていた。
彼女のように、地上で人族と仲良く暮らしている魔族にとって、それは非常に悲しい事だった。
沈黙が辺りを支配する。
その沈んだ空気を振り払うように、メシアガがポンと手を叩いた。
「そうだ、今、試作してる料理があるんだけど……味見してもらえるかな?」
「へ? あ、はい……」
溶き卵に半端な野菜とパンくず、ミンチ肉を混ぜ合わせて団子を作り、一晩寝かせたシチューに浮かべる。
サラダにはベーコンの切れ端を乗せ、くず肉で作ったパティは、キツネ色に焼いた上からチーズを乗っけ、熱々のトマトソースをかける。
チーズの欠片には、余ったパンを削って作ったパン粉をまぶし、カリカリに揚げる。
食べ盛りの三人は、余り物が姿を変えたとは思えない、味も見た目もばっちりなホカホカの料理を、あっという間に平らげて見せた。
「そんなにいい食べっぷりだと、こっちとしても嬉しくなるね」
三人の食いっぷりを見て、男がにっこりとほほ笑む。
「そう言えば自己紹介がまだだったね。私はメシアガ。メシアガ・リマッカだよ」
その名前を聞いて、三人は顔を見合わせた。
「リマッカ……って事は、モーカさんやミオクさんの……?」
今度はメシアガが目をぱちくりとさせた。
「実はおれ達……」
モーカの親族だという事で、石川が切り出し、これまでの経緯を説明する。
突然、雷にうたれて、この世界にやってきた事。
元の世界に帰るために、旅を続けている事。
おにぎり山でカイトを助け、モーカやミオクの計らいでブクソフカ大陸までやってきた事。
メシアガと一緒に話を聞いていたセルペンは、悲しそうな顔をして言った。
「やっぱり、あちこちの魔族がおかしくなってるんですね……。セルペン、悲しいです……」
セルペンにも、魔族の暴走の理由は分からない。
しかし、このままでは人族と魔族の関係が悪くなるのは目に見えていた。
彼女のように、地上で人族と仲良く暮らしている魔族にとって、それは非常に悲しい事だった。
沈黙が辺りを支配する。
その沈んだ空気を振り払うように、メシアガがポンと手を叩いた。
「そうだ、今、試作してる料理があるんだけど……味見してもらえるかな?」
「へ? あ、はい……」
数分後、盆に乗った料理をメシアガが運んできた。
それは上下に切ったパンで、パティや葉物野菜を挟んだ料理だった。
パンの切り口にはトマトソースとマスタードが塗ってある。
パンは軽くあぶってあるのだろう。香ばしい匂いが、部屋中に広がった。
「まだ名前は決めてないんだけどね……。どうかな?」
「わぁ、すごい。ちょっと豪華なサンドイッチみたいですねぇ。とっても美味しそうです」
目をキラキラさせるセルペンだが、石川達の反応はまた違ったものだった。
「これって……ハンバーガーだよね」
「ハンバーガー?」
聞きなれない名前に、メシアガはきょとんとなる。
「ちょうどおれ達の世界に、こんな感じの料理があるんですよ。気軽に食べられて、安いんで、あっちこっちにお店があって……」
「ふーん、ハンバーガーか……。決めた! その名前、もらっちゃおう!」
かくして、トゥエクラニフ初のハンバーガーが世に出ることになり、その後メシアガの食堂の看板料理になるのだが、それはまた別の話。
それは上下に切ったパンで、パティや葉物野菜を挟んだ料理だった。
パンの切り口にはトマトソースとマスタードが塗ってある。
パンは軽くあぶってあるのだろう。香ばしい匂いが、部屋中に広がった。
「まだ名前は決めてないんだけどね……。どうかな?」
「わぁ、すごい。ちょっと豪華なサンドイッチみたいですねぇ。とっても美味しそうです」
目をキラキラさせるセルペンだが、石川達の反応はまた違ったものだった。
「これって……ハンバーガーだよね」
「ハンバーガー?」
聞きなれない名前に、メシアガはきょとんとなる。
「ちょうどおれ達の世界に、こんな感じの料理があるんですよ。気軽に食べられて、安いんで、あっちこっちにお店があって……」
「ふーん、ハンバーガーか……。決めた! その名前、もらっちゃおう!」
かくして、トゥエクラニフ初のハンバーガーが世に出ることになり、その後メシアガの食堂の看板料理になるのだが、それはまた別の話。
~つづく~
2018.07.28
レジェンズ版も出るのかねぇ。
今日は仕事の前にヤマダ電機に行ってきたんですが、そしたら今月分のPOPが入荷していたので……。
取り敢えずドレッドウインドを買ってきました。
週が明けたらダークウイング(ブラックウイング)も買ってこようかなぁと思ってます。
リデコ元である、UWのスカイダイブと。
こうして見ると、G1のジェットロンとニュージェットロン以上にリデコされてる印象です。
特に体型なんかは全然違います。
プライムアーマーをつけたところ。
ダイノボットの手足組も買いましたが、このギミックで遊んだのは今回が初めてだったり。
もちろん、タイタンマスター/ヘッドマスターも装着可能です。
……こっち見んな(爆)。
ビークルモードでスカイダイブと。
パッと見の印象は似ていますが、ドレッドウインドの方は、主翼が足の方についているので、変形ギミックが大きく異なります。
この個体、尾翼が歪んでました。
まぁ、これはドライヤーで温めれば修正できるので、まだ許せるとして……
どうにも我慢がならなかったのが、キャノピーの塗装不良。
ブリスターパックだと、開けて初めて気が付く不具合じゃ交換が効かないので不便です。
……しかし、こいつやブラックウイングこそ、LG版でハイドラー・バスターとして出した方が需要あったのと違うか……?
最後に、彼のテックスペックをば。
ドレッドウインド(パワーマスター航空防衛兵)
嵐雲のように不吉で、冬の微風のように冷たい。残酷で陰気であり、いつも、あたかも自分の最良の友人をたった今永久に失ってしまったかのように振舞っている。スリルを探し求め、やり過ぎなほどに事を成し遂げる完全主義者のネビュロン人、ハイテストとバイナリーボンドしており、彼はドレッドウィンドの気難しい精神が、その邪悪な仕事を続けていけるように、絶えず努めている。二挺のサーマルメルターと、二基の空対空ミサイルを装備している。ダークウィングと合体して、ドレッドウィングとなる。
と言ったところで、今日はこの辺で。
どうも。ではでは。
2018.07.27
ネコの催眠術
読み物系が続きますが、今日は『ファイクエ』ではなく、『文庫本コーナー』のお話で行きたいと思います。
今回お送りするのは、寓話・『ネコの催眠術』。
では、本文スタート!
☆
アニマン・シティは、動物たちの町。土曜日の夜、そのアニマン・シティの劇場で、魔術大会が開かれる。
劇場の中は、ぎっしり満員。席が足りなくなったので、ウサギはトラの頭に乗っかり、子豚はライオンのおじさんに抱っこされてるという具合だ。
とにかく、アニマン・シティの動物たちは仲がいい。どんなに強い動物だって、他の動物を食べるようなことは全然しない。その代わり、トラやライオンのおじさん達は、ブタやウサギなんかを、むしゃむしゃ、やってる。
それじゃ、やっぱり、他の動物を食べてるんじゃないかって? ところがどっこい、ライオンのおじさん達がむしゃむしゃやってるのは、本物じゃない。工場の機械で作った、偽物のウサギや豚なんだ。ところが、偽物とは言っても、味も形も本物そっくり。こんな便利な食べ物が発明されたおかげで、ライオンのおじさん達は、他の動物を捕まえたり、殺したりしなくても、暮らせるようになったんだ。
そのため、動物たちの暮らしも、ずいぶんと進歩した。町が出来たし、工場が出来た。立派な公園や、劇場も出来た。その劇場で、ある土曜日の夜、魔術大会が開かれることになったという訳だ。
劇場の中は、ぎっしり満員。席が足りなくなったので、ウサギはトラの頭に乗っかり、子豚はライオンのおじさんに抱っこされてるという具合だ。
とにかく、アニマン・シティの動物たちは仲がいい。どんなに強い動物だって、他の動物を食べるようなことは全然しない。その代わり、トラやライオンのおじさん達は、ブタやウサギなんかを、むしゃむしゃ、やってる。
それじゃ、やっぱり、他の動物を食べてるんじゃないかって? ところがどっこい、ライオンのおじさん達がむしゃむしゃやってるのは、本物じゃない。工場の機械で作った、偽物のウサギや豚なんだ。ところが、偽物とは言っても、味も形も本物そっくり。こんな便利な食べ物が発明されたおかげで、ライオンのおじさん達は、他の動物を捕まえたり、殺したりしなくても、暮らせるようになったんだ。
そのため、動物たちの暮らしも、ずいぶんと進歩した。町が出来たし、工場が出来た。立派な公園や、劇場も出来た。その劇場で、ある土曜日の夜、魔術大会が開かれることになったという訳だ。
トランプを使うキツネの手品、二匹のクマのアクロバット、ガソリンを飲んで口から火を吐くゴリラ……。楽しい出し物がいろいろと続き、最後にいよいよ、一匹のネコが、するっと舞台へ現れた。
遠い町からやって来た、ネコの催眠術使い。催眠術って、何のことかわからないけど、ともかく動物たちは、わあーっと一斉に拍手した。
ほんのちょっぴり、お辞儀をすると、ネコはいきなり、持っていた鞭をパチッと鳴らした。
「それでは早速、始める事に致しまする。トラさん、子豚さん、ウサギ君、ご面倒でも、しばらくお相手を願いたい」
トラたちは、照れくさそうに、舞台へ出て並んだ。
「さっそくお引き受け頂いて、かたじけない」
ペロンとネコは、舌なめずりをしたかと思うと、ぴーんと尖った自分の耳を、ぴくぴくぴくぴく、動かし始めた。ぴくぴくぴくぴく、ぴくぴくぴくぴく……それをじっと見つめているうちに、トラの目も子豚の目もウサギの目も、だんだん、とろーんと眠そうになって来た。
するといきなり、甘い甘い、甘ったるい声で、ネコがトラに向かってささやきかけた。
「どうです、トラさん。ここらで、陽気にひと踊り、楽しく騒ぐってのはいかがです?」
「いいねえ、踊ってみたいねえ」
とろーんとトラが答えると、ネコは片目をつぶった。
「そーら、音楽も聞こえてきましたぞ。さ、踊ったり、踊ったり」
音楽だなんてウソだった。全然聞こえてこなかった。ところが、トラときたら、愉快で愉快でたまらないといった顔で、くにゃくにゃ、くにゃくにゃ、踊りだしたんだ。
続いて今度は、子豚の番。ネコは優しくささやいた。
「さあて、君には、鳥のように飛んでもらうとしよう。そーら、飛べ、飛べ、飛び上がれ」
その途端、子豚は足をばたばたさせながら、劇場の中を飛び回り始めた。
なるほどなるほど。これが、催眠術と言うものか。
それにしても、トラや子豚のへんてこな姿と言ったら……。拍手する者、笑う者、劇場の中は、大騒ぎだ。
ネコは、今度はウサギに呼び掛けた。
「さて、ウサギ君。君は一体、何者ですかな?」
「ぼく、ウサギだよ」
ウサギも、とろーんとした声で答えた。
「いやいや、違うぞ。君はウサギじゃなくて、アップルパイだ。そうじゃなかったかね?」
「そうだ。ぼく、アップルパイだったっけ」
「そうとも、そうとも。ところでアップルパイ君や、ひとつ、この私に食べられてみたくはないかね?」
「うん、食べられてみたいなあ」
「よし、よし。入り口は、こっちだよ」
ぱくっとネコは、口を開けた。いくらネコの口だって、ウサギの身体が丸ごと入るはずはない。ところがその口の中へ何とか潜り込もうと、ぱたぱた、ぱたぱた、ウサギは大騒ぎ。それを見た動物たちは、きゃあきゃあ、きゃあきゃあ、大笑い。あんまり笑いすぎて、お腹が痛くなった者までいるほどだ。ところが、その時、
「馬鹿な真似は、やめろ!」
誰かが、物凄い声で怒鳴った。
その声は、やっぱり、ライオンのおじさんだった。ライオンのおじさんは、厳しい目つきで、ネコを睨みつけた。
「やい、わし達の仲間を食べようとするなんて、一体、どういうつもりだ」
「なあに、今のは、ほんの冗談で」
「冗談だろうが何だろうが、仲間の動物たちを馬鹿にするような真似は、このわしが許さん」
「ほほう、するとライオンさんは、本物のウサギや豚を、もう一匹も食べたくないとおっしゃるんですかい?」
「当たり前だ」
「なーるほど、それは感心」
この時、ネコは急にこの平和な町をめちゃめちゃにしてやりたくなった。
「しかしですな、ライオンさん。あなたも、心の底の方では、本物の動物をばりばりばりっと食べてみたい。そんなふうに考えてるのと違いますか?」
「なんだと……」
その途端、ぴーんと尖ったネコの耳が、ぴくぴくぴくぴく、動き始めた。ぴくぴくぴくぴく、ぴくぴくぴくぴく……ライオンのおじさんの目も、だんだん、とろーんと眠そうになって来た。すると、甘い甘い、甘ったるい声で、ネコが優しくささやきかけた。
「ライオンさん、も一度、お尋ねしますがね。ほんとに、あなたは、本物の動物を食べたくはないんですかい?」
「い、いや、さっき言ったのは、みんな、でたらめだ」
唸るように、ライオンのおじさんが答えた。きいきいと、かすれるような、まるでへんてこな声だった。
「偽物を食べるなんて、我慢できん。わしは、本物の動物が食いたい。ばりばりと食ってやりたいんだ」
「そんなら、遠慮なく、本物の動物をお食べなさい。そら、そこにも一匹いるじゃありませんか」
ネコは、鞭の先でウサギの方を指さした。ライオンのおじさんは、があーっと真っ赤な口を開けた。
「ひゃあ!」
ウサギは、ぎゅっと目をつぶって、がたがた、がたがた、震えだした。動物たちも、一匹残らず凍り付いたようになった。
パチッと、激しくネコが鞭を鳴らした。
「やい、さっさと食べろ、ライオンめ。偉そうなことは言っても、それがお前のほんとの姿だ。みんなも、よっく見とくがいい」
ぱちっと、も一度、鞭が鳴った。
その途端、ライオンのおじさんは振り返ると、ひらっとネコに飛びかかった。どたっと、ネコは尻餅をついた。
「な、何をする!」
「お前も、本物の動物に違いない。だから、手近なお前から食べてやろう」
ライオンのおじさんの声は、やっぱり、きいきい、かすれていた。
ネコは慌てて逃げ出そうとした。だけど、もう遅い。たちまち、ぺろんと飲み込まれてしまった。
「おおーっ!」
動物たちは、一斉に叫び声をあげた。
その声で、催眠術が解けたらしい。ライオンのおじさんは、急にぱちくり、辺りを見回した。
「はあて、ネコのやつ、一体、どこへ行ったんだ」
「ネコだったら、ライオンのおじさんが……」
そこまで言いかけて、ウサギは急に気が付いた。
催眠術にかけられていた間の事を、ライオンのおじさんは、何にも覚えていないんだ。もしも、本当の事を教えたら、ライオンのおじさんは、死ぬまで苦しむかも知れない。
そこでウサギは、嘘をつくことに決めた。
「おじさんを催眠術にかけた後、ネコの奴、こそこそ逃げてった。ここへはもう、二度と来ないって言ってたよ」
~おしまい~
いかがでしたか?
