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 という訳で、今日は『店舗日誌』第61話の後編といきたいと思います。
 一連の『ナツミ編』とも呼ぶべきストーリーも、次回(62話)で完結の予定です。

 そこからはまた、日常回をしばらくやれたらなと。

 なお、前回はコチラ
 では、スタート!

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ゴゴゴゴゴゴ……

杏子「なっ、何なんだよ……」

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杏子「テメェ一体なんなんだ!? さやかに何をしやがった!?」

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ほむら「退がって」

杏子「!」

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スタッ

杏子「お前ら!」

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杏子「どうなってるんだよ!? あの魔女は何なんだよ!?」

ほむら「かつて美樹さやかだったモノよ。あなた、見届けたんでしょう? とにかく、一度退くわ」

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杏子「……逃げるのか?」

ほむら「イヤならその余計な荷物を捨てて、今すぐあの魔女を殺しましょう。出来る?」

杏子「ふざけるなっ!」

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ほむら「今のあなたは足手まといにしかならない。……くれは」

くれは「了解」

チキッ

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カツ、カツ、カツ、カツ……

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まどか「…………」

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まどか「さやかちゃん……」

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まどか「さやかちゃん! どうしたの? ねえっ!?」

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まどか「ソウルジェムは? さやかちゃんはどうしたの!?」

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ほむら「彼女のソウルジェムはグリーフシードに変化した後、魔女を生んで消滅したわ」

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まどか「……そんな」

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まどか「ウソよね!?」

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まどか「どうして……? さやかちゃん、魔女から人を守りたいって。正義の味方になりたいって」

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まどか「そう思って魔法少女になったんだよ? なのに……」

ほむら「…………」

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杏子「なあ店長、何とかならねえのかよ!?」

アカサカ「無茶言うなよ。さすがにオレでも、死人を蘇らせる方法なんて……」

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くれは「……一つだけ。手が無い訳でもありません」

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まどか「えっ!?」

杏子「本当か!?」

くれは「ええ。ですが……」

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くれは「その前に……」

一同「!?」

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ザシャッ!

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杏子「ここは……」

くれは「私の魔女結界です。インキュベーターに“そば耳”を立てられたくなかったので、皆さんにお越し願いました」

マミ「そうか……。今、碧さんは魔女だから、魔女としての能力も使えるのね」

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まどか「それで、くれはちゃん。方法って……?」

くれは「私が研究中の術式を使えば、美樹さんのグリーフシードを、ソウルジェムに再錬成する事が出来るかも知れません」

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マミ「可能なの、そんな事が?」

くれは「理論上は、ね。もともと私が魔法少女になった最終目的の一つがそれですので。ただ……」

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ほむら「待って、くれは。そんな手段があったのに、まだ“彼女”を蘇らせていないって事は……」

くれは「はい。この術式は、まだ未完成です。成功の確率は半々。さらに、チャンスは一度きり。失敗すれば、二度と美樹さんを元に戻す事は出来ません」

まどか「そんな……」

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くれは「さらに、この魔法を行うためには、二つの物が必須となります。一つは、その魔法少女、もしくはその魔法少女が転じた魔女の魔力。もう一つは、その魔法少女のソウルジェムが変化した、“オリジナルの”グリーフシードです。さらに、未使用品でなければなりません」

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まどか「! それってつまり……」

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くれは「はい。美樹さんが変じたあの魔女を、一度は殺さなければなりません」

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マミ「…………」

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くれは「安心して下さい。あなた方に、そこまで背負わせようとは思いません。私が行ってきます。ですが……」

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くれは「どうするかは、あなた方が決めて下さい。彼女の友達である、あなた方が」

杏子「…………」

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くれは「私は殺せます。微塵の躊躇も無く、一片の後悔も無く鏖殺(おうさつ)出来ます。何故なら私は化物だからです。では、あなた方は?」

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くれは「銃は私が構えましょう。照準も私が定めましょう。弾(アモ)を弾倉(マガジン)に入れ、遊底(スライド)を引き、安全装置(セーフティ)も私が外しましょう。ですが」

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くれは「撃つのは貴方達の決意です。さあ、どうします。決断を」

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まどか「……くれはちゃん、お願いしていい?」

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杏子「まどか!?」

マミ「鹿目さん!?」

まどか「私、いつもみんなに守られてばかりで、何の力にもなれないのが嫌だった。でも、せめて、戦う力が無かったとしても、みんなと同じものを背負えるのなら、私は喜んで背負いたいの」

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まどか「それに、ほむらちゃんが記憶喪失になった時と同じ。例え1%でも可能性があるのなら、私はそれに賭けたい!」

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ほむら汐莉「…………」

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くれは「分かりました。それでは、後は私に任せておいて下さい。シェイクスピアいわく、『望みなしと思われる事も敢えて行えば、成ることしばしばあり』」

まどか「くれはちゃん……ごめんなさい。私が弱いから……」

くれは「何をおっしゃいます。あなたは強い人ですよ。少なくとも、心の強さではね」

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くれは「巴さんと佐倉さんは、美樹さんの肉体を維持しておいて下さい。帰るべき肉体が無くては、何にもなりませんから」

マミ「分かったわ」

杏子「頼んだぜ」

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汐莉「くれちゃん、ちょい待ちちょい待ち。あたしも行くわよ。前も言ったけど、ちょっとくらい頼りにして欲しいの~」

くれは「汐莉……」

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ほむら「私も行くわ。あなただけに、全てを背負わせたりはしない。それに……。私たち、“パートナー”でしょう?」

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くれは「暁美さん……。有難う御座います、二人とも」

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くれは「それでは、行きましょう」

ほむら「ええ」

汐莉「了解~」

~場面転換~

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くれは「美樹さん……。もう、貴方は休みなさい。次に起きた時は、きっといい目覚めを迎えられます。醒めない悪夢なんてありません」

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くれは「AMEN(エイメン)!」

チキッ!