ネコが悪役になる物語って、個人的には珍しい気がします。
それにつけても、ネコは調子に乗った末の自業自得とは言っても、食い殺される末路というのはチト憐れのような……(苦笑)。
ところで原本が発行されたのって昭和44年なんですが、作中に出てくる『偽物の動物』って、要するにクローン……? 世界初の、ニンジンのクローンが誕生したのが1960年(昭和35年)代のアメリカの事ですが、なかなか時代を先取りしたお話だったようで(笑)。
どうも。ではでは。
2018.07.26
ファイクエ第8話『海底のロボロボ大パニック!』-3
さて、今回は一気に書き上げたので、小説版『ファイクエ』第8話の完結編に行ってみたいと思います。
前回はコチラ。
では、さっそくスタート!
「おのれ、おのれ、おのれ! よくも我が最愛のマシンを破壊してくれたな!」
先ほどまでの余裕の態度とは打って変わって、ドクター・プラズマの額に血管が浮き上がってくる。
自慢のメタルゴーレムを破壊された事が、よほど悔しかったらしい、
「小僧共め! ギッタンギッタンのケチョンケチョンにしてやるぞう!」
再びドクター・プラズマの手に反応して、壁のモニターが白く輝いた。
先ほどまでの余裕の態度とは打って変わって、ドクター・プラズマの額に血管が浮き上がってくる。
自慢のメタルゴーレムを破壊された事が、よほど悔しかったらしい、
「小僧共め! ギッタンギッタンのケチョンケチョンにしてやるぞう!」
再びドクター・プラズマの手に反応して、壁のモニターが白く輝いた。
三人はさらに奥へと進んできていた。
その三人の前に、新たな刺客が現れる。
先ほどのメタルゴーレムに加え、全身タイツのようなボディに、簡素な装甲をつけたアンドロイド。
重装甲に身を包み、魔法ライフルで武装したパワードロイド。
「もう次が来たか!」
「よし、一気に突破しようぜ!」
「おーっ!」
勢いづいた石川達は、敵の真っただ中へと突っ込んでいく。
襲い掛かってくるマシンモンスター達を蹴散らしながら、三人は広い部屋へとたどり着いた。
部屋の中央には三シャグルほどの機械製の塔が建っており、塔の真ん中にはモニターのようなものが付いていた。さらにモニターには、ポリゴン調の顔のようなものが表示されている。
下の部分には、タコのような機械製の触手が何本も生えている。
「これは……」
その時、どこからかドクター・プラズマの声が響き渡った。
<プププププププププププ~ラ~ズ~マ~! そこの小僧どもよ! このドクター・プラズマの誇る究極のマシンモンスター『ガードシステム』に勝てるかな!?>
「ガードシステム!?」
その途端、ガードシステムが触手を振り上げて襲い掛かってくる。
「うわっ!」
その三人の前に、新たな刺客が現れる。
先ほどのメタルゴーレムに加え、全身タイツのようなボディに、簡素な装甲をつけたアンドロイド。
重装甲に身を包み、魔法ライフルで武装したパワードロイド。
「もう次が来たか!」
「よし、一気に突破しようぜ!」
「おーっ!」
勢いづいた石川達は、敵の真っただ中へと突っ込んでいく。
襲い掛かってくるマシンモンスター達を蹴散らしながら、三人は広い部屋へとたどり着いた。
部屋の中央には三シャグルほどの機械製の塔が建っており、塔の真ん中にはモニターのようなものが付いていた。さらにモニターには、ポリゴン調の顔のようなものが表示されている。
下の部分には、タコのような機械製の触手が何本も生えている。
「これは……」
その時、どこからかドクター・プラズマの声が響き渡った。
<プププププププププププ~ラ~ズ~マ~! そこの小僧どもよ! このドクター・プラズマの誇る究極のマシンモンスター『ガードシステム』に勝てるかな!?>
「ガードシステム!?」
その途端、ガードシステムが触手を振り上げて襲い掛かってくる。
「うわっ!」
バキィィィィィィィィィィィィィィィィッ!
振り下ろされた触手を、三人は慌てて避ける。
ほんの一秒前まで三人がいた場所には、半径一メートル以上の巨大な穴がポッカリと開いていた。
「このぉ!」
石川達は三方からガードシステムに攻撃を加えようとするが、ガードシステムはその動きをことごとく読んで触手を振り回してくる。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
触手が振り下ろされた衝撃で、石川が倒れ込んだ。
「テッちゃん!」
「……くっ、どうして、おれ達の動きがわかるんだ!?」
<プププププププププププ~ラ~ズ~マ~! ガードシステムは瞬時に相手の能力を読み取り、相手の動きを計算する。この優れた計算能力を持つガードシステムに負けは無い!>
「ふ~ん……計算能力ねぇ」
<ガードシステム、彼らに引導を渡してやれ!>
ガードシステムがゆっくりと触手を振り上げる。
そのガードシステムに向かって上田が叫んだ。
「おい、お前! 円周率はいくつだ!?」
ほんの一秒前まで三人がいた場所には、半径一メートル以上の巨大な穴がポッカリと開いていた。
「このぉ!」
石川達は三方からガードシステムに攻撃を加えようとするが、ガードシステムはその動きをことごとく読んで触手を振り回してくる。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
触手が振り下ろされた衝撃で、石川が倒れ込んだ。
「テッちゃん!」
「……くっ、どうして、おれ達の動きがわかるんだ!?」
<プププププププププププ~ラ~ズ~マ~! ガードシステムは瞬時に相手の能力を読み取り、相手の動きを計算する。この優れた計算能力を持つガードシステムに負けは無い!>
「ふ~ん……計算能力ねぇ」
<ガードシステム、彼らに引導を渡してやれ!>
ガードシステムがゆっくりと触手を振り上げる。
そのガードシステムに向かって上田が叫んだ。
「おい、お前! 円周率はいくつだ!?」
ガヒ……
ガードシステムのモニター部分に映った顔の目が、チカチカと点滅する。
上田の言葉につられて、ガードシステムが計算を始めたのだ。
けれど、円周率と言えば――
上田の言葉につられて、ガードシステムが計算を始めたのだ。
けれど、円周率と言えば――
3.14159265358979323846……
そう、永遠に終わりはないのだ。
<しまった!>
「へっ、機械だってマヌケなもんだね! テッちゃん!」
「オーケー!」
石川と上田は、印を組んで呪文を唱える。
<しまった!>
「へっ、機械だってマヌケなもんだね! テッちゃん!」
「オーケー!」
石川と上田は、印を組んで呪文を唱える。
ディ・カ・ダー・マ・モウ・バッ・ダ!
(火の神よ、猛火の裁きを!)
(火の神よ、猛火の裁きを!)
「火炎呪文・メガフレア!」
ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!
業火がガードシステムに直撃し、オーバーヒートを起こしたガードシステムは大爆発を起こした。
☆
「おのれぇ、おのれぇ、おのれぇ、おのれでガッデム!」
ドクター・プラズマの額にまたも血管が怒りのために浮き上がっていた。
「こうなったら、私自らが相手になってくれるわ!」
「ふ~ん、面白いじゃん」
声に驚いてドクター・プラズマが振り向くと、そこには石川達が立っていた。
「お邪魔してま~す!」
「出おったな、小僧ども! だいたい貴様らのような人族はこの世界に不要! この世界の純粋な発展は我ら魔族によりなされなければならぬのだ。それを貴様らのように非力で寿命も短いくせに、繁殖能力だけは高い人族の存在で、この世界は人族どもがはびこる世界となってしまった! このような事態を打開するために……ん、ん、ん!? こらっ、何をしとる!?」
ドクター・プラズマが一人演説ぶっている間に、石川達はそれを無視して、さっさとメールを助け出していた。
「大丈夫?」
「あ、あの……あなた達は?」
「オセアン君に言われて、君を助けに来たんだよ」
「まあ!」
「さて、バカはほっといて帰ろう! お兄ちゃんも心配してるからね」
<人の話を聞かんか!>
「んっ!?」
くぐもった声に、石川達がそちらを向くと、そこにあったのはあのドクター・プラズマが誇っていたメタルゴーレムだった。
中にドクター・プラズマが乗っている。
石川がキッとそちらを睨みつけて言った。
「なんだよ、どうしてもやるのか?」
<フフフフフ……魔界科学のすばらしさ、この史上最高の機人形技師(メタルゴーレムマスター)、ドクター・プラズマが教えてやるわ!>
メタルゴーレムのコクピットでドクター・プラズマは叫ぶと、赤と青い色をした二つの歯車を取り出し、セットする。
ドクター・プラズマの額にまたも血管が怒りのために浮き上がっていた。
「こうなったら、私自らが相手になってくれるわ!」
「ふ~ん、面白いじゃん」
声に驚いてドクター・プラズマが振り向くと、そこには石川達が立っていた。
「お邪魔してま~す!」
「出おったな、小僧ども! だいたい貴様らのような人族はこの世界に不要! この世界の純粋な発展は我ら魔族によりなされなければならぬのだ。それを貴様らのように非力で寿命も短いくせに、繁殖能力だけは高い人族の存在で、この世界は人族どもがはびこる世界となってしまった! このような事態を打開するために……ん、ん、ん!? こらっ、何をしとる!?」
ドクター・プラズマが一人演説ぶっている間に、石川達はそれを無視して、さっさとメールを助け出していた。
「大丈夫?」
「あ、あの……あなた達は?」
「オセアン君に言われて、君を助けに来たんだよ」
「まあ!」
「さて、バカはほっといて帰ろう! お兄ちゃんも心配してるからね」
<人の話を聞かんか!>
「んっ!?」
くぐもった声に、石川達がそちらを向くと、そこにあったのはあのドクター・プラズマが誇っていたメタルゴーレムだった。
中にドクター・プラズマが乗っている。
石川がキッとそちらを睨みつけて言った。
「なんだよ、どうしてもやるのか?」
<フフフフフ……魔界科学のすばらしさ、この史上最高の機人形技師(メタルゴーレムマスター)、ドクター・プラズマが教えてやるわ!>
メタルゴーレムのコクピットでドクター・プラズマは叫ぶと、赤と青い色をした二つの歯車を取り出し、セットする。
ギガエンジン! ギガリモコン! ジャンキー合致!
「起動! ポチッとな」
ヒーハー!
ウィィィィィィィィィィィィィィィィィィン……
ウィィィィィィィィィィィィィィィィィィン……
ドクター・プラズマがコクピットのボタンを押すと、メタルゴーレムの目に光がともり、動き出したのだ。
「これでも喰らえ!」
「これでも喰らえ!」
ディ・カ・ダー・マ・モウ・バッ・ダ!
「火炎呪文・メガフレア!」
先手必勝とばかりに、上田がメタルゴーレムに向かってメガフレアを放つ。
が――
「なにっ!?」
なんという事か。上田の放ったメガフレアは、メタルゴーレムのボディに吸収されてしまったのだ。
<プププププププププププ~ラ~ズ~マ~! これぞ我が最高傑作! マシンモンスター・ガードシステムをも超える超ウルトラハイパーグレート究極メタルゴーレム、その名も『アイアンギガント』だっ! このアイアンギガントを覆った“吸魔鋼(アランジュメタル)”は、あらゆる魔法を吸収する! しかも、オリハルコンにも匹敵する強度をも備えているので、中に乗っている人間に攻撃を加えることなど不可能なのだ!>
「ちっ、けったいなもん作りやがって!」
<人族など所詮必要ないものだと、今、証明してみせよう!>
アイアンギガントが動いた。
凄まじいスピードだ。
先手必勝とばかりに、上田がメタルゴーレムに向かってメガフレアを放つ。
が――
「なにっ!?」
なんという事か。上田の放ったメガフレアは、メタルゴーレムのボディに吸収されてしまったのだ。
<プププププププププププ~ラ~ズ~マ~! これぞ我が最高傑作! マシンモンスター・ガードシステムをも超える超ウルトラハイパーグレート究極メタルゴーレム、その名も『アイアンギガント』だっ! このアイアンギガントを覆った“吸魔鋼(アランジュメタル)”は、あらゆる魔法を吸収する! しかも、オリハルコンにも匹敵する強度をも備えているので、中に乗っている人間に攻撃を加えることなど不可能なのだ!>
「ちっ、けったいなもん作りやがって!」
<人族など所詮必要ないものだと、今、証明してみせよう!>
アイアンギガントが動いた。
凄まじいスピードだ。
ドカッ!
「うぐっ!」
アイアンギガントの腕に弾き飛ばされ、岡野は床に転がった。
「岡ちゃん!」
<フハハハハハハハハハ! どうだ!?>
「くっ……」
上田が両手をかざすが、石川と岡野がそれを制止した。
「待った。上ちゃんは下がってて」
「あいつに魔法が効かないってんなら、いくら撃ったって無駄だろ」
上田が唇をかむ。
実際、相手に魔法攻撃が効かないとなれば、上田に出来るのは後方支援だけだ。
「だったら、せめて……」
上田は早口で呪文を唱え、石川と岡野に補助呪文をかける。
「攻撃力を上げるアタッカップ、守備力を上げるハード、素早さを上げるファストをかけたよ。これで少しは戦いやすくなると思う」
「オッケ!」
「ありがと!」
上田の補助呪文で身体能力を強化された石川と岡野は、アイアンギガントに立ち向かっていった。
<フハハハハハハ! 無駄だ無駄だ!>
だが、それでもアイアンギガントと互角に渡り合うには厳しかった。
石川の剣も、岡野の拳も、その吸魔鋼のボディに決定打を与える事が出来ないのだ。
「かってぇ~……。アイツ、こないだのザミルより硬てぇぞ」
岡野がしびれた手首をフルフルと振りながら言った。
石川の剣も、硬い金属に斬りつけ続けたためか、刃こぼれを起こし始めていた。
<さあ、今、引導を渡してやろう!>
アイアンギガントが両手を振り上げる。
「クッ……」
石川と岡野が歯を食いしばる。
そこへ――
「こうなったら、イチかバチかだ!」
飛び込んできたのは上田だ。
アイアンギガントの腕に弾き飛ばされ、岡野は床に転がった。
「岡ちゃん!」
<フハハハハハハハハハ! どうだ!?>
「くっ……」
上田が両手をかざすが、石川と岡野がそれを制止した。
「待った。上ちゃんは下がってて」
「あいつに魔法が効かないってんなら、いくら撃ったって無駄だろ」
上田が唇をかむ。
実際、相手に魔法攻撃が効かないとなれば、上田に出来るのは後方支援だけだ。
「だったら、せめて……」
上田は早口で呪文を唱え、石川と岡野に補助呪文をかける。
「攻撃力を上げるアタッカップ、守備力を上げるハード、素早さを上げるファストをかけたよ。これで少しは戦いやすくなると思う」
「オッケ!」
「ありがと!」
上田の補助呪文で身体能力を強化された石川と岡野は、アイアンギガントに立ち向かっていった。
<フハハハハハハ! 無駄だ無駄だ!>
だが、それでもアイアンギガントと互角に渡り合うには厳しかった。
石川の剣も、岡野の拳も、その吸魔鋼のボディに決定打を与える事が出来ないのだ。
「かってぇ~……。アイツ、こないだのザミルより硬てぇぞ」
岡野がしびれた手首をフルフルと振りながら言った。
石川の剣も、硬い金属に斬りつけ続けたためか、刃こぼれを起こし始めていた。
<さあ、今、引導を渡してやろう!>
アイアンギガントが両手を振り上げる。
「クッ……」
石川と岡野が歯を食いしばる。
そこへ――
「こうなったら、イチかバチかだ!」
飛び込んできたのは上田だ。
ゼー・レイ・ヒーラ・ヴィッセル!
「閃光呪文・バーネイ!」
ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!