~つづく~

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~次回予告~

ナツミ「しっかりした人は、気軽に『信じる』なんて言葉は使わない。『信じる』とはつまり、突き詰めて言えば、『分からないもの』に対して『勝手に決めつける』という事だからよ」


まどか「お帰りって言ってあげたい」

 という訳で、『店舗日誌』第61話をお送りしました。
 ここまでは概ね原作の流れに沿っていましたが、ここからはまた18話でマミさんが生存したように、違った感じになっていきます。

 それから劇中でくれはが述べていた「何故、その魔法少女の魔力や、オリジナルの未使用グリーフシードが必要なのか?」といった解説は、次回行う予定です。


 と言ったところで、今日はこの辺で。
 どうも。ではでは。
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 昨日のサイトのヒット数、何と十名様でした。

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 いつもの倍くらいです。
 自分で言うのも何ですが、「何があったぁぁぁぁぁっ
」って感じです(苦笑)。

 さて、サイトを更新しました。
 今日は『ホビー雑誌コーナー』です。

 記事の方は『店舗日誌』の続きでいきたいと思います。
 今回から、かなりハードです……って、前回もそうだった?

 とにもかくにも、スタート!

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ドガッ!

オーバーロード「ぐはっ!」

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オーバーロード「ひっ! か、顔はやめて……!」

さやか「…………」

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瀬利「それ位にしときな」

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さやか「……邪魔しないで」

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瀬利「……けっ、なんて目ぇしてやがる。いいぜ」

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瀬利「ウサ晴らししたいなら、付き合ってやるよ!」

キィィィィィィィィィッ!

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ギィン! ガキィィィン!

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ドガッ!

さやか「っ!」

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瀬利「おらあっ!」

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ギィィィィィン!

瀬利「!」

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ギギギギギ……

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ガキッ!

瀬利「!」

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ゴッ!

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瀬利「がっ……」

グラッ……

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ゴキャッ!

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瀬利「か……あ……」

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瀬利「あ……」

ドシャッ

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さやか「…………」

瀬利「どうした。殺りなよ」

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さやか「あんた、こんなに弱かったの? それとも、手を抜いたの……?」

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瀬利「さぁて、どっちだろうな……」

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クルッ

さやか「…………」

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瀬利「あたしにも分かんねぇよ。忌々しいぜ……」

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パァァァァァァッ……

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タッタッタッタッタッ……

マミ「築紫さん!?」

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マミ「しっかりして、築紫さん!」

瀬利「よう、姉御……。悪いな、さやかの奴、捕まえ損ねちまった……」

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マミ「……! その怪我、まさか……」

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瀬利「……アイツを責めねえでやってくれ。どんなに真っすぐな奴でも……何かに当たり散らしたい時ってのは、あるだろうからさ……」

マミ「分かったから! もう喋らないで!」

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瀬利「姉御……アイツを頼む」

マミ「分かったわ! 築紫さんは、ここを動かないで!」

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タッタッタッタッタッ……

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瀬利(あーあ。痛てぇな、畜生。あのバカ、マジでやりやがって……)

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ヴァ~~~ララ、ヴァラヴァラヴァラヴァラヴァ~~~ン♪

咲夜「ああしかし、全ては手遅れだったのです!」

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ヴァラヴァ~~~ヴァ~~~ヴァ~~~ヴァ~~~♪

咲夜「泳ぎ方を忘れてしまった人魚姫の行く末は……」

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ヴァラヴァラヴァラヴァララランランランランランラ♪
ヴァラララララ~ラララ♪

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杏子「やっと見つけた」

さやか「…………」

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杏子「アンタさ、いつまで強情張ってるわけ?」

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さやか「……悪いね、手間かけさせちゃって」

杏子「何だよ、らしくないじゃんかよ」

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さやか「別にもう、どうでも良くなっちゃったからね。結局あたしは一体なにが大切で、何を守ろうとしてたのか。もう何もかも訳分かんなくなっちゃった……」

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さやか「希望と絶望のバランスは差し引きゼロだって、いつだったかあんたが言ってたよね……。今ならそれ、良く分かるよ。確かにあたしは何人か救いもしたけどさ。だけどその分、心には怨みや妬みが溜まって。一番大切な友達さえ傷つけて……」

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杏子「……さやか、アンタまさか……」

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さやか「誰かの幸せを祈った分、他の誰かを呪わずにはいられない。あたし達魔法少女って……」

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さやか「そういう仕組みだったんだね……」

ぽろっ……

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さやか「あたしって、ほんとバカ」

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ドォォォォォォォォォン!

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杏子「さやかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

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ヴァララララン、ヴァララララン♪
ヴァラララララ、ヴァラララララ~~~ン……♪

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咲夜「誕生~~~っ! 人魚の魔女、オクタヴィア!」

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キュゥべえ「この国では成長途中の女性の事を少女って呼ぶんだろう?」

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キュゥべえ「だったらやがて魔女になる君たちの事は……魔法少女と呼ぶべきだよね」



~つづく~
 はい、今日は久々に『店舗日誌』の続きといきたいと思います。

 ちょっと時間的にも精神的にも余裕が無い日が続いていますが、『ファイクエII』の小説も早めにスタートしたいなぁ、とは考えています……

 なお、前回はコチラです。

 では、スタート!



スコルポノック「そうそう、そうやって素直に出せば……」



さやか「やめなよ……」



スコルポノック「ん? なんだガキ? お前には関係ねぇ、引っ込んで……」



ザシュッ!

スコルポノック「うぎゃあ!」

ライドプレイヤー「…………」



300X「結果は、反対12。賛成、14」



のぞみ「…………」



E2「さあ、決まりだ! 押そうぜ!」



セブン「オレたちは生きてる。向こうは押してないって事だ」



チッ、チッ、チッ、チッ……

~場面転換~



使い魔「カタッ……」

使い魔「カタッ?」



ナツミ「?」



ナツミ「あら、いらっしゃい。歓迎するわ」

マミ「起爆装置はどこ!?」



ナツミ「ふふっ……」



ナツミ「やれ」

使い魔「カタッ!」

使い魔「カターッ!」



マミ「くっ!」

バンッ! バン!

使い魔「カタカタッ!」



ガシッ!

使い魔「カターッ!」



ナツミ「はぁぁぁぁぁっ!」



ガキィィィィン!