上田の掌から帯状の炎が飛び出す。
「上ちゃん!?」
「バカ、アイツに呪文は聞かないって……」
「いいから見てて!」
業火はアイアンギガントを包み込むが、中に乗っているドクター・プラズマは涼し気だ。
<バカめ、このアイアンギガントに呪文は効かないと言っただろう。学習能力の無い小僧だな!>
しかし上田は、またも呪文を唱える。
「上ちゃん!?」
「バカ、アイツに呪文は聞かないって……」
「いいから見てて!」
業火はアイアンギガントを包み込むが、中に乗っているドクター・プラズマは涼し気だ。
<バカめ、このアイアンギガントに呪文は効かないと言っただろう。学習能力の無い小僧だな!>
しかし上田は、またも呪文を唱える。
アース・ウェーバー・ガーゴ・グー!
(氷の風よ、凍結させよ)
(氷の風よ、凍結させよ)
「吹雪呪文・フロスト!」
上田の右手から、雹(ひょう)を伴った冷風が飛び出した。
フロストで巻き起こされた吹雪は、アイアンギガントのボディを包み込む。
<何の真似だ? 無駄な事はやめて、早いところ観念した方が利口というもの……ん!?>
相変わらず余裕の表情を崩さないドクター・プラズマだったが、ふと、その顔が怪訝なものに変わる。
上田の右手から、雹(ひょう)を伴った冷風が飛び出した。
フロストで巻き起こされた吹雪は、アイアンギガントのボディを包み込む。
<何の真似だ? 無駄な事はやめて、早いところ観念した方が利口というもの……ん!?>
相変わらず余裕の表情を崩さないドクター・プラズマだったが、ふと、その顔が怪訝なものに変わる。
ピッ……ピシッ……
<な、なんだと!?>
見れば、アイアンギガントのボディに、細かいヒビが入り始めたのだ。
「どうなってんの?」
石川と岡野が顔を見合わせる。
「温度差だよ! 冷たいコップにいきなり熱湯を入れると割れちゃうように……バーネイの高温とフロストの低温が、ヤツの装甲を脆くしたんだ。魔法力そのものは吸収できても、それで発生した熱までは吸収できないって思ったんだけど、成功したみたいだね!」
ニッと笑みを浮かべて上田が言った。
<バカな!>
「岡ちゃん、今のうちに!」
「よぉし、爆裂拳!」
見れば、アイアンギガントのボディに、細かいヒビが入り始めたのだ。
「どうなってんの?」
石川と岡野が顔を見合わせる。
「温度差だよ! 冷たいコップにいきなり熱湯を入れると割れちゃうように……バーネイの高温とフロストの低温が、ヤツの装甲を脆くしたんだ。魔法力そのものは吸収できても、それで発生した熱までは吸収できないって思ったんだけど、成功したみたいだね!」
ニッと笑みを浮かべて上田が言った。
<バカな!>
「岡ちゃん、今のうちに!」
「よぉし、爆裂拳!」
ダガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
マシンガンのように岡野の拳が飛び、アイアンギガントの装甲はあっという間に砕け散った。
「チャーンス! これなら魔法を吸収する事も出来ないだろ!」
上田が一気に魔法力を高める。
「チャーンス! これなら魔法を吸収する事も出来ないだろ!」
上田が一気に魔法力を高める。
グー・ラ・グー・レイ・グーラ・スリー!
(あらゆる全ての物体に地震が起きよ!)
(あらゆる全ての物体に地震が起きよ!)
「激震呪文・クエイク!」
茶色い光がアイアンギガントを包み込む。
凄まじい振動で相手を攻撃する強力な攻撃呪文、クエイクだ。
恐るべき震動がアイアンギガントのボディを襲い、ボディは一気にひび割れた。
<うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!>
茶色い光がアイアンギガントを包み込む。
凄まじい振動で相手を攻撃する強力な攻撃呪文、クエイクだ。
恐るべき震動がアイアンギガントのボディを襲い、ボディは一気にひび割れた。
<うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!>
ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!
ドクター・プラズマの悲鳴が響き、アイアンギガントは大爆発を起こした。
煙が収まると、黒コゲになったドクター・プラズマが倒れていた。
「て、天才機人形技師のこの私が……」
そんなドクター・プラズマを見据えて、上田が冷ややかに呟く。
「何が天才だ。あんたは甚だしい勘違いをしてる。『アイアン』は英語で、『ギガント』はドイツ語だ」
「だめだ、こりゃ……ガクッ」
今、ここに一つの悪が滅びたのだ!
煙が収まると、黒コゲになったドクター・プラズマが倒れていた。
「て、天才機人形技師のこの私が……」
そんなドクター・プラズマを見据えて、上田が冷ややかに呟く。
「何が天才だ。あんたは甚だしい勘違いをしてる。『アイアン』は英語で、『ギガント』はドイツ語だ」
「だめだ、こりゃ……ガクッ」
今、ここに一つの悪が滅びたのだ!
☆
「本当に有難う!」
妹と感動の再開を果たしたオセアンは、石川達に深々と頭を下げる。
「本当に、なんてお礼をしたらいいか……」
「ああ、いいのいいの、気にしないで」
石川が屈託のない笑顔で手を振る。
「それより、おれ達、南のボガラニャタウンに行きたいんだけど、ここからボガラニャタウンに行く船ってあるかな?」
それを聞いて、オセアンの顔がパッと明るくなった。
「だったら、ウチの船で送らせてくれよ! 漁船だけど、スピードは速いんだぜ!」
こうして、石川達はいよいよボガラニャタウンに向けて出発した。
スパイドル軍との決戦の日も、着々と近づいているのだった。
妹と感動の再開を果たしたオセアンは、石川達に深々と頭を下げる。
「本当に、なんてお礼をしたらいいか……」
「ああ、いいのいいの、気にしないで」
石川が屈託のない笑顔で手を振る。
「それより、おれ達、南のボガラニャタウンに行きたいんだけど、ここからボガラニャタウンに行く船ってあるかな?」
それを聞いて、オセアンの顔がパッと明るくなった。
「だったら、ウチの船で送らせてくれよ! 漁船だけど、スピードは速いんだぜ!」
こうして、石川達はいよいよボガラニャタウンに向けて出発した。
スパイドル軍との決戦の日も、着々と近づいているのだった。
~つづく~
という訳で、第8話をお送りしました。
元々ドクター・プラズマは、『RPGツクール3』版で作ったキャラクターでして(おおもとの原型は一作目の『ナイトプラズマボン』ですが)、そのため今回登場したモンスターも全て『ツクール3』にグラフィックが存在します。
例として、
・メタルゴーレム→No.32『ロボット』
・アンドロイド→No.70『未来人』
・パワードロイド→No.33『パワードスーツ』
・ガードシステム→No.90『コンピュータ』
・ドクター・プラズマ→No.21『リッチ』
・アイアンギガント→No.80『鉄巨人』
てな具合です。
もっとも『ツクール3』版ではドクター・プラズマは石川達と直接交戦して、鉄巨人型のボスは山のダンジョン(豆の木の手前、小説版では削除)のボスで、「フンガーハンガー砕けろガー! ブッチンブッチン潰すガー!」とか言ってる、スパイドル軍の一員かも怪しいような脳筋モンスターだったんですが(苦笑)。
小説版でこいつをオミットした理由は、上記のセリフしか覚えてなくて、特にストーリーの本筋にも絡まなかったからです(身も蓋もねえな)。
ちなみに『ツクール3』版では、「ドクター・プラズマはすごい神経質で、何でも左右対称でないと気が済まない」って設定があり(スイゾク村の村人から、その情報を聞ける)、ダンジョンも左右対称になってたんですが、一か所だけツボだったか宝箱だったかが左右対称に置かれていない部屋があり、そこに先に進むためのカードキーが隠されてる、て感じのダンジョンでした。
……余談になりますが、アイアンギガントが起動する際のカイザーシステムネタは、これを執筆してる時に突然思いついてねじ込んでみました。(^ ^;)
と言ったところで、今日はこの辺で。
どうも。ではでは。
2018.07.25
ファイクエ第8話『海底のロボロボ大パニック!』-2
てな訳で、昨日の予告通り、今日は小説版『ファイクエ』の続きで行きたいと思います。
前回はコチラ。
それでは、さっそくスタート!
「ふ~ん、機人形技師(メタルゴーレムマスター)ねぇ。そんな奴がいたんだ」
ドクター・プラズマの説明を受け、石川がうなずいた。
あれから石川達は、宿を見つけ、そこで少年の介抱をしていた。
少年はこの村の住人で、名をオセアンという。
オセアンとメールの兄妹は、この村で両親と共に暮らしていたのだが、ある日、漁で海に出た際にメールがドクター・プラズマにさらわれ、止めようとしたオセアンと父親は、彼のメタルゴーレムに返り討ちにされてしまったのだという。
「それで、この町の酒場にいた戦士達に頼んでみたんだけど、みんな相手にしてくれなくて……」
悲しそうにオセアンがうつむいた。
「なあ、あんた達、強いんだろ!? だったら、メールを助けてくれよ! このままだと、メールはあの恐ろしい奴に機械にされちまう!」
三人は顔を見合わせると、こくりと頷いて言った。
「オッケー、任せといて。そのドクター・プラズマって奴をぶっ飛ばして、必ずメールちゃんは助けてやるから!」
「本当!?」
「ああ」
パッと破顔したオセアンに、石川達も笑顔を見せる。
石川達も家族と離れ離れになってしまっている身であるし、困っている人間がいるのに見捨てていけるほどスレた性格の持ち主ではなかった。
ドクター・プラズマの説明を受け、石川がうなずいた。
あれから石川達は、宿を見つけ、そこで少年の介抱をしていた。
少年はこの村の住人で、名をオセアンという。
オセアンとメールの兄妹は、この村で両親と共に暮らしていたのだが、ある日、漁で海に出た際にメールがドクター・プラズマにさらわれ、止めようとしたオセアンと父親は、彼のメタルゴーレムに返り討ちにされてしまったのだという。
「それで、この町の酒場にいた戦士達に頼んでみたんだけど、みんな相手にしてくれなくて……」
悲しそうにオセアンがうつむいた。
「なあ、あんた達、強いんだろ!? だったら、メールを助けてくれよ! このままだと、メールはあの恐ろしい奴に機械にされちまう!」
三人は顔を見合わせると、こくりと頷いて言った。
「オッケー、任せといて。そのドクター・プラズマって奴をぶっ飛ばして、必ずメールちゃんは助けてやるから!」
「本当!?」
「ああ」
パッと破顔したオセアンに、石川達も笑顔を見せる。
石川達も家族と離れ離れになってしまっている身であるし、困っている人間がいるのに見捨てていけるほどスレた性格の持ち主ではなかった。
そんなわけで、石川達は、スイゾク村から少し離れたところにある、ドクター・プラズマの研究所に来ていた。
オセアンもついて来ようとしたのだが、重傷の身では足手まといになりかねないという事で、半ば強引に置いて行かれてしまったのである。
研究所は、小さな小島の上に建てられた小屋のようだった。
島は子供の足でも、五分もあれば一周できるほど小さい。
「ここが研究所……?」
研究所と言うよりもただの小屋と言った方がふさわしい建物を見て、石川が絶句する。
扉はあるが、ガッチリと閉じられており、取っ手も無い。
「えーと、確か開けるには……」
岡野がオセアンから聞いた合言葉を思い出し、扉の前に進み出る。
ちなみに何故オセアンが合言葉を知っているのかというと、さらわれたメールを追いかけてきたものの、この建物にドクター・プラズマ配下のゴーレムが入ったところで力尽きてしまったからだという。
「確か……トントン! パンパン!」
扉の前で岡野が叫ぶが、扉は全く開く気配も無い。
「違うよ岡ちゃん、えーっと……タタンタンタン、トンパントン!」
進み出た上田が扉の前でタップを踏み、手を打ち鳴らす。
すると、
オセアンもついて来ようとしたのだが、重傷の身では足手まといになりかねないという事で、半ば強引に置いて行かれてしまったのである。
研究所は、小さな小島の上に建てられた小屋のようだった。
島は子供の足でも、五分もあれば一周できるほど小さい。
「ここが研究所……?」
研究所と言うよりもただの小屋と言った方がふさわしい建物を見て、石川が絶句する。
扉はあるが、ガッチリと閉じられており、取っ手も無い。
「えーと、確か開けるには……」
岡野がオセアンから聞いた合言葉を思い出し、扉の前に進み出る。
ちなみに何故オセアンが合言葉を知っているのかというと、さらわれたメールを追いかけてきたものの、この建物にドクター・プラズマ配下のゴーレムが入ったところで力尽きてしまったからだという。
「確か……トントン! パンパン!」
扉の前で岡野が叫ぶが、扉は全く開く気配も無い。
「違うよ岡ちゃん、えーっと……タタンタンタン、トンパントン!」
進み出た上田が扉の前でタップを踏み、手を打ち鳴らす。
すると、
ウイーン……
自動ドアのごとく、扉がすっと開いた。
「よし、行こう」
石川を先頭に、三人は小屋の中に入っていく。
小屋の中は地下へと続く階段があるのみだ。
慎重に降りて行くと、そこはごく普通の部屋だった。
家具や本棚などが置いてあるが、床にはゴミや本などが散らばっている。
「なに、これ……?」
「普通の部屋だよね……?」
周囲を見回し、三人はハテナ顔になる。
「よし、行こう」
石川を先頭に、三人は小屋の中に入っていく。
小屋の中は地下へと続く階段があるのみだ。
慎重に降りて行くと、そこはごく普通の部屋だった。
家具や本棚などが置いてあるが、床にはゴミや本などが散らばっている。
「なに、これ……?」
「普通の部屋だよね……?」
周囲を見回し、三人はハテナ顔になる。
一方で、三人の侵入はドクター・プラズマに察知されていた。
ドクター・プラズマは、部屋の様子が映し出されているモニターを見て笑みを浮かべる。
「ふふふふふ……この私の研究所に忍び込むとはいい度胸だ。だが、貴様らのような子供ごとき、私のパズルを解くことが出来るかな……?」
ドクター・プラズマは、部屋の様子が映し出されているモニターを見て笑みを浮かべる。
「ふふふふふ……この私の研究所に忍び込むとはいい度胸だ。だが、貴様らのような子供ごとき、私のパズルを解くことが出来るかな……?」
三人は一通り部屋を調べてみた。
部屋は三人が入って来た階段以外に出入り口は見当たらない。
「一体どうなってんだ……?」
頭をポリポリとかきながら、岡野が怪訝な表情で言った。
「出口が見当たらないなんて……どこかに隠し扉でもあるのかな?」
石川も壁や床を調べてみたが、扉らしきものは見つからなかった。
その時だ。
「ん……?」
なにかに気づいたように、上田が声を上げる。
「どしたの、上ちゃん?」
「何か見つかった?」
「あの額縁……曲がってる」
上田は壁に立てかけてある額縁に近寄ると、傾きを真っすぐにする。
それを見て、石川と岡野はズッコケた。
「なんだそりゃ……」
「そう言えば上ちゃんって、結構細かかったっけ……」
汗ジトになる二人だったが、その途端、部屋を軽く振動が覆う。
「!?」
そして、何もなかったはずの壁に、うっすらと扉のようなものが浮かび上がったのだ。
「これって……」
「もしかして……」
何ごとか思いついた石川が、床に散乱していた本を本棚に戻す。
すると、浮かび上がっていた扉がさらにはっきりと表れてきた。
「分かったぞ。この部屋、綺麗に整頓すると出られるようになってるんだ!」
「つまり片付けろってか。変な奴だな、ここのドクター……」
三人は手分けして、部屋を片付ける。
ごみをゴミ箱に捨て、衣類をタンスに直し、ソファーをきれいに並べる。
入ってきた時から見違えるように部屋の中が綺麗になると、壁に浮かび上がっていた扉がスッと開き、通路が現れた。
部屋は三人が入って来た階段以外に出入り口は見当たらない。
「一体どうなってんだ……?」
頭をポリポリとかきながら、岡野が怪訝な表情で言った。
「出口が見当たらないなんて……どこかに隠し扉でもあるのかな?」
石川も壁や床を調べてみたが、扉らしきものは見つからなかった。
その時だ。
「ん……?」
なにかに気づいたように、上田が声を上げる。
「どしたの、上ちゃん?」
「何か見つかった?」
「あの額縁……曲がってる」
上田は壁に立てかけてある額縁に近寄ると、傾きを真っすぐにする。
それを見て、石川と岡野はズッコケた。
「なんだそりゃ……」
「そう言えば上ちゃんって、結構細かかったっけ……」
汗ジトになる二人だったが、その途端、部屋を軽く振動が覆う。
「!?」
そして、何もなかったはずの壁に、うっすらと扉のようなものが浮かび上がったのだ。
「これって……」
「もしかして……」
何ごとか思いついた石川が、床に散乱していた本を本棚に戻す。
すると、浮かび上がっていた扉がさらにはっきりと表れてきた。
「分かったぞ。この部屋、綺麗に整頓すると出られるようになってるんだ!」
「つまり片付けろってか。変な奴だな、ここのドクター……」
三人は手分けして、部屋を片付ける。
ごみをゴミ箱に捨て、衣類をタンスに直し、ソファーをきれいに並べる。
入ってきた時から見違えるように部屋の中が綺麗になると、壁に浮かび上がっていた扉がスッと開き、通路が現れた。
「ほほう、なかなかやるではないか」
三人がパズルを解いたのを見て、ドクター・プラズマは感心したように呟く。
「ならば、これならばどうかな!?」
ドクター・プラズマがスクリーンに向かって手を掲げる。
するとスクリーンがぼうっと淡い光を発した。
三人がパズルを解いたのを見て、ドクター・プラズマは感心したように呟く。
「ならば、これならばどうかな!?」
ドクター・プラズマがスクリーンに向かって手を掲げる。
するとスクリーンがぼうっと淡い光を発した。
床も壁も天井も総鉄板張りという、機械的な廊下を石川達は進んでいた。
「むっ!」
刺客の気配を感じ、三人が立ち止まる。
通路の向こうから、数体の人間サイズのメタルゴーレムが現れた。
四角い箱型のボディに、円筒型の頭部。
ジャバラ式の腕と足。手は右側がドリル、左側が金づちで、何となく郷愁を感じさせるアンティック(?)な造りをしている。
ほとんど昔のオモチャのロボットだった。
「むっ!」
刺客の気配を感じ、三人が立ち止まる。
通路の向こうから、数体の人間サイズのメタルゴーレムが現れた。
四角い箱型のボディに、円筒型の頭部。
ジャバラ式の腕と足。手は右側がドリル、左側が金づちで、何となく郷愁を感じさせるアンティック(?)な造りをしている。
ほとんど昔のオモチャのロボットだった。
ガシャ、ガシャン、ガシャン!