マミ「!」



ギギギギギ……



チッ、チッ、チッ、チッ……



ソニック「誰も手は汚したくないってか。いいだろう、オレがやる」



ソニック「ブラッチャーは、悪の組織だ。オレ達が一緒に死ぬのは理不尽だ」



ソニック「…………」



ナツミ「そろそろケンカはやめましょう。“花火”を見逃したくないもの」



マミ「花火なんて見られないわ!」



ナツミ「見られるわ。そーれ『バーン』!」



ソニック「…………」



スッ……



ソニック「…………」



ナツミ「…………」



チッ、チッ、チッ、チッ……



マミ「何を証明したかったの? 結局、誰もが心の奥底は醜いと?」



マミ「貴方だけよ!」



ナツミ「…………。さすがにこれは予想外だったわ。宇宙人の心は、人間にはまだ理解しがたいものなのかしら。ねえ?」



ナツミ「まあいいわ、約束は守らないと」



ナツミ「世の中皮肉よね。ところで、このあと貴方がどうなるか予想できる?」



マミ「さあね。でも、貴方がどうなるかならね!」



バンッ!

ナツミ「!」



ガシッ!



ナツミ「あーっはははははははははははははははは!」



マミ「…………」

ヒュパッ!



グイッ!

ナツミ「!」



ナツミ「…………。貴方って人は……どうしても私を殺せないらしいわね。いかに私が手強くて、止められなくても……。モラルを捨てない。頑固なのね。どうやら本当に、持ってるらしい。”高潔な精神”とやらを。あなたに私は殺せない。まるで見当違いで、独りよがりの、下らない、正義感がジャマして」



ナツミ「そして、私もあなた達は殺せない。あなた達は殺すには、頭が痛くなるほど面白すぎる。どうやら私たちは、戦い続ける運命のようね」


マミ「あなたは警察行きよ!」

ナツミ「それじゃ、一緒に入る? この街じゃ頭のイカれた人間がどんどん増えてる。ベッドが足りないわ。相部屋にしなきゃ」



マミ「たった今、思い知ったはずよ! この街の人達は、正しい心を持っているって!」



ナツミ「それも、心が壊れるまでの話よ。みんなによく見てほしいわね。本当の、美樹さやかを。彼女はさすが”ヒーロー”だって思うわ。ふふっ……あの美樹さやかがあんな事になるなんて、“予想通り過ぎて”笑っちゃうわよね」



マミ「何をしたの!?」

ナツミ「正義のために戦うとか言っていた魔法少女に、私達の……レベルまで降りてきてもらった。簡単だったわ」



ナツミ「人の感情というのは、そう! 重力のようなもの。落としたければちょっと、押せばいい!」



マミ「くっ!」

ダッ!

ナツミ「ははははははは! あーっはははははははははははははははは!」



~つづく~



~次回予告~

くれは「もう、貴方は休みなさい。次に起きた時は、きっといい目覚めを迎えられます。醒めない悪夢なんてありません。『私は化物だからです』」


ナツミ「グッドイブニ~ング♪ 怨みの魔法少女・淵奈ナツミよ。どうやらこのブログが60,000hitしたみたいだけど、『店舗日誌』が半年も停滞してるってどういうことなのかしらね?」



ナツミ「取り敢えず、ヒカリアンステーションかシルバーの事務所のどっちかが花火になるまで暇だから、今日はちょっと私と雑談でもしない?」



ナツミ「もう知ってるとは思うけど、私が今やってる事って言うのは基本的に『ひま潰し』ね。前に退屈しのぎで、私が通ってた学校の私のクラスで、いじめっ子といじめられっ子の対立を煽って学級崩壊を起こした事があるんだけど、あれはなかなか楽しかったわ」



ナツミ「え、『人を騙したりその気にさせて破滅に向かわせるのは難しくないのか』ですって? 意外とそんな事って無いのよ」



ナツミ「騙しに限らず人を『動かす』には、その『欲求』を刺激するのが基本なの。例えばフューザーなら利益、青ショート(さやか)なら正義や理想、ワカメヘアー(仁美)なら恋心をエサにすれば釣れるわ」



ナツミ「誰かを助けたいといった良心から出る欲もまた、紛れもなく『欲』の一つ。結果を見誤れば他のあらゆる欲と同じく、人を狂わせ破滅させるの」



ナツミ「金銭欲も良心から出た欲も、等しく行動のための『原動力』で、それによってもたらされる結果は想いや感情に関係なく、物が高い所から低い所に落ちるように物理的にもたらされるわ。ここで騙されない為、間違えない為に必要なのは『“結果”を正確に想定し、判断する知識と知恵』なの」



ナツミ「逆を言うと、『結果』を正確に見据える事が出来ない人は、どんな聖人だろうと悪党だろうと簡単に騙され、道を誤るって事よ。特に『愚かな善人』は美しい目標を指し示して背中を押してやるだけで『良心に従って』(結果を考えずに)破滅に突っ込んでくれる」



ナツミ「しかも『良心』で動くから、自分の考えが最善だって、結果も検討せずに思いこんじゃうわけ。それはたちまち『主義』……つまり『結論依存症』になって、改善も出来ないの。救われないわね」



咲夜「む~ん。あと一時間で0時ですよ、ナツミさん」

ナツミ「あら、もうそんな時間? それじゃあ、そろそろ準備しましょうか」



咲夜「ところでさっきから何を一人で話してたんですか?」

ナツミ「パソコンの前の人達とお喋りをね……」

咲夜「メタな発言やめて下さいよ……



また次回。



END
 今日は2ヶ月と一週間ぶりに、『店舗日誌』で行きたいと思います。
 なお、前回はコチラ

 ……余談ですが、T2さんがいない間に投稿した『店舗日誌』本編はこれ
だけだったりします。
 では、さっそくスタート!



スター「シルバー様ぁ、やっぱりドアが開きません。閉じ込められちゃったみたいです~……」

ユーロ「シルバー様、これは一体……」

シルバー「…………」



ナツミ(はぁい、ヒカリアンとブラッチャーの皆さん、元気かしら?)