メタルゴーレム達は、うっとうしい音を響かせながら迫って来た。
石川と岡野は戦闘態勢をとるが、上田は感激したように立ち尽くしている。
「うわぁ、本物のロボットだぁ……。すっごぉい……」
「て、おい、上ちゃん!」
「敵だよ敵!」
「あっと、そうだった……」
二人の声を聞いて我に返った上田も、両手を構えて呪文を唱えた。
石川と岡野は戦闘態勢をとるが、上田は感激したように立ち尽くしている。
「うわぁ、本物のロボットだぁ……。すっごぉい……」
「て、おい、上ちゃん!」
「敵だよ敵!」
「あっと、そうだった……」
二人の声を聞いて我に返った上田も、両手を構えて呪文を唱えた。
ゼー・レイ・ヒーラ・ヴィッセル!
(閃光よ、閃け!)
(閃光よ、閃け!)
「閃光呪文・バーネイ!」
ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!
上田の掌から帯状の炎が飛び出し、メタルゴーレムを包み込む。
まさに、
まさに、
シュッ!
という一瞬だった。
床は黒焦げとなり、メタルゴーレム達のボディは炭化して一気に崩れ落ち、ゴールドへと姿を変える。
「やるじゃん、上ちゃん」
「へへっ、機械の弱点は熱だと思ってさ」
上田は得意そうに鼻をこすって笑った。
床は黒焦げとなり、メタルゴーレム達のボディは炭化して一気に崩れ落ち、ゴールドへと姿を変える。
「やるじゃん、上ちゃん」
「へへっ、機械の弱点は熱だと思ってさ」
上田は得意そうに鼻をこすって笑った。
~つづく~
2018.07.24
久々に下曽根行ってきました。
毎度毎度の殺人爆発策略陰謀と地獄絵図にもううんざりだよーっとお嘆きのあなた!『ファインドクエスターズ』は娯楽小説です、今一度作者が初心に帰ってお送りするギャグバトルアワーズ、疲れ切ったあなたの読者ハートを癒しかつアクセス数を倍率ドンと上げる一粒で二度美味しい! 貴方も私もどれも嬉しいGood us Good us皆サン喜んで下サーイと変な外人も絶賛するオールハッピーレッツゴーラブラブ企画! 次回『海底のロボロボ大パニック』その2! 早ければ明日更新予定です!
……いや、どうにも前回の『ファイクエ』で、「あれ、もしかしてみんなメールが改造されるのが決定事項って解釈されてる?」と思ったもので、某予告風に……。(^ ^;)
さてさて、昨日(日付的には今日)は深夜業務が終わった後、上司と二人で『すき家』に久々に行ってきました。
上司はネギトロ丼、私はシーザー牛丼の豚汁サラダセットにしました。
上司曰く、「吉牛は(メニューの)バリエーション無いからこっちのがいいな」との事。
でもって、今日は休みなので久しぶりに下曽根に行く事にしました。
サニーサイドモール小倉。どれくらいぶりに来たかなぁ……。
お昼は入居してるサイゼリヤ。
今日は『野菜ときのこのピザ』とドリンクバーです。
いつものように、粉チーズ・唐辛子フレーク・タバスコも使います。
量はピースごとに使い分けて……。
ご馳走様でした。
実はこの後問題がありまして。
案の定、スマホのカメラのレンズカバーが外れて、しかも画面には「〇〇カードが取り出されました」という表示が……。動転していたのでよく分かりませんでいたが、多分SIMカードだと思います。
その直後に自動再起動したんですが、やはり認識できず。
一度電源を切って、IDカードを抜き差しして再起動したら普通に起動したので一安心しましたが……。
問題はその後。こないだみたいにカメラが壊れていないか不安になりました。
取り敢えずレンズカバーは瞬間接着剤で付け直したんですが、慌ててつけたので、カバー内にちょっと(接着剤の)粉が吹いてました。
こっから先の写真は、全て修繕後の物です。
入居してるトイザらスで買ったもの。
ウルトラカプセルを買ったのは本当に久しぶりでした。
その後、ヤマダ電機に行って、普段は行かないさらに先まで行ってみました。
サンリブシティ。
大体徒歩でヤマダ電機から20分くらいかかったかなぁ……。
いつも日豊本線の車窓から見てはいたんですが、実際に来たのは初めてです。
こんなデカいショッピングモールがある一方で、すぐ近くにデカい山(妙見山・足立山・高蔵山)があるという、ちょっと不思議な場所です。
熱中症が怖いので、下曽根気に戻る途中のファミマでアクエリアスを買いました。
んで、下曽根駅に着いたのはいいんですが、中津行の列車が来るのが結構後だったので……。
先に来た行橋終点の列車にのって、行橋に寄りました。
元々中津を出る時に行橋によるか迷ったので、丁度良かったです(笑)。
前に「改装中?」とか書きましたが、実際ほんのちょっと内装が変わっていました。
夕食はお馴染み、『かつや』のカツ丼(梅サイズ)とポテトコロッケ、それから手製のハイボールです。
さて、今日買ってきたウルトラカプセル。
マグニフィセントとペダニウムゼットンのセットです。
気が付くとウルトラカプセルも結構数がそろってきました。
ほとんど怪獣系ですが。(^ ^;)
その内ジードライザーも買おうかなぁ。番組全く知らんけど(おい)。
トイザらスでは『シンカリオン』の販促用DVDが配布されてたのでもらってきました。
気が向いたら見てみようと思っています。
行橋のゆめタウンに入居してるホビーゾーンでは、ちょうど『ぷちサンプル』で中身が分かるようにしてある(あらかじめ店側で箱の一部を切り欠いてる)奴で、持ってないのがあったので買ってきました。
中身が分かるので、普通のやつよりもそれぞれ百円ずつ高いんですが……。
さて、上記のスマホのカメラなんですが、前みたいにピント機能が故障してるってことはなさそうでした。
ただ、レンズカバーに微妙に吹いた粉のせいかは分かりませんが、心なしか画像がぼやけてる感じがしたので(気の所為かも知れませんが)、泣く泣くレンズカバーを外して掃除した後、普通の接着剤で付け直しました。
試しにカメラを起動してみたところ、今度は普通に写るようなので、やっぱり僅かな汚れが影響してたのかなぁ……。
と言ったところで、今日はこの辺で。
どうも。ではでは。
2018.07.23
白黒ハッキリさせようや! ぬわんちゃって!
彼女、氷属性でシロクマみたいなフードを被ってますが、そう言えば前に、山さんの所に投稿したデーボ・ヒョーガッキをモチーフにした改装機も額にシロクマ型の装飾をつけてたっけなぁ……。
それはさておき、今日は遅番なので、仕事前にゆめタウンに行って、『創動』の最新弾を買ってきました。
エボル・ブラックホールフォームとマッドローグです。
……見事に白と黒ですね(笑)。
まずはエボル。
基本は前弾のエボルのリデコですが、ノーマルエボルは実家に置いているので、比較などはまた今度……。
もう一つはマッドローグ。
スターク以外は黒基調だった今までのカイザーシステムタイプの素体にしては珍しく白が入っているので、だいぶ印象が変わっています。
『創動』のナイトローグは実家に置いているので以下略
とある「実験」のために、もう一セット買おうと思っています。
素体が同じスターク・ヘルブロスと。
アーツのヘルブロスは無茶苦茶楽しみですが、落ち着いたら『エグゼイド』TVシリーズのライダーも再開して欲しいなぁ。ポッピーとレーザーチャンバラバイク欲しい……。
最近、日曜が早番ばかりだからニチアサ見れてないんだよなぁ……。
と言ったところで、今日はこの辺で。
どうも。ではでは。
2018.07.22
ファイクエ第8話『海底のロボロボ大パニック!』-1
アーツのカイザーシステムはヘルブロスで確定か。
リモコン&エンジンも出ればいいなぁ。その前にマッドローグか。
こないだ記事タイトルに歌詞を使ったのがきっかけで、最近よく『爆竜合体!アバレンオー』を聞いてます。
ただ、私のパソコンに入ってるのはサントラに収録されてるやつなんでショートver.なんですが……。(^_^;)
さて、今日は小説版『ファイクエ』の新エピソードで行きたいと思います。
スイゾク村に到着した一行を待ち受けているものは……?
では、さっそくスタート!