ファイター「! これは……」

ユーロ「頭の中に直接声が……」



ナツミ(今夜、みんなにある実験に参加してもらうわ。魔法科学者特製の魔法爆弾で、みんなを夜空高く“ドカン!”と打ち上げてあげる)



ナツミ(一人でも基地から脱出しようとしたら、全員が死ぬ。それぞれの基地に渡したのは、相手の基地の起爆装置よ)



ナツミ「夜中の十二時、二つとも爆破する」



ナツミ(でも先に相手の基地を吹き飛ばせば、残った方は助けてあげる。さて、どっちかしら? 地球を真っ黒けにしようとする宇宙人か、地球の未来を守る宇宙人か。自分たちで決めてちょうだい)



ナツミ(ああ、早く決めた方がいいわよ。相手が同じように躊躇うくらいの良心は無いかも知れないからね)



ドクター「駄目だ、解除できない! この爆弾には、科学とは違う別の力が仕込んであるようだ……!」

~場面転換~



ヴァ~~~~~ン♪

咲夜「む~ん。私の超魔科学で作った『マジックボム』。魔法と科学が融合したこの爆弾は、私にしか解除できません」



ナツミ「ふふっ、相変わらずいい仕事ぶりね」



咲夜「お褒め頂き感謝の極み」

ズパッ……



ナツミ「さあ、追い詰められた“正義の味方”と“悪の軍団”がどう動くのか、じっくりと見物させてもらうわよ」



300X「待て、落ち着くんだ」

ネックス「あんた一人の意見に従えってのか!? オイラ達全員で話し合うべきだろ!」

E2「オレ達が死ぬ事はねえ、あいつらは悪党どもだ!」



E3つばさ「グズグズしてると吹っ飛ばされるぜ!」

ブルーユーロ「多数決で決めよう!」



ウィンダッシュ「のぞみ、基地内の緊急電話に入電です。相手は……」

のぞみ「! ……シルバーエクスプレスだと!?」



ファイター「繋がりました。のぞみです」



シルバー「やあ、のぞみ。状況は分かっているな?」



のぞみ「何の用だ? まさか『頼むから爆弾のスイッチを押さないでくれ』とでも頼みたいのか?」

シルバー<面白い事を言う小僧だ。私はただ、“我々の立場”をお前に伝える為に連絡をしただけだ>



シルバー「結論から言おう。我々は爆弾を起爆するつもりは無い」

のぞみ<それは……>

シルバー「勘違いをするな。私は別にお前達を土星の辺りまで吹っ飛ばすことにためらいなどない。“テレビのリモコンを入れる位の”気軽さで、お前達を吹っ飛ばす事も出来る」



シルバー「“だがな”。私はあえてそうしない。あの小娘は、窮地に追い詰められた人間がどう動くかを見て楽しみたいのだろう。だが、そんな余興に付き合うのは“真っ平御免”だ」



シルバー<お前達はどうだ? 例え悪党でも、爆弾で命を奪うのは正義の流儀に反する。そう考えているのではないか?>

のぞみ「……そうだ。我々はお前達とは違う。正義の為に、相手の命まで奪わない。たとえそれが、自分達を追い詰めることであっても」



シルバー「……のぞみ。“私がこの世で我慢ならん事の一つは、偽善だ”。それは悪事よりもタチが悪い。相手だけではない、己自身すら欺く毒だ。バケツ一杯の香水をふりかけた生ゴミと同じ代物だ。匂いはバラの香りだが……生ゴミという事実は変わらない」



のぞみ「お前が何を言おうと、私たちは“私たちの正義”を曲げるつもりはない。それを破ってしまえば、“私たちの存在そのもの”が偽りになってしまうからだ」

シルバー<……ふっ。ふはははははは! この状況でそこまで言い切れるとは、全くもって大した奴だ! 私はお前のそういう所は気に入ってる>



シルバー<だがな、先刻も私は言ったはずだ、“偽善は己を欺く毒だと”。私はお前よりもはるかに深く、正義と言うものを知っている。お前が本当に“正義”からそう思っているのか、よく考えてみる事だ>

のぞみ「……お前はブラッチャーの大幹部だ。そのお前が、どうやって正義を語れる?」



シルバー「どうして“語れる?”その理由を知りたいか。今、お前と話している男は、その昔……“お前の隊長の親友だったからだよ”」

のぞみ<!>



シルバー「別に大した話ではない。我々(ヴィラン)には『元』が付く者も多い。それだけの話だ」



シルバー<だが……これで多少は説得力が増したろう。のぞみ。私が先刻言った事、忘れずに心に留めておけ。そこを履き違えると、それは“互いにとって悲劇に終わる”。それではな>

のぞみ「…………」



ファイター「……ヒカリアン達は、“思いとどまり”ますかね」

シルバー「心配性だな、ファイター。早く老けるぞ」

ファイター「私の役目ですよ、シルバー様」



シルバー「あの連中は“正義の味方”の矜持という物に異常なほど拘っている。私から見ても異常なくらいな」



ファイター「……あなたの読み通り、渡されたスイッチが『実は相手側でなく自分たちの方を吹っ飛ばす』可能性がある、という事に、奴らが気づくか……」



シルバー「さあな。私にもわからん」



シルバー「私が奴らに伝えたのはな、『あんなイモ娘よりも私と踊れ』。それだけだ」

ファイター「……しかし、それでは……」



シルバー「何がだ? 何十回、手札を見た所でカードの枚数は変わらん。少ない手札はこれで全部出し切った」



シルバー「その後のことなど知るか。収まる所に、全ては収まる」



ファイター「……ふっ、ははははは。シルバー様……いや、兄貴。一言、言わせてもらっていいですかね」



ファイター「かつてはオレ達の同族を数多く葬ってきた、ヒカリアン崩れのあんたを、大王陛下がどうして重用してるのか、オレはようやく理解しました。あんたはイカれてるが……肝っ玉はオレ達の中で“一番でかい”」



シルバー「乗せるなよ、ファイター。別に肝っ玉など持ってはおらん。“下らん事を下らんまま”楽しめる、そういう性分なだけだ」



シルバー「さて……テーブルの上にはカードはもうほとんど残っていない。伏せてあるカードには何があるのか、あとはそれを開いてみるだけだ」

~場面転換~



タッタッタッタッタ……

マミ(早く、美樹さんを見つけないと……)