ブクソフカ大陸は、前にも述べたように逆“コ”の字型の大陸だ。
大陸の中心には大きな内海があり、さらに内海の西側もオーソレ山という、標高一五〇〇シャグル(約五二五〇メートル)級の山脈によってさえぎられており、実質、この大陸は南北で分断されたような形になっていた。
オーソレ山には街道も、地図なども無きに等しく、大陸の南北での交通が内海を通ってのものしか無い事も、そのことを如実に表している。
山の南側は、年中吹雪が吹き荒れる極寒の地だ。
その麓に、吹雪に覆われる荘厳華麗な城があった。
城壁は黒曜石で出来ており、吹きすさぶ嵐に溶け込んでしまいそうだ。
スパイドルナイトの居城である。
その城の一室。
暗い部屋の中で、卓を挟んで二人の人物が座っていた。
一人はこの城の主、スパイドルナイト。
もう一人は、青いローブに身を包んだ人物だった。
深々とフードを被り、三日月形の目と口が描かれた、道化師のような笑顔の仮面をつけている。
「……あなたの部下は、また失敗しましたね?」
ローブの男が口を開く。
その声には、どこかからかうような響きがあった。
男の言葉に、わずかな怒りの色がスパイドルナイトの顔の上を通り過ぎる。が、ほんの一瞬だ。
「彼らは確実にここに近づいています。このままこの城に至るほどとなれば……」
「何が言いたい? 私では、この世界の掌握は力不足と言いたいのか?」
怒りを押し殺したような様子のスパイドルナイトに、男は口元を手で覆い、愉快そうに笑い声をあげた。
「ほほほ、そうではありません。ただ、貴方に荷が重いと言うのならば、私がその役目を変わって差し上げても構わない、と言っているのです」
あくまで楽しそうな調子で言う男に、スパイドルナイトの表情が歪む。
「いらぬ世話だ。この世界の浄化は、必ず我々が成し遂げる。貴様は魔界に引っ込んでいろ!」
「ほほほほほ、これは失礼。それでは、私はおいとまを」
言葉が終わるか終わらないかのうちに、男の姿は闇に溶け込むように消えた。
後には卓に座るスパイドルナイトのみが残っている。
スパイドルナイトは椅子にもたれかかると、呟くように言った。
「この地上世界は必ず手に入れるさ……たとえ人族の者たちを皆殺しにしても……」
大陸の中心には大きな内海があり、さらに内海の西側もオーソレ山という、標高一五〇〇シャグル(約五二五〇メートル)級の山脈によってさえぎられており、実質、この大陸は南北で分断されたような形になっていた。
オーソレ山には街道も、地図なども無きに等しく、大陸の南北での交通が内海を通ってのものしか無い事も、そのことを如実に表している。
山の南側は、年中吹雪が吹き荒れる極寒の地だ。
その麓に、吹雪に覆われる荘厳華麗な城があった。
城壁は黒曜石で出来ており、吹きすさぶ嵐に溶け込んでしまいそうだ。
スパイドルナイトの居城である。
その城の一室。
暗い部屋の中で、卓を挟んで二人の人物が座っていた。
一人はこの城の主、スパイドルナイト。
もう一人は、青いローブに身を包んだ人物だった。
深々とフードを被り、三日月形の目と口が描かれた、道化師のような笑顔の仮面をつけている。
「……あなたの部下は、また失敗しましたね?」
ローブの男が口を開く。
その声には、どこかからかうような響きがあった。
男の言葉に、わずかな怒りの色がスパイドルナイトの顔の上を通り過ぎる。が、ほんの一瞬だ。
「彼らは確実にここに近づいています。このままこの城に至るほどとなれば……」
「何が言いたい? 私では、この世界の掌握は力不足と言いたいのか?」
怒りを押し殺したような様子のスパイドルナイトに、男は口元を手で覆い、愉快そうに笑い声をあげた。
「ほほほ、そうではありません。ただ、貴方に荷が重いと言うのならば、私がその役目を変わって差し上げても構わない、と言っているのです」
あくまで楽しそうな調子で言う男に、スパイドルナイトの表情が歪む。
「いらぬ世話だ。この世界の浄化は、必ず我々が成し遂げる。貴様は魔界に引っ込んでいろ!」
「ほほほほほ、これは失礼。それでは、私はおいとまを」
言葉が終わるか終わらないかのうちに、男の姿は闇に溶け込むように消えた。
後には卓に座るスパイドルナイトのみが残っている。
スパイドルナイトは椅子にもたれかかると、呟くように言った。
「この地上世界は必ず手に入れるさ……たとえ人族の者たちを皆殺しにしても……」
☆
さて、スイゾク村に到着した石川達は、一通り村を見て回っていた。
このスイゾク村は、水上コテージが寄り集まったような造りをしており、道は水上に作られた橋だ。
村の真下に広がる海は青く、透き通っており、海底は大人であれば足が付くほど浅い。
その海を、この世界の魚の群れがのんびりと泳いでいる。
気候も温暖であり、現実世界で言うタヒチやモルディブのような場所だった。
事実、世界に異変が起きる前は、ブクソフカ大陸の南北を結ぶ拠点という事もあって、年中各地からの観光客でにぎわっていたらしい。
「こうしてると……なんか世界が危ないってのがウソみたいだね」
周囲を見回しながら、石川が呟いた。
村はいたって平和で、通りを歩く人々の表情にも暗さと言ったものはない。
空は青く、旅の最中でなければのんびりバカンスでも楽しみたくなるような村だ。
日も高くなってきた頃合いだったので、三人は近くにあった食堂で昼食を取った。
水上の村という事で、この村の名物は魚料理だった。
また、海上輸送の中継地点という特性上、大陸の南北から様々な物資も運ばれてくることもあって、魚以外の料理も充実していた。
細切れにした魚肉に刻んだ野菜を混ぜ合わせて、フルーツソースで和えたものやら、ザコの身の入った、チーズとクリーム仕立てのリゾットやら、カルパッチョやら。
このスイゾク村は、水上コテージが寄り集まったような造りをしており、道は水上に作られた橋だ。
村の真下に広がる海は青く、透き通っており、海底は大人であれば足が付くほど浅い。
その海を、この世界の魚の群れがのんびりと泳いでいる。
気候も温暖であり、現実世界で言うタヒチやモルディブのような場所だった。
事実、世界に異変が起きる前は、ブクソフカ大陸の南北を結ぶ拠点という事もあって、年中各地からの観光客でにぎわっていたらしい。
「こうしてると……なんか世界が危ないってのがウソみたいだね」
周囲を見回しながら、石川が呟いた。
村はいたって平和で、通りを歩く人々の表情にも暗さと言ったものはない。
空は青く、旅の最中でなければのんびりバカンスでも楽しみたくなるような村だ。
日も高くなってきた頃合いだったので、三人は近くにあった食堂で昼食を取った。
水上の村という事で、この村の名物は魚料理だった。
また、海上輸送の中継地点という特性上、大陸の南北から様々な物資も運ばれてくることもあって、魚以外の料理も充実していた。
細切れにした魚肉に刻んだ野菜を混ぜ合わせて、フルーツソースで和えたものやら、ザコの身の入った、チーズとクリーム仕立てのリゾットやら、カルパッチョやら。
元の世界では食べる機会も無い珍しい料理に、三人は舌鼓を打つ。
デザートはトロピカルフルーツを包んだクレープで、三人はパンパンになったお腹を撫でさすった。
「ああ、美味しかった。満足満足、ご馳走様♪」
食事を終えた一同は、今夜の宿を探す事にして、通りを歩いて行った。
その時だ。
「いいよ、もう頼まない!」
「なんだ!?」
怒鳴り声が響き、前方にあった酒場から、一人の少年が飛び出してきた。
年の頃は石川達と同じくらいで、腕や頭などに包帯を巻いている。
我慢できなくなったのか、悔しそうな表情を浮かべ、少年は思い切り地面を踏みつけた。
「くっそう! なんだよ、みんな臆病なんだから……」
「あの~……」
「なに!?」
声をかけられて、少年は石川達の方を向いた。
その姿を認めると、少年は三人をじろじろと見ながらハテナ顔で言った。
「……見ない顔だね。あんた達、旅の人?」
「まぁ、そうだけど。何かあったの?」
「実は、おれの妹が……メールがさらわれたんだ! ドクター・プラズマの奴に!」
「ドクター・プラズマ?」
今度は三人がハテナ顔になる番であった。
その時だ。
「いいよ、もう頼まない!」
「なんだ!?」
怒鳴り声が響き、前方にあった酒場から、一人の少年が飛び出してきた。
年の頃は石川達と同じくらいで、腕や頭などに包帯を巻いている。
我慢できなくなったのか、悔しそうな表情を浮かべ、少年は思い切り地面を踏みつけた。
「くっそう! なんだよ、みんな臆病なんだから……」
「あの~……」
「なに!?」
声をかけられて、少年は石川達の方を向いた。
その姿を認めると、少年は三人をじろじろと見ながらハテナ顔で言った。
「……見ない顔だね。あんた達、旅の人?」
「まぁ、そうだけど。何かあったの?」
「実は、おれの妹が……メールがさらわれたんだ! ドクター・プラズマの奴に!」
「ドクター・プラズマ?」
今度は三人がハテナ顔になる番であった。
☆
「プププププププププププ~ラ~ズ~マ~!」
広間に独特な笑い声が響き渡る。
それは傲慢さと過剰なる自信、さらに執念深さを感じさせる。
そこは、この世界の雰囲気には異様に不似合いな部屋だった。
室内のいたるところに機械類が置かれ、SFチックなモニターやらコンピューターが機械音を立てている。
「憎い! あ~、自分の才能が憎い! 私は天才だーっ! 天才なのだーっ!」
広間に立って叫んでいるのは、魔法使いのローブのような白衣に身を包んだ男であった。
病的なまでに神経質そうな顔で、瞳には狂気の色が浮かんでいる。
部屋の隅には一人用の牢屋があり、中に一人の幼い少女が入れられていた。
恐怖のためか、真っ青な表情をしている。
顔立ちがあの少年に似ているところを見ると、彼女こそがさらわれたメールであろう。
となると、今、歓喜に打ち震え、叫んでいる人物が――
「そう、私はドクター・プラズマ! スパイドル軍最大にして最強のいや、史上最高のメタルゴーレムマスターだーっ!」
メタルゴーレム――かつて魔界には土や岩石などの人形に仮初の生命を与え、ゴーレムとする技術があった。
だが、今から五百年ほど前にゴーレムの主な産地であったアカツチ村が滅ぼされて以来、その技術はほぼ失われてしまっていた(詳しくは『ファインドクエスターズ外伝 哀しみの土人形』を見てね)。
しかしながら、その失われた技術をこの世界にも存在する科学技術で代替・再現しようと研究を重ねている者たちがいた。
その甲斐あってか、彼らはわずかながら魔力を動力とした機械人形――現実世界で言うロボットとほぼ同じものだ――を製作できるようになっていた。
それら、機械で作られたゴーレムの事を人はメタルゴーレムと呼んでいた。
「私の腕はすでにかつてのゴーレムマスター達をも超えた! あ~、何という才能なのだ! 私は怖い! 自分の才能が怖い!」
ドクター・プラズマは完全に自分に酔っていた。
ざーとらしいまでに苦悩の表情を取りながらも、顔は嬉々として輝いている。
彼の真正面に、全高三シャグル(約一〇メートル)ほどのメタルゴーレムがあった。
黒く重厚な、金属的な装甲を持つ、巨大な甲冑のような外見のメタルゴーレムだ。
ドクター・プラズマはそのメタルゴーレムにすり寄ると、スリスリと頬を装甲に撫でつけながら愛おしそうに叫んだ。
「あ~、この光沢! この金属的な冷たさ! たまらん! たまらん! これこそがメタルゴーレムの醍醐味でなくてなんだと言うのだ! でへへへへへへ……」
かなり、いや究極的に危ないヤツだった。
こんなのしかいないのか、この世界には……。
不意にドクター・プラズマがメールの方を見る。
ビクッと身を縮み上がらせたメールのもとにドクター・プラズマはつかつかと歩み寄ると、その笑みを増々強くして言った。
「喜びたまえ。キミは人間をメタルゴーレム化するという偉大な実験の、栄えある第一号に選ばれたのだ。私が必ずや、史上最強のメタルゴーレムに改造してあげよう!」
「…………」
メールは恐ろしさと嫌悪感で声も出ず、大粒の涙をこぼしてうつむくのみだった。
広間に独特な笑い声が響き渡る。
それは傲慢さと過剰なる自信、さらに執念深さを感じさせる。
そこは、この世界の雰囲気には異様に不似合いな部屋だった。
室内のいたるところに機械類が置かれ、SFチックなモニターやらコンピューターが機械音を立てている。
「憎い! あ~、自分の才能が憎い! 私は天才だーっ! 天才なのだーっ!」
広間に立って叫んでいるのは、魔法使いのローブのような白衣に身を包んだ男であった。
病的なまでに神経質そうな顔で、瞳には狂気の色が浮かんでいる。
部屋の隅には一人用の牢屋があり、中に一人の幼い少女が入れられていた。
恐怖のためか、真っ青な表情をしている。
顔立ちがあの少年に似ているところを見ると、彼女こそがさらわれたメールであろう。
となると、今、歓喜に打ち震え、叫んでいる人物が――
「そう、私はドクター・プラズマ! スパイドル軍最大にして最強のいや、史上最高のメタルゴーレムマスターだーっ!」
メタルゴーレム――かつて魔界には土や岩石などの人形に仮初の生命を与え、ゴーレムとする技術があった。
だが、今から五百年ほど前にゴーレムの主な産地であったアカツチ村が滅ぼされて以来、その技術はほぼ失われてしまっていた(詳しくは『ファインドクエスターズ外伝 哀しみの土人形』を見てね)。
しかしながら、その失われた技術をこの世界にも存在する科学技術で代替・再現しようと研究を重ねている者たちがいた。
その甲斐あってか、彼らはわずかながら魔力を動力とした機械人形――現実世界で言うロボットとほぼ同じものだ――を製作できるようになっていた。
それら、機械で作られたゴーレムの事を人はメタルゴーレムと呼んでいた。
「私の腕はすでにかつてのゴーレムマスター達をも超えた! あ~、何という才能なのだ! 私は怖い! 自分の才能が怖い!」
ドクター・プラズマは完全に自分に酔っていた。
ざーとらしいまでに苦悩の表情を取りながらも、顔は嬉々として輝いている。
彼の真正面に、全高三シャグル(約一〇メートル)ほどのメタルゴーレムがあった。
黒く重厚な、金属的な装甲を持つ、巨大な甲冑のような外見のメタルゴーレムだ。
ドクター・プラズマはそのメタルゴーレムにすり寄ると、スリスリと頬を装甲に撫でつけながら愛おしそうに叫んだ。
「あ~、この光沢! この金属的な冷たさ! たまらん! たまらん! これこそがメタルゴーレムの醍醐味でなくてなんだと言うのだ! でへへへへへへ……」
かなり、いや究極的に危ないヤツだった。
こんなのしかいないのか、この世界には……。
不意にドクター・プラズマがメールの方を見る。
ビクッと身を縮み上がらせたメールのもとにドクター・プラズマはつかつかと歩み寄ると、その笑みを増々強くして言った。
「喜びたまえ。キミは人間をメタルゴーレム化するという偉大な実験の、栄えある第一号に選ばれたのだ。私が必ずや、史上最強のメタルゴーレムに改造してあげよう!」
「…………」
メールは恐ろしさと嫌悪感で声も出ず、大粒の涙をこぼしてうつむくのみだった。
~つづく~
2018.07.21
T2さんが『ファイクエ』イラスト描いてくれました!
だもんで、
早番の仕事が終わった後、近くのドラモリに行ってサロンパス買ってきました。(^_^;)
さて、本題はここから。
今、T2さんは小説版の『ファイクエ』を最初から読んで下さってるそうなのですが、今回のは第2話のストーンコッカー戦のシーンです。
仮に『ファイクエ』を書籍化する機会があったら、T2さんに挿絵を依頼しようかななんて、一瞬考えてしまいました(マテやおい)。流石に冗談です(苦笑)。
T2さん、今回はステキなイメージイラストを有難う御座いました!m(_ _)m
どうも。ではでは。
2018.07.20
野生の衝動♪ 今解き放て♪
今朝から左腕にイマイチ力が入らないです……。
さて、今日は中津に戻ってきた後、ヤマダ電機でPOPのスナールを買ってきました。
これで手足組のダイノボットはコンプです。
残りのメンバーと。
グリムロックだけは『ジェネレーションズ』版ですが、そこまで違和感はないですね。
続いてはロボットモードで。
彼らやアニマトロン、テラートロンは、どっちかと言うとビーストモードの印象が強いですね。
『レジェンズ』枠で出てたらなぁ、スラッグの顔が赤かったり、なにより各メンバーの目も青く塗られてたんでしょうけども……。
一応、POP版グリムロックも機会があればなぁ、とは考えています。
と言ったところで、今日はこの辺で。
どうも。ではでは。
2018.07.19
意外なめっけもん。
今日はいつもよりちょっと早く目が覚めたので、午前中はマリノアシティとショッパーズモールマリナタウンに行ってきました(両者は全く別々の場所にあります)。
お昼はショッパーズモールの『ペッパーランチ』で、ビーフペッパーランチのSサイズにしました。
お肉が生焼けでちょっと怖いので……
ご飯共々よ~く焼きます。
今日も元ダイエー福重なイオンに行って、写真をちょこちょこ撮ってきました。
……閉店したら、サイトの方にまとめページでも作るかなぁ(誰得やねん)。
実はここ、うっすらと原のイオンの看板も見えます。
縮小すると分かりづらいので、画像の右下クリックで元サイズで出ます。
今日もいろいろ買ってきました。
まず百均の『セリア』では、こないだ山さんのニコ生で話題に上がった『変身ロボットカー』。
赤・白のAタイプと、青・オレンジのBタイプがいます。
Bタイプはさんざん言われてますが『TFギャラクシーフォース』に登場したエクシリオンの縮小パチですね。
裏側の説明図。
両者のギミックが全く違う所からも、元トイがでたらめにチョイスされたのが分かります。
取り敢えずウチでは、モブのセイバートロニアンとして使う予定です。
ショッパーズモールのアカチャンホンポでは、食玩のフルボトルがいくつか投げ売りされていたので、ギアエンジンを買ってきました。
先日買ったギアリモコン共々、小改造・リペしてギアアトム、ギアエレキを作る予定です。
フルボトルもヤマダで安売りされていたのでいくつか。
スマホウルフは500円、キリンサイクロンは300円(それぞれ税別)でした。
ペンギンスケーターのみは、コジマで通常の割引(780円+税)の奴を買ってきました。
夕食の後、姪っ子と甥っ子へのプレゼントを買いに再度ヤマダに行ったのですが、その際についでにPOPのスラッグも。
あとはスナールで、取り敢えず手足組は揃います。
ある意味、本日最大の収穫はコレ。
まんだらけで、コミックボンボンの92年7月号が800円だったので買ってきました。
私がリアルに買いだしたのは、この次の8月号からなのですが、この7月号も当時、クラスメイトが持っていたのや本屋で立ち読みをして読んでいました。
なお、この次の8月号から『疾風ウルトラ忍法帖』がスタートします。
……例によって、以下の雑誌のページは画像の右下クリックで元サイズで出ます。
ロックマンのカードダス。
そう言えばあったなぁ、そういうの。
『おりじなる改造講座』その1は大蛇飛駆塞虫(オロチビグザム)と九尾犬(バウンドドッグ)。
まだ武者激闘(ムシャヘビー)が発売される前みたいですね。
その2はスターガンダムGP01・ガンダム野郎スペシャル。
右上の手足が長いのは、完成品トイの『ハイパーSD』です。
ある意味、現在展開中の『クロスシルエット』の元祖?