ウエスト「マミちゃん!」

マミ「?」



マミ「ウエスト? どうしたの?」

ウエスト「大変なんだ! みんなが……」

~場面転換~



マミ「そんな……こんな時に」

ウエスト「どうしよう……」



?「ん、マミちゃんじゃねえか」

マミウエスト「?」



マミ「黒影さん!」

黒影「久しぶりだな。何やってんだ、こんな所で?」



マミ「黒影さん、私と同じ、見滝原中の生徒で、青いショートヘアの女の子を見かけませんでしたか!?」

黒影「う~ん、そういう子は見なかったけど……赤い髪の子なら見たぜ。丁度マミちゃんと同じくらいで、眼鏡かけてて、セーラー服の……」

マミ「! それはどこで!?」



黒影「『ロプラムビル』に入っていくところを見たぜ」



マミ(ロプラムビル……この辺りでは一番高いビルね。淵奈ナツミはそこに向かった……。でもどうして……?)



マミ(! そうか! ロプラムビルなら、ヒカリアンステーションも、シルバーエクスプレスの事務所も見下ろせる位置にある! という事は……)



マミ「急いでロプラムビルに向かわないと!」




~つづく~

 てな訳で、新展開となりました。

 実は最初、ナツミに爆弾を仕掛けられるのはサイバトロンとデストロンにしようかと思っていたのですが、TFは『クラウドディセプティコン編』で活躍したので、今回はヒカリアンとブラッチャーにしてみました。
 ちなみに「シルバーが元ヒカリアン」という設定は私の創作ではなくて、『超特急』時代のスタッフ設定です。本編で言及された事はありませんが……。

 あと、黒影が24話以来、久々に登場してますが、元々マミさんと黒影を絡めたのは、「初瀬ちゃんは『まど☆マギ』のマミさんみたいなポジションのはずだった」って話を聞いたからだったりします。

 と言ったところで、今日はこの辺で。
 どうも。ではでは。
 前回から4ヶ月以上間が空いてしまいましたが、今回は久々に『店舗日誌』の続きを行きたいと思います。
 前回はコチラです。

 次回はもっと早く投稿したいところです
『ファイクエ』の続きもありますし
 とにもかくにも、スタート!



マミ「そんな……美樹さん」

汐莉「やっだぁ、これってかなりマズイ状況じゃない?」



くれは「ともかく……今は一刻も早く、美樹さんを探しましょう。このままじゃあ、手遅れになってしまいます」

マミ「そうね……」



ほむら「…………」



くれは「暁美さん、彼女が鹿目さんを傷つけた事を許せないのは分かります。でも今は……」



ほむら「…………。分かってるわ。分かってる」

くれは「…………」



くれは(ほむらちゃん……)

~場面転換~



瀬利「ちっ……あいつ、どこに行きやがったんだ? 苛立たしいぜ……」



仁美「杏子さん!」

杏子「?」



杏子「あんた……仁美」

仁美「杏子さん、さやかさんを知りませんか!? さやかさんが、思いつめた顔でどこかへ行ってしまったと聞いて……」



ガッ!

仁美「!」



瀬利「何言ってやがる! てめえが! てめえのせいでさやかはなぁ……!」

仁美「…………!?」



杏子「瀬利、よしな」

瀬利「けどよ……!」

杏子「仁美を責めたって、なんにもならねえ」



瀬利「ちっ……」



仁美「あの……」

杏子「仁美、あんたは心配すんな。あいつはあたしらが連れ戻す」



杏子「行くぜ、瀬利」

瀬利「ちっ……。苛立たしいぜ!」



仁美「…………」

~場面転換~



カシィン! カシィン! カシィン! ソイヤ!
カボス・スパーキング!



チャッ!

アカサカ「ライトニング……」



アカサカ「バード!」

バシュゥッ!



ナツミ「…………」

スッ……



ズシュゥゥゥゥゥゥゥ……



ナツミ「はあっ!」

バシュゥゥゥゥゥッ!



アカサカ「ちっ!」

カシィン! カシィン! カシィン! ソイヤ!
カボス・スパーキング!



アカサカ「フェニックスウイング!」

ガキィィィィン!



アカサカ(……伊達にヴィラン連中にケンカを売っちゃいねえな。大した強さだ……)



ナツミ(ふむ……ちょっとした暇つぶしのつもりでつっついてみたけれど……これはとんだ火遊びになっちゃったかしら……)



アカサカ「どうした? 思った以上に苦戦してる、そんな顔だな」

ナツミ「そっちこそ、息が上がってるんじゃないの?」



アカサカ「さぁて、そいつはどうかな?」

チャッ……



ナツミ「! それは……!」



アカサカ「大サービスだ! ちょっとばかり、本気で遊んでやるよ!」

シュイン! ライムエナジー!
ヴァヴァヴァヴァヴァヴァヴァヴァ、ヴァヴァン♪



ロック・オン!
ソーダ!



ライムエナジーアームズ!
ヴァーン、ヴァラヴァーン♪ ヴァーン、ヴァーン♪



アカサカ「おらぁっ!」

ドガァッ!

ナツミ「くうっ!」



アカサカ「遊びが過ぎたみたいだな。さあて、お仕置きの時間だ」



ナツミ「…………」



アカサカ「小便は済ませたか? 神様にお祈りは? 部屋のスミでガタガタ震えて命乞いをする心の準備はOK?」



ナツミ「ふふふっ……」



アカサカ「何がおかしい?」



ナツミ「おかしいんじゃない、嬉しいのよ。こんな予想外な事、久しぶりだもの」



ナツミ「でも……残念だけど、そろそろ時間みたい。有難う。いい暇つぶしになったわ」



アカサカ「そう言われて『はいそうですか』って、大人しく帰してやると思ってんのか?」

キュィィィィ……



ナツミ「申し訳ないけど、私、門限は守るタイプなの」



ズガガガガガガガガッ!