丁度『ゴジラvsキングギドラ』が公開された頃なので、ゴジラの特集なども。
……そう言えば、『vsスペースゴジラ』はテッちゃんと一緒に、親父に連れて行ってもらったなぁ……。姪浜駅のロッテリアで昼飯食ってさ。
池原しげと氏の『ロックマン』。
私がボンボンで初めて読んだ漫画がこれです。
この頃はまだ、いわゆる『アトム顔』のロックマンでした。
……ところで当時(小1の頃)から思ってたんですが、
この『アトム顔』時代のロックマン、体つきとか、この丸っこい感じがどことなくエロティックに見えるんですがどう思います?(訊くな、そんな事)
『仮面ライダーSD』は、夏らしく日照り続きで街を水不足にするグランショッカーの作戦です。
ドクトルG配下の怪人、カメラモスキートの力で……
人々をはじめ、V3やRXも顔をてるてる坊主にされてしまいます。
お面をかぶって戦うV3たち。
女の子がカメラモスキートの人質にされてしまいますが……
忍者ライダーであるZXの変装でした。
この話は後年、完全版のコミックスで初めて読んだのですが、「あ…あまりのブサイクさにカメラが~っ」のセリフには笑いました(笑)。
ちなみにこの次の8月号では、アポロガイストがキングダークに(ガスタンクを割って東京を火の海にしようと)スイカ割りのテクニックをプログラムするためにスイカ割り協会の会長を誘拐する、と言ったエピソードです。
『がんばれゴエモン』は、『ゆき姫救出絵巻』の最終回。
次号からは地獄編が始まります。
地獄編は確か未単行本作品でしたが、『ゴエモン2』のクリア後の裏ステージに、ドラキュランやサタン(の顔)がカメオ出演しています。
本山一城氏、通称「モトチン」のマリオは、単行本未収録のオリンピック編。
今回は体操が競技です。続く8月号ではサッカー、最終回である9月号はマラソン対決で、10月号からはマリオカート編が始まります。
なお、デイジー姫の手下である『オタクちゃん』は、画像の通り火で熱せられた鉄板の上で燃え尽きてしまいますが、最終回でゾンビになって復活した後、マリオカート編では完全復活して、マリオとピーチの仲を裂く策略を巡らせるデイジーを引き続きサポートしています。
『丸出だめ夫』。
当時、アニメが放映されていました。こちらは9月号まで続きます。
『超Cガンダム』。
後年『ゲキタマン』を見た時は「超Cやんけ!」ってツッコミ入れました(笑)。
この『超C』、アニメ化はされてませんが、カラーページの連続企画でセル画化されてました。
個人的には暴竜軍団(ダイノフォース)のプテラ=ギャプランやティラノ=ガゾウムのセル画も見て見たかったんですけどねぇ。
『ゲンジ通信あげだま』。
単行本は一巻しか出ていないので、単行本未収録の後期エピソードです。
漢獣(アニメ版で言う合成獣)を退けますが……
幽霊の少女に、あの世に引き込まれてしまいます。
基本的に一話完結だったマンガ版では、珍しい前後編です。
ちなみにこの女の子、ノットリダマスが若い頃に知り合いだった女の子だったのですが、第二次大戦中の空襲で死んでしまい、元自宅の跡地に建てられたあげだま達の学校に地縛霊としてとどまっていたという、珍しくハードな設定でした。
『OH!MYコンブ』はDET編の第1話。私は単行本を持ってます。
ところでこのモブ、描いてるのは作者のかみやたかひろ氏ではなくて、後に『スーパーバーコードウォリアーズ』や『Jキッズ牙』を連載するはやさかゆう氏のようです。
今は亡き石川賢氏による『恐竜アーミーおたすけ隊』。
次号の8月号が最終回なので、これに限っては私はほとんど把握してません。
ちなみに石川氏は、この1年後くらいにデラボンの方で牙狼伝説のオリジナルストーリーを連載しています。
一色の広告ページ。
小さくバトルガイアーが載っていて、「そうか、発売されたのってこの時期だったのか……」と驚きました。
と言うか、いくら手足組が今でいうスカウトクラスレベルとはいえ、合体兵士が3,980円(税別)というのに驚きです。今だったら一万余裕で超えるぞ……。
先日、中の人がライオジュニアもしくはエクセル小林に替わった『クレヨンしんちゃん』のアニメも、この頃にスタートしました。
広告ページ。
三国志イベントのようですが、三国志ラーメン……?
秋元康氏による、作詞応募企画なんてのもあったみたいですね。
さて、話は変わって、最近T2さんのブログ見てたら、久々にアーツのザビーを引っ張り出したくなりました(笑)。
……T2さんの所の弟切は『装着変身』版なんですっけ?
付属品はこんだけ。
弟切「T、イメチェンか?」
『装着変身』と言えば、当時(と言っても『ディケイド』放映時でしたけど)キバは全種二個ずつ買って、ドガバキフォームを作りました。
ウチのサイトがまだ構想段階だった時は、「装着変身版のゴ・ガドル・バがビートルファンガイアの代理で変身して、ディケイドとは喧嘩友達でありつつ、時に共闘する」っていう、丁度T2さんの所の弟切みたいなポジションになる予定でした。
普段はグロンギ語だが、変身すると普通に人間後を話すようになる、とか。
と言ったところで、今日はこの辺で。
どうも。ではでは。
2018.07.18
すげぇ短め(汗)。
サイトを更新しました。
今日は『ホビー雑誌コーナー』です。
現在進行中のTF、『パワーオブザプライム』ですが……。
あとは最低スラッグとスナールは買いたいと思っています。
……と、それだけというのも何なので。
さすりゅ~さんに聞いて調べてみたんですが、次のアーツはカイザーシステムのキャラが控えてるようですね。
スタッフブログでは「潤動」としか書かれてなかったので、ブロスシリーズが来るのか、カイザーシリーズが来るのか、はたまた合体前が来るのか、合体後が来るのかもまだ分からない状況ではありますが、個人的には全部出て欲しいところです(欲張り)。
前にもちょっと書いた気もしますが、オリジナルのカイザーシステムのキャラクターを考えてますし……。
それから今日は久々に実家に帰って来たのですが、
方角からして、どうやら今日が大濠公園の花火大会だったみたいですね(調べてない)。
と言ったところで、今日はこの辺で。
どうも。ではでは。
2018.07.17
心が壊れるまでの話よ・その1
今日は2ヶ月と一週間ぶりに、『店舗日誌』で行きたいと思います。
なお、前回はコチラ。
では、さっそくスタート!
スター「シルバー様ぁ、やっぱりドアが開きません。閉じ込められちゃったみたいです~……」
ユーロ「シルバー様、これは一体……」
シルバー「…………」
ナツミ(はぁい、ヒカリアンとブラッチャーの皆さん、元気かしら?)
ファイター「! これは……」
ユーロ「頭の中に直接声が……」
ナツミ(今夜、みんなにある実験に参加してもらうわ。魔法科学者特製の魔法爆弾で、みんなを夜空高く“ドカン!”と打ち上げてあげる)
ナツミ(一人でも基地から脱出しようとしたら、全員が死ぬ。それぞれの基地に渡したのは、相手の基地の起爆装置よ)
ナツミ「夜中の十二時、二つとも爆破する」
ナツミ(でも先に相手の基地を吹き飛ばせば、残った方は助けてあげる。さて、どっちかしら? 地球を真っ黒けにしようとする宇宙人か、地球の未来を守る宇宙人か。自分たちで決めてちょうだい)
ナツミ(ああ、早く決めた方がいいわよ。相手が同じように躊躇うくらいの良心は無いかも知れないからね)
ドクター「駄目だ、解除できない! この爆弾には、科学とは違う別の力が仕込んであるようだ……!」
~場面転換~
ヴァ~~~~~ン♪
咲夜「む~ん。私の超魔科学で作った『マジックボム』。魔法と科学が融合したこの爆弾は、私にしか解除できません」
ナツミ「ふふっ、相変わらずいい仕事ぶりね」
咲夜「お褒め頂き感謝の極み」
ズパッ……
ナツミ「さあ、追い詰められた“正義の味方”と“悪の軍団”がどう動くのか、じっくりと見物させてもらうわよ」
300X「待て、落ち着くんだ」
ネックス「あんた一人の意見に従えってのか!? オイラ達全員で話し合うべきだろ!」
E2「オレ達が死ぬ事はねえ、あいつらは悪党どもだ!」
E3つばさ「グズグズしてると吹っ飛ばされるぜ!」
ブルーユーロ「多数決で決めよう!」
ウィンダッシュ「のぞみ、基地内の緊急電話に入電です。相手は……」
のぞみ「! ……シルバーエクスプレスだと!?」
ファイター「繋がりました。のぞみです」
シルバー「やあ、のぞみ。状況は分かっているな?」
のぞみ「何の用だ? まさか『頼むから爆弾のスイッチを押さないでくれ』とでも頼みたいのか?」
シルバー<面白い事を言う小僧だ。私はただ、“我々の立場”をお前に伝える為に連絡をしただけだ>
シルバー「結論から言おう。我々は爆弾を起爆するつもりは無い」
のぞみ<それは……>
シルバー「勘違いをするな。私は別にお前達を土星の辺りまで吹っ飛ばすことにためらいなどない。“テレビのリモコンを入れる位の”気軽さで、お前達を吹っ飛ばす事も出来る」
シルバー「“だがな”。私はあえてそうしない。あの小娘は、窮地に追い詰められた人間がどう動くかを見て楽しみたいのだろう。だが、そんな余興に付き合うのは“真っ平御免”だ」
シルバー<お前達はどうだ? 例え悪党でも、爆弾で命を奪うのは正義の流儀に反する。そう考えているのではないか?>
のぞみ「……そうだ。我々はお前達とは違う。正義の為に、相手の命まで奪わない。たとえそれが、自分達を追い詰めることであっても」
シルバー「……のぞみ。“私がこの世で我慢ならん事の一つは、偽善だ”。それは悪事よりもタチが悪い。相手だけではない、己自身すら欺く毒だ。バケツ一杯の香水をふりかけた生ゴミと同じ代物だ。匂いはバラの香りだが……生ゴミという事実は変わらない」
のぞみ「お前が何を言おうと、私たちは“私たちの正義”を曲げるつもりはない。それを破ってしまえば、“私たちの存在そのもの”が偽りになってしまうからだ」
シルバー<だがな、先刻も私は言ったはずだ、“偽善は己を欺く毒だと”。私はお前よりもはるかに深く、正義と言うものを知っている。お前が本当に“正義”からそう思っているのか、よく考えてみる事だ>
のぞみ「……お前はブラッチャーの大幹部だ。そのお前が、どうやって正義を語れる?」
シルバー「どうして“語れる?”その理由を知りたいか。今、お前と話している男は、その昔……“お前の隊長の親友だったからだよ”」
のぞみ<!>
シルバー「別に大した話ではない。我々(ヴィラン)には『元』が付く者も多い。それだけの話だ」
シルバー<だが……これで多少は説得力が増したろう。のぞみ。私が先刻言った事、忘れずに心に留めておけ。そこを履き違えると、それは“互いにとって悲劇に終わる”。それではな>
のぞみ「…………」
ファイター「……ヒカリアン達は、“思いとどまり”ますかね」
シルバー「心配性だな、ファイター。早く老けるぞ」
ファイター「私の役目ですよ、シルバー様」
シルバー「あの連中は“正義の味方”の矜持という物に異常なほど拘っている。私から見ても異常なくらいな」
ファイター「……あなたの読み通り、渡されたスイッチが『実は相手側でなく自分たちの方を吹っ飛ばす』可能性がある、という事に、奴らが気づくか……」
シルバー「さあな。私にもわからん」
シルバー「私が奴らに伝えたのはな、『あんなイモ娘よりも私と踊れ』。それだけだ」
ファイター「……しかし、それでは……」
シルバー「何がだ? 何十回、手札を見た所でカードの枚数は変わらん。少ない手札はこれで全部出し切った」
シルバー「その後のことなど知るか。収まる所に、全ては収まる」
ファイター「……ふっ、ははははは。シルバー様……いや、兄貴。一言、言わせてもらっていいですかね」
ファイター「かつてはオレ達の同族を数多く葬ってきた、ヒカリアン崩れのあんたを、大王陛下がどうして重用してるのか、オレはようやく理解しました。あんたはイカれてるが……肝っ玉はオレ達の中で“一番でかい”」
シルバー「乗せるなよ、ファイター。別に肝っ玉など持ってはおらん。“下らん事を下らんまま”楽しめる、そういう性分なだけだ」
シルバー「さて……テーブルの上にはカードはもうほとんど残っていない。伏せてあるカードには何があるのか、あとはそれを開いてみるだけだ」
~場面転換~
タッタッタッタッタ……
マミ(早く、美樹さんを見つけないと……)
ウエスト「マミちゃん!」
マミ「?」
マミ「ウエスト? どうしたの?」
ウエスト「大変なんだ! みんなが……」
~場面転換~
マミ「そんな……こんな時に」
ウエスト「どうしよう……」
?「ん、マミちゃんじゃねえか」
マミ・ウエスト「?」
マミ「黒影さん!」
黒影「久しぶりだな。何やってんだ、こんな所で?」
マミ「黒影さん、私と同じ、見滝原中の生徒で、青いショートヘアの女の子を見かけませんでしたか!?」
黒影「う~ん、そういう子は見なかったけど……赤い髪の子なら見たぜ。丁度マミちゃんと同じくらいで、眼鏡かけてて、セーラー服の……」
マミ「! それはどこで!?」
黒影「『ロプラムビル』に入っていくところを見たぜ」
マミ(ロプラムビル……この辺りでは一番高いビルね。淵奈ナツミはそこに向かった……。でもどうして……?)
マミ(! そうか! ロプラムビルなら、ヒカリアンステーションも、シルバーエクスプレスの事務所も見下ろせる位置にある! という事は……)
マミ「急いでロプラムビルに向かわないと!」
~つづく~
てな訳で、新展開となりました。
実は最初、ナツミに爆弾を仕掛けられるのはサイバトロンとデストロンにしようかと思っていたのですが、TFは『クラウドディセプティコン編』で活躍したので、今回はヒカリアンとブラッチャーにしてみました。
ちなみに「シルバーが元ヒカリアン」という設定は私の創作ではなくて、『超特急』時代のスタッフ設定です。本編で言及された事はありませんが……。
あと、黒影が24話以来、久々に登場してますが、元々マミさんと黒影を絡めたのは、「初瀬ちゃんは『まど☆マギ』のマミさんみたいなポジションのはずだった」って話を聞いたからだったりします。
と言ったところで、今日はこの辺で。
どうも。ではでは。
2018.07.16
翌年のスーパー合体ロボよりスタイル良いと思う。
ディケイド「ディケイドだ。今日はスーパーミニプラから、スーパーライブロボを紹介するぞ!」
ディケイド「ボルトのギガボルトを前に、ライブロボとライブボクサーが力を合わせた時……」
ディケイド「『合体! スーパーライブディメンション』のコードで……」
ディケイド「バラバラになったライブボクサーが、ライブロボを覆うように装着されて……」
ディケイド「五体のメカの力が一つになり……」
ディケイド「スーパライブロボの完成だ!」
ディケイド「スーパライブロボは、ライブマンの最強ロボだ。科学アカデミアの廃墟に残されていたスーパーコンピュータの三次元解析によって、合体システムが開発されたぞ」
ディケイド「バストアップ。両肩で発生したエネルギーを胸部に集中させ、強力な破壊光弾として発射するスーパービッグバーストが必殺技だ! 敵を撃破した後は、胸部のライオンが雄たけびを上げるぞ」
ディケイド「背中側。正面に比べると、追加装甲は少なめだな」
ディケイド「脚部。このスーパーミニプラ版では、スーパライブロボ用のつま先も再現されてるぞ」
ディケイド「劇中では、爆発をものともせずに前進する姿が印象的だな。ただ……」
ディケイド「実はこのシーン、着ぐるみの右肩の装甲が外れちまってるぞ」
ディケイド「ライブボクサーの装甲はライブロボのボディを覆うように合体してるから、ライブロボの関節可動はほぼ生きてて、大きくポージングさせることが出来るぞ」
ディケイド「スーパライブロボの紹介は以上だ。それじゃ、またな!」
2018.07.15
パンチだキックだ、ライブライブボクサー♪
今日は早番だったので、ニチアサはプリキュアのAパートまでしか見られなかったのですが、水着回だったのでチト残念……。
チャラリートやバップル、予告で出てくるのは知ってたんですが、まさかプリキュアたちと絡むとは思いませんでした。
つか、ダイガン部長生きてたのね……。
瀕死だった彼を助けようとした前回といい、敵だった彼らの近況を知って喜んだりと、つくづくギリンマやアラクネア、ガマオ、スコルプ、シビレッタを容赦なくブチ殺した『プリキュア5』との温度差を感じます。(-_-;)
思えば鷲尾Pじゃなくなった翌年の『フレッシュ』からなんだよなぁ、プリキュアの方から敵幹部と和解しようと働きかけるようになったのって。
それまではせいぜいキリヤや霧生姉妹みたいに、元から人間に近い容姿で、かつ人間世界で生活してた幹部に限られてたし(ブンビーさんにしても、和解の手を差し伸べたのはブンビーさんの方だったし)。
特にガマオ君やハデーニャさん(無理やり超獣化させたられた場面を目の当たりにしてる)や、シビレッタさん(身の不幸を吐露してる)を容赦なく殺っちゃったのはちょっとね……。
プリキュアシリーズは戦隊やライダーに比べて「打ち倒された時にカタルシスを感じる敵」ってのが(個人的には)あんまりいないのもそう思う理由なんでしょうけど。
ブンビーさんも一歩間違えてたら危うかったんだよな……。
ビジュアルだけなら超獣化したブンビーさんも見てみたかった気はしますが(オイ)。
一方、ビルドとルパパトは完全に情報なしです(爆)。
では、スタート!
ディケイド「ディケイドだ。今日はスーパーミニプラから、ライブボクサーを紹介するぞ!」
ディケイド「まずはバイソンライナー。ブラックバイソン専用の大型トレーラーだ。最高速度800km/hで走行するぞ。武器は頭部左右の角から放たれるバイソンビームだ」
ディケイド「バイソンライナーは、車輪を収納して合体シーンの飛行形態を再現することも可能だ。ただし、スタンドを取り付ける穴は無いから、画像は乗っけてるだけだぞ」
ディケイド「次はサイファイヤー。グリーンサイ専用のミサイルトレーラーだ。地中走行も可能で、最高速度は750km/hだぞ。武器はコンテナ上部に装備されたファイヤーミサイルだ」
ディケイド「ファイヤーミサイルは、画像のように角度を調整することが可能だぞ」
ディケイド「それじゃあ、ボクサーディメンション!」
ディケイド「バイソンライナーとサイファイヤーが合体して、ライブボクサーの誕生だ。身軽なフットワークやジャンプ力を活かした攻撃を行うぞ。連続パンチを叩き込むピストンパンチが得意技だ」
ディケイド「バストアップ。眼と口があったライブロボに対して、ゴーグル・マスク顔なのが特徴だ」
2018.07.14
T2さんがイラスト描いてくれました!
……誰だ、この格好良いのは(爆)。
いやもう、本当に格好良く描いて下さって、有難い限りです
魔衝騎士達はまだ、いずれも色設定は出来ていない(一応フライールは赤、ガクホーンは青の予定)のですが、ニッキーはペガサスって事で白っぽい色にしようかなぁ、と考えてたり。

魔衝騎士達はまだ、いずれも色設定は出来ていない(一応フライールは赤、ガクホーンは青の予定)のですが、ニッキーはペガサスって事で白っぽい色にしようかなぁ、と考えてたり。
ゴールディは黒地に金の挿し色かなぁ。
それから、他にもペンタブを買い替えられた記念にブロ友さんを題材にイラストを描かれてまして。
仮面ライダービルドOPのパロで、戦兎ポジはサースィさん(兎つながり?)で、私は万丈ポジになってます。(^_^;)
こちらもすっげぇオトコマエに描いて頂いてて、ちょっと照れますね(笑)。
と言ったところで、今日はこの辺で。
どうも。ではでは。
2018.07.13
サースィさんがシルバーン描いてくれました!/飛と角はまだですが……。
いやぁ、かなりの強敵感が漂ってますよねぇ。(^_^;)
「こりゃ滅多なものは書けないなぁ」と、気合が入りました。
サースィさん、この度は有難う御座います!m(_ _)m
さて、シルバーンが出たところで、今後展開予定の小説版『II』について少々。
そもそも『II』は、「変貌してしまった現実世界を元に戻す」っていうのが大まかな流れなのですが、最終面は私たちが当時通っていた小学校になってます(図の『体』は体育館、『場』は運動場です)。
んで、最終面にたどり着くには、周囲のボスを倒して手に入ったカギで門番を倒す、てな感じだったんですが、小説版では一歩進めて「変貌した現実世界の各施設を占拠してるボスを倒して、カギとなる宝玉を集める」って流れにしようと思っています。
施設の候補としては、団地、バピロス(今度閉店するイオン福重店がモチーフ)、シキの松原(壱岐の松原がモチーフ)、クリーンファクトリー(西部清掃工場がモチーフ)、駅、神社(愛宕神社がモチーフ)などなど……。
「ステージを選んで攻略する」って辺り、システム的には『ロックマン』に近い感じかなぁと、作りながら思いました。(^_^;)
んで、フライールとガクホーン以外は一応描きあがったので、今回載せておきます。
ゴールディ(左)とゴールダー(右)。金将の魔衝騎士です。
メンバーでは唯一、姿が左右対称気味になっています。
今回サースィさんに描いて頂いたシルバーン(左)とシルバーグ(右)。
銀将の魔衝騎士です。
いずれも一人目は各地のボス、二人目は最終面でボスラッシュ的に登場する、てなシチュエーションを今のところ考えています。
スピアー(左)とランサー(右)。香車の魔衝騎士です。
スピアーは、以前にもかぷちぃのさんにリアル版を描いて頂いたことがありますね。
バピロスの屋上駐車場で戦闘する予定です。
ニッキー(左)とシナモーン(右)。桂馬の魔衝騎士です。
ニッキーはペガサス、シナモーンはユニコーンがモチーフになっています(シナモーンはアクセントもユニコーンを意識しています)。
残りのフライールとガクホーンは、歩兵がモチーフの9兄弟(全員同じ姿で、長男以外はそれぞれ偶数が槍、奇数が刀使い)と一緒に載せたいと思っています。
と言ったところで、今日はこの辺で。
どうも。ではでは。
2018.07.12
買ったりバラしたり組み替えたり。
今日はお休みでしたが、給料日前でお金も無いので、中津の方で過ごしました。
お昼にはある方に郵便物を発送し……。
ゆめタウンに行ってみたところ、SGフルボトルが出ていたので、二個目(DX入れると三つ目)のバットボトルと、コブラエボルボトルを買ってきました。
バットボトルと、先日のコブラフルボトルを分解し……
トランジェルソリッド(中身の成分部分)を入れ替え……
取り敢えず、塗装以外の部分ではバジリスクフルボトルが出来ました。
せっかくなので、シールディングキャップ部分もバットフルボトルのものを使いました。
あとはコブラ部分をメタリックブルー(紫鬼神の挿し色に使ったのと同じやつ)で塗れば完成です。
パーツを組み替えたバットフルボトルも。
コウモリ部分とトランジェルソリッドが、意外と色があってます。例えると『ローバットフルボトル』ってか?(笑)
続いては、コブラエボルボトル。
左側がDX版です。
DX版は上あごと下あごの間が塗装なのに対し、食玩版は上あごと下あごが一体化しているので、間部分も顎パーツとつながっています。
後ろの読み込みピン部分。
DX版はこの部分がワインレッドなのに対して、食玩版は黒成型です。
DX版とSGやガチャで差異が少ないフルボトルでこれは珍しいなと思いました。
てな訳で、コブラエボルボトルもバラしてみました。
DX版は上顎が可動するので、黒いパーツにスリットが入っていますが、食玩版にはモールドがあるだけで穴は開いていません。
シールディングキャップは他のフルボトルと同じ形のようなので、これと通常のフルボトルのマテリアルアブソーバー(上下の黒部分)、リペしたコブラフルボトルを組み合わせたら、映画の敵ライダーが使う変化した後のコブラフルボトルを作れるかな……と思いましたが、DX版がプレバンとかで出るかなぁ。
夕食はひっさびさに『かつや』のカツ丼+ポテトコロッケにしました。
と言ったところで、今日はこの辺で。
どうも。ではでは。
2018.07.11
初めておもちゃを買ってもらった戦隊ロボ。
ディケイド「ディケイドだ。今日は掌動版の姿でお送りするぞ!」
ディケイド「今日、オレが紹介するのはコチラ! スーパーミニプラから、ライブロボだ!」
ディケイド「まずはジェットファルコン。レッドファルコンが搭乗する、ハヤブサ型の戦闘機だ。マッハ10で飛行し、ファルコンビームで敵を攻撃するぞ」
ディケイド「機体下部は着陸脚のファルコンクローを展開可能だ。このファルコンクローは攻撃にも使えるぞ」
ディケイド「ジェットファルコンにはスタンドが付属してて、側面にはライブロボ状態の交換用手首や、ランドライオン用のスタンドジョイントを収納しておけるぞ」
ディケイド「次はランドライオン。イエローライオンが搭乗する、ライオン型の陸戦メカだ。最高速度900km/hで走行して、背中のライオカノンで敵を砲撃するぞ」
ディケイド「ライオカノンは、劇中通り角度調整が可能だぞ」
ディケイド「さらに付属のジョイントパーツと、ジェットファルコンに付属してるスタンドを使えば、こんなふうに跳躍ポーズを再現することも出来るんだ」
ディケイド「そして、アクアドルフィン。ブルードルフィンが搭乗する、水陸両用双胴潜水艦だ。最高速度110ノットで潜航が可能だ。機体上部には4門のドルフィンミサイルを備えているぞ」
ディケイド「それじゃあ、ライブディメンション!」
ディケイド「三体が合体すると、ライブロボの完成だ。元々、三体のメカは合体機能を持たずに設計されたが、ボルトの戦力を警戒した科学アカデミアの校長・星博士が秘密裏に合体機能を組み込んでたんだ」
ディケイド「バストアップ。Vを象った角飾りが印象的だな。胸のライオンからはライブロボビームを放ち、敵の懐に飛び込んで放つライブロボパンチも得意としてるぞ」
ディケイド「背中側。各機体のパーツが上手く収納されてる。余剰パーツはジェットファルコンの着陸脚先端と、ランドライオンの尻尾だけなんだぜ」
ディケイド「説明書には記述が無いが、再s替えなしで合体させると、腕はちょっと下よりについてる(画像右)。これは差し替えて、バランスの取れたスタイルにする事が可能だ(画像左)。それからライオカノンは、肩の後ろにも取りつけることが出来るぞ」
ディケイド「可動はスーパーミニプラってだけあって、かなり広い可動範囲を持ってる。拳もロボ時のスタイルを優先した、大きい物に差し替え可能だ」
ディケイド「ライオカノンは両手に持たせることが出来る。ロボ状態ではダブルカノンって呼ばれてるぞ」
ディケイド「他にも、ジェットファルコンの機体下部が変形したライブシールドと、必殺武器の超獣剣を装備可能だ。超獣剣で敵を横なぎに斬るスーパーライブクラッシュが必殺技だったが、ボルトの巨大ロボ、ギガボルトに一度超獣剣を折られた後は、剣の強化と共に、必殺技も敵をX字に切り裂くストロングクラッシュダウンにパワーアップしたぞ」
ディケイド「ライブロボの紹介は以上だ。それじゃ、またな!」
2018.07.10
コブラ・お城・ペペロンチーノ?
今日は『ベーコンビッツのペペロンチーノ』です。
ピザはサイズアップして、他にもトルティーヤ生地の物も新登場していたようでした。
その後、セブンイレブンなどにも寄ったのですが、あったのは食玩フルボトルの第10弾だけでした。
しかし、ブックオフに寄ってみたところ……。
なんと、キャッスルフルボトルに加え、コブラフルボトルまでありました。
一瞬「“C”が食玩版で“V”がガチャ版で良かったっけ……?『Cょくがん』でCで良かったよな……?」
と、ちょっと度忘れしかけたのですが、都合よく食玩版のギアリモコンもあった(ガチャ版のギアはDX版・食玩版と違ってキャップ部分が別パーツなので見分けがつく)ので、それを元に食玩版を買ってきました。
以前、確保していた食玩版バットフルボトルのキャップを装着しました。
これでようやく、バットフルボトルの方もアキバフルボトルにリペ出来ます。
コブラフルボトルの方は、あとは中身もバットエンジン版バットボトルのものと差し替えて、コブラ部分をメタリックブルーで塗り、『バジリスクフルボトル』にリペしようと思っています。(^_^)
あと、お城と言えば……。
昔、『ファイクエII』のザコキャラで、『ニューワッケルン』なるキャラを作っていました。
元ネタはコチラ、『ワタル2』に登場した魔神・ワッケルンなのですが、当時、私はかつて買ってもらった絵本で存在を知っていた程度だったので、どんな能力を持っていたのかなどは全く知りませんでした(爆)。
ちなみにその絵本では、ビーナスナイト、モーガンと共に出現し、龍神丸らに蹴散らされていた、程度の描写でしたが……。
どうも。ではでは。
2018.07.09
冷やし中華とはちょっと違う。
今日は仕事が終わった後、夕食は近所のラーメン屋に行きました。
前にも何回か記事にした事がありますが、『らーめん五九〇(ごくまる)』です。
「メニュー一新」と書いてはありますが、実際は新メニューがいくつか出来てる、と言ったくらいです。
色々考えたのですが、『冷やしラーメン』の餃子セット(¥780)にしてみました。
冷やし中華もあったのですが、この冷やしラーメンは本当に「スープを冷たくしたラーメン」と言った感じです。
具はチャーシュー、煮卵、もやし、海苔、キムチ、ネギになっています。
麺は細麺で、ちょっと弾力がありました。
スープは若干冷やし中華みたいに酸味がありましたが、それに比べると魚介の風味があってアッサリ系です。
いやまぁ、元々1カートンしか入荷してなかったんですけどね。
ま、出たばかりの商品ですし、気長に探そうと思ってます。
と言ったところで、今日はこの辺で。
どうも。ではでは。
2018.07.08
ショック! ガ~ン! フルボトル(え?)