アカサカ「!」



アカサカ「……ちっ」



アカサカ「逃げやがったか……」

~場面転換~



のぞみ「それでは博士、運行に行って参ります」

300X「ああ。安全運転で頼むぞ」



のぞみ「ん?」

つばさ「どうしたんだよ、のぞみ?」

のぞみ「扉が開かない……。ロックがかかっている?」

E4「マ?」



ウィンダッシュ「博士! いつの間にか、こんな荷物が……」

300X「?」



300X「なんだこれは……?」

ウィンダッシュ「何かのスイッチ……?」



~つづく~



~次回予告~

マミ「何を証明したかったの? 結局、誰もが心の奥底は醜いと? 貴方だけよ!」

ナツミ「『心が壊れるまでの話よ』」
 サイトを更新しました。
 今日は『画廊コーナー』に、先日ケフカさんとかぷちぃのさんから頂いたイラストを掲載させて頂いています。

 本文の方は、『店舗日誌』です。前回はコチラ

 では、さっそくスタート!



さやか「はあ、はあ、はあ、はあ……」



ナツミ「あらあら、随分つらそうね。可哀想に……」

さやか「!」



ナツミ「はぁい」



さやか「お前……っ!」

ナツミ「おっと、待って頂戴。私は別にあなたに危害を加えるつもりは無いわよ。それとも、あなたは武器も持っていない、無抵抗の人間に剣を向けたりするの? まさかそんな事はしないわよね。あなたは『正義の味方』だもの……」



さやか「今度は……一体なにを企んでるんだよ!?」



ナツミ「企む? 出鱈目にヴィランを襲撃してみたり、気まぐれでディセプティコンの手伝いをした私が? 何かを企むように見えるかしら?」



ナツミ「私っていうのは……自動車を追いかける犬と同じよ」



ナツミ「追いついた後の事なんか考えてない。私はただ、行動、するだけ」

さやか「…………」



ナツミ「という訳で……私はあなたを悪く思っていないし、恨まないでちょうだい。あなたのお友達の……仁美か。あれは確かに酷い人よ。あなたが精神的に疲弊してる時に、わざわざ宣戦布告したんだから。私から見ても冷酷よ」

さやか「お前、まさか……」



ナツミ「何が? 私は何もしていないわよ。彼女からお話は聞いたけどね。そう、“あくまで私は何もしていない”。私は本当の事を言ってる」



ナツミ「だから、もしあなたが……『あの時、彼女を助けなきゃ良かった』って思ったとしても、誰もあなたを責められない。あなたには、何の落ち度も無い」



スッ……

ナツミ「そう、“あなたは何も悪くない”」



ナツミ「悪いのは、“あなたにこんな思いをさせている人達よ”」



ナツミ「あなたはどう思う? この世界が、“本当に守るだけの価値があるもの”だって、心から思ってる?」

さやか「…………」



ナツミ「本当に、つまらない世界よね」



ナツミ「あなたのように正しい事をしようとする人は、必ず馬鹿を見るように出来ているのだから」



さやか「…………」



ナツミ「こんなつまらない事って無いわ。自嘲せずにいられない。だって私には分かるんですもの」



ナツミ「憎しみが連鎖する事。もう止まらない事」



ナツミ「この世界が、つまらない、人間の世界である限り」



さやか「…………」

~場面転換~



杏子「ちっ……。あのバカ!」

まどか「私が……さやかちゃんを余計に苦しめるような事を言ったから……」



瀬利「自分を責めんじゃねえよ、苛立たしいぜ。まどか、お前は姉御達に連絡してくれ。さやかの奴は、あたしらが捜す」



瀬利「行こうぜ、杏子」

杏子「ああ」



タッタッタッタッタ……

~場面転換~



仁美(さやかさん……今日、学校を休まれましたわ……。やっぱりショックだったんでしょうか……)



仁美(でも、約束は約束ですわ。私は上条君に……)



こなた「ねえかがみん」



こなた「さっきの子、よく石丸書店に来てた子だったよね? 確か……さやかとか言ってたっけ?」

かがみ「確か、そんな名前だったわね」

つかさ「でも……様子がおかしかったよね?」

みゆき「あんなに思いつめた顔をされて……どうしたのでしょう?」



仁美(さやかさん!?)

~場面転換~



アカサカ「これはまた、珍しいお客さんだな。こんな所に呼び出すなんて、商売の依頼かな?」



ナツミ「そうね。あなたにお願いしたい事があるの。あなたなら、善玉の組織にも、ヴィラン達にも顔が利くでしょう? だからね……」



アカサカ「……いい事を教えてやるよ。悪党にも理(ことわり)ってのはあるんだぜ、嬢ちゃん。こないだウチの従業員やお得意さんが殺されかけた。どう考えたってノー・プロブレムじゃねえ、そんな状況を作り出したのは、どこのどいつだ?」



ナツミ「忘れたわね。古い話を持ち出す人はもてないわよ」



アカサカ「知らんね。少なくとも手前よっかはメガトロンやシルバーの方が仁義を知ってる」



アカサカ「こっちの決めた条件なら、仕事を受けてやってもいい。話はこれでお仕舞だ」



ナツミ「おっと、待って頂戴。もう一つ、用事があるのよ」

アカサカ「?」



ナツミ「貴方に何かあれば、絶望してくれる魔法少女がいるんじゃない……?」



アカサカ「……はー。これじゃまるで、平成ライダーでよくある『一方こっちでも戦いが・・・』ってシチュエーションじゃねえか。まあ、いいや。お前さんにゃ、ウチの杏子ちゃんが世話になった礼をしたかったし、それに……」



アカサカ「『ケンカを売る時は相手を良く考えた方がいい』って事を教えてやるよ。餓・鬼

チキッ!
ガキョン! カボス!




~つづく~
 今回は数カ月ぶりに『店舗日誌』で行きます。
 例によって長い上に、現時点で今回分の画像しか用意できていないので、続きがまた当分開くとは思いますが……

 ちなみに前回はコチラ。前編後編です。

 では、『店舗日誌』第59話スタート! ちなみに前回まではガラケーでしたが、今回からスマホで画像を撮ったので、色々とバージョンアップしています(笑)。

 ……あ、それから今回は、冒頭からちょっとショッキングな場面があるかもです



キリギリスの魔女

魔女「ヒキヒキヒキーッ!」



さやか「たあああああああああっ!」



魔女「ヒキヒキーッ!」

使い魔「ゴッツンコ、ゴッツンコ……」



さやか「!」



使い魔「ゴッツンコ、ゴッツンコ……」

さやか「うわっ!」



まどか「さやかちゃん!」



使い魔「ゴッツンコ、ゴッツンコ……」



使い魔「!?」



さやか「だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

ズバァァァァァァァァァァァァン!

使い魔「ゴッ!」



魔女「ヒキヒキ!?」



さやか「でやぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

キュゥべえ(慣れてくれば完全に痛みを遮断する事も出来るよ)



キュゥべえ「もっともそれはそれで動きが鈍るからあまりお勧めはしないけど」



ザシャッ!

魔女「ヒギッ!?」

さやか「……あはははは……本当だぁ……」



さやか「その気になれば痛みなんて……完全に消しちゃえるんだぁ……」



ザンッ!

魔女「ヒッギィィィィィィィッ!」



さやか「あはははははははは……。これなら負ける気がしないわ」

ザシュッ! ザシャッ! ブシュッ!



まどか「やめて……。もう、やめて……」

~場面転換~



マミ「決めるわよ、七海さん!」

汐莉「オッケー!」



マミ「ティロ……」

汐莉「デュエット!」

ドゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!



魔女「!」



魔女「ゴバォォォォォォォォォォォォ!」

ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!



汐莉「やったね☆」

マミ「…………」



汐莉「どしたの、マミちゃん?」

マミ「おかしいと思わない? 一度に四か所も魔女の反応があるなんて。いくらこの街が、魔女が出やすい場所だと言っても、今までこんな事無かったわ」

汐莉「言われてみれば、確かに……」



マミ「まるで誰かが、魔女を簡易に作り出しているみたい……」

汐莉「まさか……」

~場面転換~



まどか「さやかちゃん……あんな戦い方無いよ……」

さやか「…………」

まどか「痛くないなんて嘘だよ。見てるだけで痛かったもん」



まどか「感じないから傷ついてもいいなんて、そんなの駄目だよ……」



さやか「……ああでもしなきゃ勝てないんだよ。あたし才能無いからさ」



まどか「あんなやり方で戦ってたら、勝てたとしてもさやかちゃんのためにならないよ……」

さやか「……あたしのためって何よ?」

まどか「えっ?」



さやか「こんな姿にされた後で、何があたしの為になるっていうの? 今のあたしはね、魔女を殺す、ただそれだけしか意味の無い石ころなのよ。死んだ身体を動かして、生きてるふりをしてるだけ。そんなあたしのために、誰が何をしてくれるって言うの?」



まどか「でも私は、どうすればさやかちゃんが幸せになれるかなって……」

さやか「だったらあんたが戦ってよ」

まどか「えっ?」



さやか「キュゥべえから聞いたわよ。あんた誰よりも才能あるんでしょ? あたしみたいな苦労しなくても、簡単に魔女をやっつけられるんでしょ!?」



さやか「あたしのために何かしようって言うんなら、まずあたしと同じ立場になってみなさいよ!」



さやか「無理でしょ? 当然だよね。ただの同情で、人間やめられるわけないもんね!」

スッ……

まどか「さやかちゃん……」



さやか「ついてこないで!」

まどか「……え……」



タッタッタッ……

さやか「……馬鹿だよあたし、なんて事言ってんのよ……!」



さやか「もう、救いようがないよ……!」

~場面転換~



ヴァララララ~~~ン♪



咲夜「む~ん。ナツミさんの読み通り、彼女達は別れて魔女退治に向かったようですね。まぁ……」



ヴァ~ン♪ ヴァ、ヴァ~ン♪



咲夜「そうでなければ、わざわざグリーフシードを四つも投入した甲斐も無いというものですが……」

~場面転換~



杏子「ふう、意外にてこずったな」

瀬利「意外と言やぁ、杏子。お前、魔法少女の真相を知った割に、あんまり堪えてなさそうだな?」



杏子「そりゃ気分は悪かったけどな。気にしたところでどうこうなるもんじゃねーし。むしろ事前に知る事が出来たと前向きに考えるべきだろ」



瀬利「……そう考えられねえのが、さやかって事か……」

杏子「…………」



まどか「杏子ちゃん、瀬利ちゃん……」

杏子瀬利「?」



杏子「まどか?」



瀬利「どうしたんだ? さやかの奴はどうしたんだよ?」

まどか「杏子ちゃん、瀬利ちゃん……。どうしよう……私、さやかちゃん、追いかけなきゃいけなかったのに……」



杏子瀬利「!?」



~つづく~
2017.09.16 千鬼絞め?


アカサカ「という訳でな……」



アカサカ「何でもこのブログ、今回の記事で1000記事目らしいぞ」

ハッピー「へぇ~、1000記事?」

サンクラ「やるじゃねえか」

ウエスト「あの飽きっぽい管理人がねぇ・……」



ブラック「納得いかん! 納得いかん!」

ハッピー「ブラックエクスプレス?」

ウエスト「のぞみ達も……」



ブラック「最近、オレ様達の出番が全然無いのだぞ! こんなの納得いかないのだ!」

つばさ「そうだ! 抗議してやる!」



ブラーボ「何言ってんのよ、アンタ達ヒカリアンは、次の『店舗日誌』でかなり目立ってんじゃないの! ワテクシが知らないとでも思ってんの!?」

のぞみ「ブ、ブラーボ、突然出て来て何を……」



ブラック「お前ら、よくも抜け駆けを……」

のぞみ「あ、いや、それはだな……」

つばさ「お、落ち着けよ、ブラックエクスプレス……」



ブラック「やかましい! 天誅なのだーっ!」

のぞみつばさ「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

ブラーボ「ふん、自業自得よ。大体『ヒカリアン』関係の話は、『店舗日誌』じゃ一番多いんだからね!」



ノックアウト「貴方などまだ良い方ですよ、ブラーボさん」

ナイトビート「あなたも、今の長編が終わったら、一話目立ってる話を用意してもらってると聞いていますが……。それに、その『ヒカリアン』関係の話の時は、あなたも大体出てるじゃないですか」