仕事には一時間遅れましたが、帰り際に店長が「天災だったからしょうがないし、出勤時間、いつも通りにしてていいよ」とおっしゃってくれたので助かりました。(^ ^;)
サイトを更新しました。
さて、今日は三週間ぶりにニチアサが見られました。プリキュアは丁度、初代とのコラボ回が見られなかったことになります。
詳細は良く知らないのですが、バップル退場回だったようで。
それを知って、ちょっと私の頭の中にこんな映像が浮かびました(笑)。
某氏のニコ生でのことで、誰のコメントかも分からないし、言った当人も覚えちゃいないでしょうけどね……。
オシマイダー発注のダンス、ドリフの公開コントのラストでよく志村けんが踊ってる踊りと同じだったけど、世代的には団塊の世代で被る訳か……(若い子は知らないでしょうね)。
さてさて、今日は仕事前にゆめタウンに行ってきたのですが、そしたら明日発売予定だった食玩フルボトルが発売されていたので、
取り敢えず、冷蔵庫とバットを買ってきました。
バットはDX版持ってるんですけどね。(^_^;)
これでやっと、スパイダークーラーの音声が聞けました(笑)。
現時点での、私が持ってるバットフルボトル。
いずれも一番左がDX版で、真ん中、右が食玩版です。
ロストボトル版のバットフルボトルが多いですが、一つはアキバフルボトルにリペしようと思ってまして……。
アキバフルボトルはキャップのラベルをはがしてらっしゃいましたが、丁度『B』のラベルをコブラフルボトルのリペで使いたいので、塗装はもうちょい先になると思います。
同じ理由でキャッスルフルボトルも二つ目を買いました。
T2さんが魔界城フルボトルを作られた暁には、こちらも塗り直す予定です(笑)。
と言ったところで、今日はこの辺で。
どうも。ではでは。
2018.07.06
明日、帰れるかな(汗)。
私が住んでる区域、一部避難指示も出てるんですが、私の実家周辺は「ちょっと雨が続いてるかなぁ」程度なので、余り実感がありません。(-_-;)
という訳で、今日も一日雨でしたので、ほとんど外出できませんでした(ちょっと立ち読みに出かけたくらい)。
んで、
昨日までの時点でジュピタリアス(一番左の緑色の)以外の機甲神は完成していたのですが、今日、『機甲神セット』に含まれてる全機体が完成したので……
メガトロン様「機甲神部隊、六体合体ぶち壊せー!」
……じゃなくて。
カオスガイヤー「ユナァァイト! ……もとい、重影合身!」
ガンジェノサイダー「闇機甲神ガンジェノサイダー!」
という訳で、ガンジェノサイダーがやっとこさ完成しました。
六体合体してるだけあって、なかなかのサイズです。
こないだのロボット魂の武者頑駄無と。
倍近いサイズです。
あとは特にネタも無いので、今日はもう、一杯やって寝る事にします。
この『サクットパスタ』、初めて見ましたが、パスタを揚げたおつまみです。
明日の朝には中津に帰れる程度には小降りになっててほしいんだけどなぁ……(今の時点で、博多~中津の鉄道がほぼストップしてる)。
仮に明日帰れない、なんてことになったら、ほぼ九分九厘、今月の別の休みが潰れることになりますから。
と言ったところで、今日はこの辺で。
どうも。ではでは。
2018.07.05
明日も雨か……?
天神地下街中心の、小人が演奏する時計。
見ず知らずの赤の他人との世間話って、実は嫌いじゃなかったりします。曲がりなりにも接客業やってますし……。
後から考えてみたら、サースィさんの動画に出てきそうな雰囲気のお爺ちゃんでした(をい)。
それからお昼は……
天神地下街のロッテリアです。
余談ですが、昔、『RPGツクール3』版のファイクエを作った時、ボガラニャタウンに『エルテリア』っていうハンバーガー屋を作ってました。分類は勿論道具屋で、バーガー類やシェイクなどは回復アイテムでしたが(ちなみにコーラは敵をマヒさせる効果のアイテムだった)。
小説版では名前変えようかなぁ……。
いつもはふるポテセットにするところですが、今日はオニオンリングのセットにしてみました。
5日からの期間限定メニュー。
チーズの方はちょっと食べてみたいなぁ……。
さらにはこんなのもあるようで。
これもちょっと食べてみたいかも。(^ ^;)
さて、今日は夕食の後、元ダイエー福重なイオンに行って、創動のキリンサイクロンを買ってきました。
本命はボーナスパーツのエボルドラゴン用アーマーだったんですが(貴様ァ……)。
てな訳で……。
ドラゴン! ドラゴン! エヴォルドラゴン!
フッハッハッハッハァ!
本編じゃディケイドかディエンドが出てカメンライドしない限りあり得ない光景ですが、クローズと。
仮面と肩アーマーは、そのままクローズのものと同じ金型のようですね。
アーツでエボル……パパ社長も出たし、気長に待ってりゃその内出るよね……。
今日は他にも組んでたプラモがあるのですが、全部は完成していないので、其方はまた明日……。
あと、天神のまんだらけで、ついにこれを見つけました!
『HELLSING』や『ドリフターズ』の平野耕太氏の処女作、『コヨーテ』です。
税込2,700円と、ちょっと良いお値段(元値は税込800円)でしたが、レアものですしまぁムック本を買ったと思えば。
なお、以下の画像は例によって、右下クリックで元サイズで出ます。
『HFLLSING』の少佐の原型になったモンティナ・マックス。
最後は南米に逃走します。
こういった潔くないところも少佐とは違ってますね(まぁ、あくまで“原型になった”ってだけですが)。
彼との決着は、続編の『エンジェルダスト』という作品(未単行本化)で描かれてるそうです。
ちなみに『HELLSING』の少佐。
原作コミックスは寮に全巻置いてるので、OVAのブックレットから。
作中で名前を呼ばれた事はありませんが、原型と同じくモンティナ・マックスとみられています。
こちらは「世界一格好良いデブ」と評されるようなキャラで、大学時代の友人も作品で一番好きなキャラとして彼を挙げてました。
主人公格のピップ・ボルナード。
同じく『HELLSING』に登場する傭兵部隊・ワイルドギースの隊長、ピップ・ベルナドット(ボルナードのフランス語読み)の原型となったキャラです。
こちらが『HELLSING』版。
と言うかですね……。
このページを読むまで、彼がベルナドットだと気が付きませんでした(爆)。
どうも。ではでは。
2018.07.04
何のかんので結局買っちゃう。
今日は仕事前にちょっと出かける用事があったので、ついでにヤマダ電機によってこれを買ってきました。
パワー・オブ・ザ・プライムのギルマーことサブマローダー/アルケミストプライムです。
値段が手ごろなので、ついつい買ってしまいます。(^_^;)
ダウロスことスカルグリンと。
これであとはブラッド(ボムバースト)で、『MF』のデストロンプリテンダーは揃いますね。
個人的にはイグアナスやフィンバックも欲しいのですが……。
武器モード。
中の人つながりでスカージに装備させてみました。(スカージの『T☆HM』での声優さんは、ギルマーと同じ佐藤正治さん)
ところで、今日まで気づかなかったんですが……。
デコイアーマー、中からプライムマスターの足が覗いてたんですねぇ……。
と言ったところで、今日はこの辺で。
どうも。ではでは。
2018.07.03
ラ・フォンテーヌ寓話 その9
今日で『ラ・フォンテーヌ寓話』のストックもラストになります。
次からは、また『3年の学習』あたりからチョイスした昔話などを書いていこうかと思います。
では、本文スタート!
老人と三人の若者
せっせとお爺さんが、庭に果物の苗を植えていました。
その隣に住んでいる三人の若者が、それを見て言いました。
「あんな年寄りが、苗を植えてどうするんだろう」
そこで、お爺さんに注意しました。
「お爺さん、あまり働くのはおよしなさい。せっかく苗を植えても、その実がなるのはずっとずっと先の事ですよ。もしかするとお爺さんは、その果物を見る事も、食べる事も出来ないかも知れませんよ。お爺さんは、もうのんびり遊んでいらっしゃい。働くことは若いものがやりますよ」
すると、お爺さんは、
「いや、それはお前さん方、間違っているよ」
と、答えました。
「人間が一つの大きな仕事をやり遂げるまでには、長い長い年月がかかるものだ。だがそれでいて人間の命は短い。お前さん方は、わしの命がもうわずかしかあるまいと馬鹿にするけれど、永遠に続く宇宙の生命から見れば、わしの命もお前さん方の命も、同じように短いのだよ。一秒間先の命がどうなろうと、私たちの誰にも分かりはしない。今に私のひ孫たちが、私の植えた果物の木の下で、楽しく遊ぶだろう。お前さん方は、他人を喜ばせるために苦労することを馬鹿馬鹿しいと思うのかい。わしは仕事をする事が喜びだ。明日もその次の日も、また次の日も、この喜びは続くかもしれない。ひょっとすると、お前さん方がお墓の中に眠っても、私の働く喜びは、まだ続くかも知れないよ」
お爺さんの言った通りでした。
若者の一人は、外国に旅行しようとして、港を出るか出ないうちに、難船して死にました。
二人目の若者は、戦争に行って死にました。
三人目の若者は、接ぎ木をしていて、木のてっぺんから落ちて死にました。
お爺さんは、三人の若者の大理石の墓の上に、涙を流してやりました。
その隣に住んでいる三人の若者が、それを見て言いました。
「あんな年寄りが、苗を植えてどうするんだろう」
そこで、お爺さんに注意しました。
「お爺さん、あまり働くのはおよしなさい。せっかく苗を植えても、その実がなるのはずっとずっと先の事ですよ。もしかするとお爺さんは、その果物を見る事も、食べる事も出来ないかも知れませんよ。お爺さんは、もうのんびり遊んでいらっしゃい。働くことは若いものがやりますよ」
すると、お爺さんは、
「いや、それはお前さん方、間違っているよ」
と、答えました。
「人間が一つの大きな仕事をやり遂げるまでには、長い長い年月がかかるものだ。だがそれでいて人間の命は短い。お前さん方は、わしの命がもうわずかしかあるまいと馬鹿にするけれど、永遠に続く宇宙の生命から見れば、わしの命もお前さん方の命も、同じように短いのだよ。一秒間先の命がどうなろうと、私たちの誰にも分かりはしない。今に私のひ孫たちが、私の植えた果物の木の下で、楽しく遊ぶだろう。お前さん方は、他人を喜ばせるために苦労することを馬鹿馬鹿しいと思うのかい。わしは仕事をする事が喜びだ。明日もその次の日も、また次の日も、この喜びは続くかもしれない。ひょっとすると、お前さん方がお墓の中に眠っても、私の働く喜びは、まだ続くかも知れないよ」
お爺さんの言った通りでした。
若者の一人は、外国に旅行しようとして、港を出るか出ないうちに、難船して死にました。
二人目の若者は、戦争に行って死にました。
三人目の若者は、接ぎ木をしていて、木のてっぺんから落ちて死にました。
お爺さんは、三人の若者の大理石の墓の上に、涙を流してやりました。
~おしまい~
ネズミとフクロウ
一本の古い松の木が切り倒された時、その腐ってがらがらになった太い幹の中から、いろいろな虫けらと一緒に、丸々と太った足の無いネズミがたくさん出てきました。それには、訳があるのです。
もと、この松の木は、フクロウの巣でした。
その巣に暮らしていたフクロウと言うのは、知恵のあるたいへん年を取ったフクロウでした。ある時、フクロウは、好物のネズミを飼う事を思いつきました。早速フクロウは、ネズミの赤ん坊をとってきて、エサを与えて育て始めました。
ネズミの赤ん坊は、丸々太って育ちました。しかし、大きくなると、皆いつの間にか巣から逃げて行ってしまいました。
そこでフクロウは考えた末、ネズミがまだ赤ん坊のうちに、その足を食い切ってしまいました。
ネズミを歩けないようにしておいて、エサをやって育てました。
まるまるとネズミが太ると、今日一匹、明日一匹と、大好きなご馳走をゆっくり平らげました。
いっぺんに慌てて食べなくても、ネズミは逃げはしないのですから、便利な事でした。体のために良い事でした。
さて、こんな名案がどこにあるでしょう。
たとい人間にだってこれ以上の素晴らしい思い付きを発見できません。
もと、この松の木は、フクロウの巣でした。
その巣に暮らしていたフクロウと言うのは、知恵のあるたいへん年を取ったフクロウでした。ある時、フクロウは、好物のネズミを飼う事を思いつきました。早速フクロウは、ネズミの赤ん坊をとってきて、エサを与えて育て始めました。
ネズミの赤ん坊は、丸々太って育ちました。しかし、大きくなると、皆いつの間にか巣から逃げて行ってしまいました。
そこでフクロウは考えた末、ネズミがまだ赤ん坊のうちに、その足を食い切ってしまいました。
ネズミを歩けないようにしておいて、エサをやって育てました。
まるまるとネズミが太ると、今日一匹、明日一匹と、大好きなご馳走をゆっくり平らげました。
いっぺんに慌てて食べなくても、ネズミは逃げはしないのですから、便利な事でした。体のために良い事でした。
さて、こんな名案がどこにあるでしょう。
たとい人間にだってこれ以上の素晴らしい思い付きを発見できません。
~おしまい~
大きなロウソク
ミツバチの巣から甘い蜜を取った後に、蝋が残ります。その蝋で作られた一本の大きなロウソクがありました。
ある日、ロウソクは窓際に積まれている赤いレンガに尋ねました。
「あなたは、何年経っても美しくて変わらないのね。私たちロウソクのようにすり減るなんてことが、どうして無いのでしょう」
すると、レンガが答えました。
「そもそも、私とあなたとでは、出来が違うのよ。私は熱い火の中をくぐって生まれたんですもの」
それを聞いたロウソクは、大変羨ましがりました。そして、さっそく自分も火の中へ飛び込んで、溶けてしまいました。
全てのものには、それぞれ違いがあります。全てのものが、みな自分と同じように出来ているという、間違った考えは捨てねばなりません。
溶けてしまったロウソクだって、人間より馬鹿だとどうして言えましょう。
ある日、ロウソクは窓際に積まれている赤いレンガに尋ねました。
「あなたは、何年経っても美しくて変わらないのね。私たちロウソクのようにすり減るなんてことが、どうして無いのでしょう」
すると、レンガが答えました。
「そもそも、私とあなたとでは、出来が違うのよ。私は熱い火の中をくぐって生まれたんですもの」
それを聞いたロウソクは、大変羨ましがりました。そして、さっそく自分も火の中へ飛び込んで、溶けてしまいました。
全てのものには、それぞれ違いがあります。全てのものが、みな自分と同じように出来ているという、間違った考えは捨てねばなりません。
溶けてしまったロウソクだって、人間より馬鹿だとどうして言えましょう。
~おしまい~
2018.07.02
笹の葉さ~らさら♪
サイトを更新しました。
今日はトップ画像を七月仕様に変更し、『文庫本コーナー』に、先日完結した小説版『ファイクエ』の第7話を投稿しました。
さて、今月のトップ絵ですが、こちらになります。
七月らしく七夕にしてみました。
この際、「トゥエクラニフに七夕なんてあるの?」なんて言う野暮なツッコミは全て却下である。
着物の布地はぼやかした感じを出したかったので、例によって紙の裏からピンクのコピックで塗りました。模様は赤のボールペンです。
なお、サクラが食べてるのは羊羹です。
セリフも入れようかと思ったのですが、ちょっとごちゃごちゃし過ぎかなぁと思ったのでやめました。
ちなみに内容は
「え、短冊に書いた願い事ですか? えへへ、秘密です♪」
てな感じでした。
ところでタイトルの「笹の葉さ~らさら」ですが、私は子供の頃、「軒端(のきば)に揺れる」が「のきなみ揺れる」って聞こえてました。どんな状況や(爆)。
実を言うと、今月のトップ絵も今日一日で構図から下書き、ペン入れ・スキャンまでやってたり。(^_^;)
夕食は久々に金龍に行ってきました。
冷やし中華も始まっていたのですが……
こないだ食べ損ねた宮崎辛麺がまだ売ってたので、そっちにしてみました。
以前食べた桝元の辛麺と同じく、ニンニクと卵入りです。
さらにニンニクを追加します。
ご馳走様でした。
感想としては、桝元とあまり変わらないながらもこっちの方が安いので、唐辛子の辛味や麺を選ばないならこっちの方がいいかなぁ……。
と言ったところで、今日はこの辺で。
どうも。ではでは。
| Home |