ブラーボ「あ、あ~ら。何の話かしらねぇ。おほほほほほ……」

イエロー「ボク達なんて、最近じゃ『情報雑誌コーナー』くらいしか出番が無いんだよ!」



クウガ「……それならまだマシな方だぞ」

ブレイド「オレ達なんてなぁ、その『情報雑誌コーナー』にすら、碌に出てないんだぞ」

イエロー「えーっと……どちら様?」




クウガ「クウガだクウガ! マイティライダーズHGリーダーの、仮面ライダークウガだ!」

イエロー「ああ、そうだった……」

アカサカ「管理人が、『ライダー関係の話は“仮面ライダーSD”っぽく考えなきゃいけないから大変』っつってたもんなぁ……」



クウガ「見ろ! 出番が無い内に、新しい仲間も増えたんだぞ!」

アカサカ「ゴーストにエグゼイドか……」

ブレイド「因みにドライブは管理人がフィギュアを持っていない」

アカサカ「難儀だなぁ……」



クウガ「とにかく、こうなったら無理やりにでも出番を作ってやる! エグゼイド!」

エグゼイド「オッケー! ノーコンティニューで、出番を増やすぜ!」

一同「意味わかんない!」



エグゼイド「ガルルルルルルルル!」

クウガ「うわ、バグった!」

アカサカ「逃げろーっ!」

くれは「……何だか収拾がつかなくなっちゃいましたね。でも結局、話を考えるのは、管理人さんなんですよね」

ほむら「最後の最後でさりげなく出番ねじ込んだわね、くれは……」



~おしまい~

 という訳で、今回で無事に1,000記事目を迎える事が出来ました。
 毎度毎度自己満足なブログではありますが、今後ともご贔屓願えればと思います。

 なお、今回の記事の写真はスマホで撮ってみましたが、如何だったでしょうか?

 といったところで、今日はこの辺で。
 どうも。ではでは。


ナツミ「ねえ、咲夜」

咲夜「はい?」



ナツミ「あなた、人の心を読むのは得意かしら? パンツ見えてるわよ



咲夜「や~ん、エッチ。む~ん? 私の能力は、そっちの方面には……」



ナツミ「そうじゃなくて。魔法とか関係なく、『“人が何を考えているのか”を察するのは得意?』って意味よ」



スタッ……

咲夜「む~ん。まぁ、人並みですかねぇ……」



ナツミ「羨ましいわね。私はね、昔から異様に人の心が読めるの。相手がどう動くか分かる。おかげですべてが予想の範疇、予定調和。それがどれほど退屈か分かるかしら?」



ナツミ「いい加減、飽き飽きしていたのよ。こんな頭の痛くなる世界に……」



咲夜「……『つまらないから』。それが、貴方が魔法少女になった理由ですか?」



ナツミ「そう。私の予想を超える出来事を一度くらい……。そんなささやかな願いを抱いていた時だったわ」



キュゥべえ「『退屈から解放されたい』。それが君の願いだったね」

ナツミ「あら白幕。いたの?」



キュゥべえ「ボクと契約して、君の願いはかなったんだろう?」

ナツミ「ええ。この間のディセプティコンの事件も、ほんの少しだけど私の予想を外れる結果になったわ。その事には感謝してる」



キュゥべえ「ボク達も君達には感謝してるよ。君達のおかげで、予定よりも早く魔女になった魔法少女は数知れないからね。おかげでボク達の仕事も、かなり順調に進んでるよ」



ナツミ「そう。それは良かったわね。ところで咲夜、ちょっと頼みごとがあるんだけれど」

咲夜「む~ん? 何ですか?」



ナツミ「作って欲しい物があるの。楽しい楽しい実験の道具をね。それにそろそろ、“彼女”に落とした一滴が動き出す頃合いだし……」

~場面転換~



さやか「な……なんの話をしてるのさ、仁美」



仁美「あなたは私の大切なお友達ですわ……。だから抜け駆けも横取りするような事もしたくないんですの」



仁美「私、明日の放課後に上条君に告白します。丸一日だけお待ちしますわ。さやかさんは後悔なさらないように決めて下さい」



仁美「上条君に気持ちを伝えるべきかどうか」

さやか「あ、あたしは……」



ペコリ



さやか「…………」

~場面転換~



さやか「…………」



さやか「……!」



さやか「まどか……」

まどか「さやかちゃん、魔女退治に行くんでしょう? ついて行っていいかな?」

さやか「あんた……何で……」



さやか「何でそんなに優しいかなぁ……。あたしにはそんな価値なんて無いのに……」

まどか「そんな……」



さやか「あたしね、今日、後悔しそうになっちゃった」



まどか「…………!」

さやか「あの時、仁美を助けなければって……」




さやか「ほんの一瞬だけ思っちゃった……。正義の味方失格だよ……。マミさんや、みんなに顔向けできない……」



まどか「さやかちゃん……!」

ぎゅっ



さやか「仁美に恭介を取られちゃうよ……でもあたし、何も出来ない……!」



さやか「だってあたしもう死んでるんだもん! ゾンビだもん!」



さやか「こんな身体で抱きしめてなんて言えない! キスしてなんて言えないよ……!」

~場面転換~



コォォォォォォォ……



ナツミ「堕ちて~、何処へ行くの、零れた紅い実は? 嗚呼~、手のひらをすり抜けてく~……♪」



ナツミ「ふふふ、予想通り過ぎて笑っちゃうわね。さあ、これからどれだけのサプライズが見られるか、期待してるわよ。せいぜいぐるぐる踊ってちょうだい」



ナツミ「『人魚姫・美樹さやか』、これより開幕でござ~い……」



ナツミ「ふふっ……」



ナツミ「あはははははははははははははははは!」



~つづく~



~次回予告~

まどか「どうしよう……私、さやかちゃん、追いかけなきゃいけなかったのに……」

ナツミ「『あなたは何も悪くない』」